ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

ハヤトウリが収穫期

2009-11-03 09:20:16 | 家庭菜園・庭・花 
今年、ひょんな事情から「ハヤトウリ」を初めて栽培することになった。
去年の今頃、近所のあるお婆ちゃんからハヤトウリの漬け物を頂いた。
その薄い塩味と「パリッ」とした食感とが何とも云えないものだった。
この野菜を知らなかった私は、特別な興味を示さざるを得なかった。
その時「おいしい」とか「私も作ろうかな」と、言ったような記憶がある。
今年の連休過ぎ、覚えていたお婆ちゃんが1個の種を持ってきてくれた。

早速、芽を出したばかりのハヤトウリの種を、果樹園の端に植え込んだ。
樹勢が強く蔓の伸びが良いと聞いていたので、畳2枚程の棚も造作した。
暫くは芽が地表上に伸びてこなかったが、6月になって茎を出してきた。
真夏頃になると、その茎は棚を覆いつくし 隣のリンゴの木に登り始めた。
いや~すごい。放っておくとリンゴの木の枝全体を覆ってしまいそうだ。
慌てて茎を途中から切り落とすことした。まだ花も実も付いていない。
9月中旬過ぎから、茎のあちこちに無数の花が咲き、実をつけ始めた。
大豊作の予感だ、9月末の台風で相当落ちたもののまだいっぱいある。

収穫を前に近所に食べてもらおうと話しをしたら、意外に人気がない。
見かけない野菜の割りに嫌われている。ニガウリの方がまだ良いという。
あげるというと「要らない」と言われる。どうも厄介な「困り者」のようだ。
10月中旬には初収穫。炒めもの、塩もみ、浅漬けなどで食べてみた。
去年の食感と同じで、特別に旨いと言うほどではないがそれなりの味だ。
樹勢が強くて栽培に困り、実が多すぎて処理に困る、そんな理由らしい。
それとも 「みんなは食べ方を知らないのだろうか」と、ひげ爺の独り言。
来年も栽培しようか 止めようかで悩む。ハヤトウリはやっぱり困り者だ。
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