中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

EAPに頼む前に

2012年12月12日 | 情報
当ブログでは、EAPについて何回も触れてきました。
今回も、問い合わせがありましたので、EAPへの関係について触れておきます。

EAPとは何か?等の基本的なことは、別稿に譲りますが、EAPがわが国のMH問題の解決に寄与してきた、
あるいは、寄与していることには何ら異論はありません。
「わが社には、MH問題に対応できる人員はいないし、知識もないので、EAPに頼りたい」という
企業・組織の経営層、人事労務担当がいます。尤もなことです。アウトソーシングは経営の重要な意思決定ですから。

しかし、ちょっと待ってください、と申し上げます。何も考えずに(失礼)、簡単に判断してよいのでしょうか?
MH問題は、幅広い領域にまたがる問題ですから、手に負えないと考えるのも当然でしょうが、
反対に考えれば、幅広い領域にまたがる問題ですから、何かしらは社内・組織内で出来ることがあるのではと
考えてみましょう。

MH問題解決の究極の目標は、社内における働く環境を良くすること、です。
「社内における働く環境を良くすること」を、外部の知識に委ねていいのでしょうか?
外部の知識に委ねて大丈夫でしょうか?外部の知識が解決してくれるでしょうか?

何をやらなければならないのか、ではなく、何ができるのか?からはじめてもよいのでは。

その場合、拙著「中小企業の『うつ病』対策」も、お手伝いします。

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