アマゾンの㌻を叩いていて、脳科学者西 剛志の「80歳でも脳が老化しない人がやっていること」に行き当たった。
「試し読み」を開いて、目次を見たら、殆ど中身が推測できたので、感想を書くのだが、
要するに、何もしなければ、脳の老化、すなわち、老人脳になると言うことだが、脳の老化は、老人になってから起こるのではなく、脳のピークは機能によっては若年から起こっていると言うことである。
情報処理能力のピークは18才 人の名前を覚える力のピークは22才 集中力のピークは43才 と言った調子で、老年にとっての救いは、語彙力のピークは67才で、50才を越えても伸び続けているのである。
ピークを長く保てる人は、老人脳にならないために、脳の老化を緩やかにしたり(スローエイジング)、積極的に若返らせる工夫(ダウンエイジング)しており、そのピークを70代、80代にも伸ばせる。ことが可能だという。
脳を元気にして、人生を充実するのは大切な行為だと指摘して、真っ先に言及するのは、「歳を取ると睡眠が短くなるのも老化現象の一つ」として、睡眠の重要性を説いている。
睡眠時間の短い人は、脳のゴミであるアミロイドαが脳に蓄積しやすくなり、結局、アルツハイマー認知症の発症リスクが高くなる。この脳のゴミを貯めないために、良い睡眠が必要である。と言うのである。
睡眠時間は、10才毎に10分ずつ短くなるが、睡眠の質は変らないという。
良い睡眠を取るためには、①30分以内の昼寝をする ②いびきを改善する ③歯を大切にするなどと処方が記されていて興味深い。
さて、私の場合だが、この処方に対しては、昼寝はしないが書斎で本を読んだりTVやビデオを見ているときには時々居眠りをしており、いびきは横向きに寝て避けており、歯は8020運動をクリアーして80才を越えても25本以上の歯が健在である。
その他、日光を浴びるとか、寝る前にカフェインやアルコールを避けるのなどは普通だし、寝付きが悪いだけで不眠症には縁がない。
孫娘の幼稚園への送り迎えが必要だったときには、それなりに、早く朝起きが必要だったが、もう、それが終ったこの頃では、むしろ起床時間が遅くなり、何十年も深夜過ぎの就寝のリズムは同じだし、8時間を越すこともあって、睡眠時間の短さは解消している。
就寝途中に2回くらい小用に立つことがあって、途中で、嫌なことを思い出したりして眠れなくなることもあるが、何日も続くわけでもないので、寝不足という程にはならない。
もう、この歳まで、問題なく寝続けてきたのだがら、眠れないはずがないと高をくくっている。
さて、実際にこの本を読んでいないので、これ以上言及できないが、脳の能力のピークが、かなり、若年に達していることからすれば、老化現象の減速努力や回避に対しては、相当人生の早い段階から手を打っておかなければならないような気がしている。
私の知人友人の中で、認知症に罹っている人の多くは、現役引退前後の生活環境の変化に上手く適応できなかったような気がしている。それまでの職場人生に慣れきって、先のことなどを何も考えずに、同じ人生のリズムが続くものと何の疑問も抱かずに突っ走ってきたのであろう。
私自身は、傘寿を越えた今でも、大学や大学院時代の専門書を普通に読んでいて不自由はしていないし、このブログも、それなりに18年間続けていて、それ程程度は落ちていないと自負している。
何も変ったことをしてきたわけではないが、学生時代と変らずに、新しい本や難しい本にも挑戦して、何十年も同じペースで読書三昧に明け暮れてて来たことや、かなり自分勝手ながら、知りたい観たい聴きたいと思ったことども真善美を求めて趣味に生きてきたことなどが、頭の活性化に役だったのではないかという気はしている。
メガネは、遠中近と3つ使い分けてはいるが、目に故障がなかったのが幸いしている。
尤も、歳には勝てず、耳も目も少しずつ老化しつつある。頭は、まだ、持つであろうと期待しているのだが、いずれにしろ、老いとの闘いである。
今日も、阪神が勝った。
