畑こうじ情熱ブログ

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民主党は新人も発言し、それが尊重されます

2010年05月14日 11時33分38秒 | Weblog
 マニフェスト作成に向けての研究会の報告書が10日にマニフェスト企画委員会に提出されました。私は、成長・地域戦略研究会の事務局長補佐という役目をいただき、この研究会の役員会と総会に参加し、意見を何回も述べさせていただきましたし、意見書も数回出しました。
 私の意見は、総合的地域政策の柱を立てること。これまでの民主党の地域政策は、農業の戸別所得補償しかないという状況だったと思います。その他も高速道路無料化などのパーツはありましたが、総体としての理念がなかったことが問題でした。経済政策、国土政策、環境政策的観点からの総合的地域政策がなかったわけです。自然エネルギーの活用、一次産品の加工流通、観光、中小企業対策、商店街対策、都市戦略等が欠けていたわけです。これらをしっかり位置付けてほしいという意見を強く主張しました。
 さらには、総合的交通政策の柱を立てるべきという意見を出しました。高速無料化、地域の公共交通の支援の充実の必要性がありますが、これらは総合的交通政策の議論がないことで不十分な実施にとどまっているのが現状です。交通基本法の中で是非とも適正な交通体系の議論を行うべきです。
 また、公共事業については、目の敵にするだけでは生産的ではありません。予算が限られた時代であればこそ、透明かつ適正な手続で必要な新規投資と更新投資を行う体制をつくるべきです。不必要な事業をやめることは当然ですが、そのための基準と手続を明確化した上で行うべきです。八ッ場ダムの中止の迷走の本質はここにあると考えます。

 以上が私独自の意見の本質です。これらがいずれも取り上げられ、報告書の柱となりました。大変やりがいのあり、かつ、楽しい作業でした。この経験からしても民主党は、一年生にも自由に発言させ、その内容がまともならば取り入れてくれます。非常に政策について自由な議論をさせてくれる政党だと感じました。

 政策会議、議員政策研究会、各種勉強会等に多くの新人が参加し(参加メンバーの大部分が新人である会合も多いです)、がんがん発言しています。民主党はいい政党だとつくづく思います。