熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:式部咲く

2021年03月04日 | わが庭の歳時記
   昨日、式部が一輪咲いたので書いたが、別な枝で何輪も咲いていたのに気づかなかった。
   式部は、外縁は深紅の一重だが、唐子咲で、唐子内が霜ふり状態となっていて、唐子の弁先が白覆輪で、紅色との複雑な色合いが美しい。
   この椿は、卜伴の実生だと言うのだが、元々、卜半は、蘂が花弁化していて殆ど雄蘂も雌蘂も消えてしまっているような花なので、結実するのは非常に稀で、万が一結実すれば、間違いなく雑種の可能性が高いので、自然の為せる技で、このような珍しい種類の椿が生まれるのであろう。
   わが庭にも、名椿には程遠いが、何本か実生苗が大きくなって、親株とは違った微妙な雰囲気の花を咲かせてくれてくれているので、楽しんでいる。
   この式部も、千葉の庭から移植したもので、もう、大分大株になっていて、門扉横の高台の花壇に植えてあるので、目立つ存在である。
   
   
   
   
   

   今、わが庭では、クリスマスローズが花盛りだが、もうすぐ、一気に入れ替わって、桜の頃には椿が咲き乱れる。
   バラの季節前まで咲き続ける。
   
   
   
   
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