中小企業の「うつ病」対策ー人、資金、時間、情報に余裕がない

企業の労働安全衛生、特にメンタルヘルス問題に取り組んでいます。
拙著「中小企業のうつ病対策」をお読みください。

「部下に昼食10万円たかり」

2012年01月05日 | 情報
熊本市が行った懲戒処分についての新聞記事をご存知でしょう。
「直属の部下に対し、約2年5か月にわたって昼食をおごらせたり、
正座をさせたりするパワハラを続けたとして、上司2名が
懲戒処分された(読売新聞11.12.27)」事件です。
みなさんが、「なんで?」と思う事件でしょう。

しかし、この事件はレアケースでしょうかね。
そこまではいかなくても、類似するような事象は、
日常的にあることと推測できます。
そう思いませんか?
周囲の人は気が付ない、あるいは気づいていても何とかしようとしない、
トラブルは、あるいはトラブルのタネは、あらゆる場面で起きていることでしょう。

パワハラをした上司も、最初は、冗談あるいは、からかいかもしれません。
それが、だんだんエスカレートするのですね。

ですから、メンタルヘルス対策は、教育から始めなければなりません。
教育によって、「強く」意識させなければならないのです。
管理職は、どうあらねばならないかを。

部下は、上司を選ぶことができません。
コメント
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