わが生まれ故郷西宮の誇りであり、阪神の快進撃は私の健康にとっても良いことである。
「試し読み」を開いて、目次を見たら、殆ど中身が推測できたので、感想を書くのだが、
要するに、何もしなければ、脳の老化、すなわち、老人脳になると言うことだが、脳の老化は、老人になってから起こるのではなく、脳のピークは機能によっては若年から起こっていると言うことである。
情報処理能力のピークは18才 人の名前を覚える力のピークは22才 集中力のピークは43才 と言った調子で、老年にとっての救いは、語彙力のピークは67才で、50才を越えても伸び続けているのである。
ピークを長く保てる人は、老人脳にならないために、脳の老化を緩やかにしたり(スローエイジング)、積極的に若返らせる工夫(ダウンエイジング)しており、そのピークを70代、80代にも伸ばせる。ことが可能だという。
脳を元気にして、人生を充実するのは大切な行為だと指摘して、真っ先に言及するのは、「歳を取ると睡眠が短くなるのも老化現象の一つ」として、睡眠の重要性を説いている。
睡眠時間の短い人は、脳のゴミであるアミロイドαが脳に蓄積しやすくなり、結局、アルツハイマー認知症の発症リスクが高くなる。この脳のゴミを貯めないために、良い睡眠が必要である。と言うのである。
睡眠時間は、10才毎に10分ずつ短くなるが、睡眠の質は変らないという。
良い睡眠を取るためには、①30分以内の昼寝をする ②いびきを改善する ③歯を大切にするなどと処方が記されていて興味深い。
さて、私の場合だが、この処方に対しては、昼寝はしないが書斎で本を読んだりTVやビデオを見ているときには時々居眠りをしており、いびきは横向きに寝て避けており、歯は8020運動をクリアーして80才を越えても25本以上の歯が健在である。
その他、日光を浴びるとか、寝る前にカフェインやアルコールを避けるのなどは普通だし、寝付きが悪いだけで不眠症には縁がない。
孫娘の幼稚園への送り迎えが必要だったときには、それなりに、早く朝起きが必要だったが、もう、それが終ったこの頃では、むしろ起床時間が遅くなり、何十年も深夜過ぎの就寝のリズムは同じだし、8時間を越すこともあって、睡眠時間の短さは解消している。
就寝途中に2回くらい小用に立つことがあって、途中で、嫌なことを思い出したりして眠れなくなることもあるが、何日も続くわけでもないので、寝不足という程にはならない。
もう、この歳まで、問題なく寝続けてきたのだがら、眠れないはずがないと高をくくっている。
さて、実際にこの本を読んでいないので、これ以上言及できないが、脳の能力のピークが、かなり、若年に達していることからすれば、老化現象の減速努力や回避に対しては、相当人生の早い段階から手を打っておかなければならないような気がしている。
私の知人友人の中で、認知症に罹っている人の多くは、現役引退前後の生活環境の変化に上手く適応できなかったような気がしている。それまでの職場人生に慣れきって、先のことなどを何も考えずに、同じ人生のリズムが続くものと何の疑問も抱かずに突っ走ってきたのであろう。
私自身は、傘寿を越えた今でも、大学や大学院時代の専門書を普通に読んでいて不自由はしていないし、このブログも、それなりに18年間続けていて、それ程程度は落ちていないと自負している。
何も変ったことをしてきたわけではないが、学生時代と変らずに、新しい本や難しい本にも挑戦して、何十年も同じペースで読書三昧に明け暮れてて来たことや、かなり自分勝手ながら、知りたい観たい聴きたいと思ったことども真善美を求めて趣味に生きてきたことなどが、頭の活性化に役だったのではないかという気はしている。
メガネは、遠中近と3つ使い分けてはいるが、目に故障がなかったのが幸いしている。
尤も、歳には勝てず、耳も目も少しずつ老化しつつある。頭は、まだ、持つであろうと期待しているのだが、いずれにしろ、老いとの闘いである。
今日も、阪神が勝った。
わが生まれ故郷西宮の誇りであり、阪神の快進撃は私の健康にとっても良いことである。