畑こうじ情熱ブログ

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みんなで考えよう、基地問題

2010年05月06日 20時45分41秒 | Weblog
 沖縄に行った鳩山総理、住民からの反応は厳しいものでした。
 今回の普天間問題についてはいろいろやり方はあったでしょうが、総理を批判しているだけでは、無責任ではないでしょうか。難しい三元連立方程式を解くような案件です。総理は真摯な思いであることはわかります。いろいろな知恵を出してみんなで支えようではありませんか。
 日米安保、基地の存在、それを認めるのが現実的な方策ですが、そうであれば、沖縄にのみ負担を押しつけるのではなく、みんなで分かち合うことを考えるべきです。それがいやなら、日本の安全保障について、自国だけで対応する道を選ぶのか。今回は、このような根源的な議論に一石を投じたのではないでしょうか。
 うちに基地は来てほしくない、という意見も沖縄の隣の県でもありましたね。そうであれば、彼らは沖縄に基地が集中している現状にどう答えるのでしょうか。
 ちなみに、私の選挙区では、基地を受け入れてもいいという意見の人が何人もいました。 私は、基地を受け入れる地域に相応の優遇措置を与えるべきだと思います。それは、従来のような地方公共団体への補助金ではありません。直接、住民のメリットになるような優遇措置であるべきです。それは、税金を思い切ってただにする、免税にすることしかありません。さらに、医療費負担、年金保険料負担をなしにしてもいいと思います。そのために、当該地域を総合特区とすべきです。これまでの特区は、規制緩和措置が中心でした。民主党の成長戦略のマニフェストの議論でも、大都市を特区にすべき、法人税を低減すべきとの議論はありますが、私は、基地特区こそ必要だと思います。基地を受け入れてもらうためには、かなりの危険と負担を背負う当該地域に相応の敬意を払い、メリットを講じなければならないと思うのです。