本格的夏を迎え暑い日が続くので、高齢な「ひげ爺」は 自宅での自粛生活が多くなる。
足腰を含め体調は回復しつつも、日中の高温を考えて 安全第一の「老人生活」を選択。
一方 人も自然も動きの激しい季節、そこに意外な事「サマーサプライズ」が発生する。
7月7日に投開票した東京都知事選挙は、立候補者が 56人と過去最多で 掲示板や選挙
公報等も異例づくめで、行われた選挙手法も その結果も「サマーサプライズ」だった。
小池氏の三選は 予測されたが、二位になった石丸氏の選挙戦術と得票数は 予想を越え
るもので、得票数が三位に留まった連舫氏は その戦術や個性が問われることになった。
また日本の株式市場が高騰、11日に日経平均が42224.02で3か月ぶりに史上最
高値を更新、Topixは2929.17で34年半ぶり史上最高値となるサマーサプライズ。
米国の金利値下げを期待させる発言が、東京市場でも好感を得て幅広く買われたもの。
日本経済は雇用や賃金情勢が良好で、景気回復の足どりが確かなものと見られている。
そんな経済報道には好感が持てるも、年金生活の老齢なひげ爺には「関わりない話」。
ほかに秋に向けてサプライズが続きそう、米国では バイデン大統領が大統領選立候補
を辞退する動きがあり、中国では経済悪化がいつまで続くのか不安がくすぶっている。
ウクライナの戦況も大きく転換する可能性があり、関連してロシアの体制も動きそう。
国内政治には安定感がなく、岸田政権の低い支持率と政局がらみの総裁選が気になる。
『高齢夫婦の私は、安定した水平飛行のノンサプライズがいいのだが…』と、独り言。
季節は夏 夏休み/高校野球/夏祭り/パリ五輪、明るいサマーサプライズを期待したい。