中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

(プラス情報)日本の有休取得率、世界最低の63%

2024年07月14日 | 情報
日本の有休取得率、世界最低の63% エクスペディア調査
2024年6月20日 日経

米旅行予約サイト大手のエクスペディアは20日、世界11カ国・地域の有給休暇に関する調査を発表した。
2023年の日本の有休取得率は63%にとどまり、4年ぶりに世界最下位となった。
ただ、休み不足だと感じている人の割合は低かった。
調査は3月26日〜4月3日に、世界11カ国・地域で働いている1万1580人を対象にインターネットで実施した。
定められた有休に対し、どれだけ取得したかを有休取得率とした。
日本の次に取得率が低いニュージーランドでも86%で、日本の低さが目立った。

日本の有休取得日数は平均12日だった。
最も多いのはフランスで29日。香港(28日)、ドイツ(27日)、英国(25日)が続いた。
香港では取得日数が支給日数(26日)を超えていた。
米国は11日だが、支給日数が12日のため取得率は高かった。

日本で有休を取得しない理由について聞くと、
「人手不足など仕事の都合上難しいため」が32%で最多だった。
「緊急時に取っておくため」(31%)、「忙しすぎて、休暇の計画を立てたり、行く暇がなかったため」(20%)が続いた。
日本は有休取得率が世界最下位にもかかわらず、休みが足りないと感じているわけではなさそうだ。
休み不足について日本の47%が「感じていない」と答えた。
最下位のドイツ(16%)の約3倍で、世界で最も高かった。
有休を取得する頻度について日本は32%が「毎月取得している」と答え、こちらも世界で最高だった。
エクスペディアは「休暇を定期的に短期間取ることで、休み不足を感じていないのかもしれない」と推測している。
直近の休暇でリフレッシュできたか聞いたところ、日本の56%が「リフレッシュできた」と回答した。
ニュージーランドと並び、11カ国・地域の中で最も高かった。
休暇の取得について、9割近い人が「メンタルヘルスや幸福のために重要である」と答えた。
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