
金曜日の夜、NHK BShiで、サラ・ブライトマンが、ウィーンのシュテファン大聖堂で歌った「ワールド・ロック・ライブ」を放映した。
1時間20分弱の短いコンサートであったが、もう50に近くなって限りなく成熟した素晴らしい歌姫の感動的な歌声が、激しいビートの利いたオーケストラ・サウンドをバックに、神聖なゴシック様式の大聖堂内部に響きわたった。
縦横無尽に光り輝くレーザー光線のスポットライトを浴びて、時には祈るように、時には絶叫するように妖精のように軽やかに移動しながら歌うブライトマンは正に天使。
何度か訪れて、私が知っているシュテファン大聖堂は、殆ど薄暗くて僅かにロウソクの光に照らされた内陣の説教段の中央で行われる厳かなミサなのだが、この日は、ドラムの激しい咆哮に強いスポットライトが暗い堂内を横切り、レーザー光線が凄いスピードで走り回る、凄いロックコンサート会場に変わってしまったが、林立する柱や宗教画、柱や壁面の聖人像や厳かなシャンデリアなどが、奥深く荘重な雰囲気を醸し出していて、心なしか美しくて心地良かった。
確か、1991年12月5日に、ここ大聖堂で、モーツアルト没後200年記念ミサが行われて、ゲオルグ・ショルティがウィーン・フィルを振ってモーツアルトの「レクイエム」を演奏した筈である。
私は、ロンドンでBBCのTV放送を見ただけだが、あの時は、演奏会場を大聖堂に移したと言う感じで、荘厳かつ荘重な雰囲気そのもので、レクイエムとしては、コンサートホールよりもはるかにムードがあった。
ところで、ブライトマンだが、私は、オペラ座の怪人のCDを自動車のステレオにセットしていたので、随分、ブライトマンのクリスティーヌを聴いていたが、ロンドンに5年間も居て、随分、ウエストエンドなどのミュージカル劇場に通ったのだが、残念ながら、直接舞台を見たことがない。
帰る間際に、アスペクツ・オブ・ラブに出演していたので、チケットを手配しようとしたのだが、日程が合わず断念した。
ブライトマンは、オペラ座の怪人でスターダムに登ったミュージカル歌手だが、クラシックからポップスまでジャンルが広く、クラシカル・クロスオーバーと言う新ジャンルを開いたと言うことで、この時は、ビートの利いたロック調なので私には多少違和感があったが、しかし、実に感動的で楽しませてもらった。
尤も、私には、最後の、オペラ座の怪人、タイム・ツー・セイ・グッバイ、それに、アンコールのアベ・マリアが印象的であった。
ところで、私の手元にサラ・ブライトマンの1997年9月のロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートの模様を収録したDVDがある。
やはり、10年前だと随分若くて丸々太っていて可愛い感じであるが、元夫でキャッツやオペラ座の怪人などの作曲家であるアンドリュー・ロイド・ウエーバ-が途中で登場するなど面白い。
このロイヤル・アルバート・ホールであるが、何年かBBCのプロムスに通い詰めたのだが、ウィーン・フィルやベルリン・フィルの演奏会もここで聴いたし、それに、面白いのは、トップクラスのテニスの試合もここで見たし、ロンドン場所もここで楽しんだ気がする。
ところで、日本の大寺院の内陣でロックコンサートを演奏するなど夢の夢であろうが、この演奏会ほど派手な催しは少ないと思うが、結構、クラシック音楽の演奏会は開かれている。
私は、ロンドンのセント・ポール寺院で、クルト・マズアの指揮のベートーヴェンの交響曲第九番「合唱つき」を聴いたことがあるが、他の寺院でも、室内楽なども含めてクラシック演奏会をかなり聴く機会があった。
元々、オルガン演奏などを伴った宗教曲を演奏する儀式の場であるから当然なのだが、中々、荘重な感じがして良いものである。
座席が、説教を聴いたりお祈りをする場であるので、多少問題だが、2時間程度だと気にならない。
尤も、最も神聖な筈の宗教の本山で、どの程度の演奏会が許されるのか疑問だが、日本の神様も、ストリップの嬌声で、岩戸を開いてご覧になったと言うのであるから、それほど、神経質に考えない方が良いのかも知れない。
1時間20分弱の短いコンサートであったが、もう50に近くなって限りなく成熟した素晴らしい歌姫の感動的な歌声が、激しいビートの利いたオーケストラ・サウンドをバックに、神聖なゴシック様式の大聖堂内部に響きわたった。
縦横無尽に光り輝くレーザー光線のスポットライトを浴びて、時には祈るように、時には絶叫するように妖精のように軽やかに移動しながら歌うブライトマンは正に天使。
何度か訪れて、私が知っているシュテファン大聖堂は、殆ど薄暗くて僅かにロウソクの光に照らされた内陣の説教段の中央で行われる厳かなミサなのだが、この日は、ドラムの激しい咆哮に強いスポットライトが暗い堂内を横切り、レーザー光線が凄いスピードで走り回る、凄いロックコンサート会場に変わってしまったが、林立する柱や宗教画、柱や壁面の聖人像や厳かなシャンデリアなどが、奥深く荘重な雰囲気を醸し出していて、心なしか美しくて心地良かった。
確か、1991年12月5日に、ここ大聖堂で、モーツアルト没後200年記念ミサが行われて、ゲオルグ・ショルティがウィーン・フィルを振ってモーツアルトの「レクイエム」を演奏した筈である。
私は、ロンドンでBBCのTV放送を見ただけだが、あの時は、演奏会場を大聖堂に移したと言う感じで、荘厳かつ荘重な雰囲気そのもので、レクイエムとしては、コンサートホールよりもはるかにムードがあった。
ところで、ブライトマンだが、私は、オペラ座の怪人のCDを自動車のステレオにセットしていたので、随分、ブライトマンのクリスティーヌを聴いていたが、ロンドンに5年間も居て、随分、ウエストエンドなどのミュージカル劇場に通ったのだが、残念ながら、直接舞台を見たことがない。
帰る間際に、アスペクツ・オブ・ラブに出演していたので、チケットを手配しようとしたのだが、日程が合わず断念した。
ブライトマンは、オペラ座の怪人でスターダムに登ったミュージカル歌手だが、クラシックからポップスまでジャンルが広く、クラシカル・クロスオーバーと言う新ジャンルを開いたと言うことで、この時は、ビートの利いたロック調なので私には多少違和感があったが、しかし、実に感動的で楽しませてもらった。
尤も、私には、最後の、オペラ座の怪人、タイム・ツー・セイ・グッバイ、それに、アンコールのアベ・マリアが印象的であった。
ところで、私の手元にサラ・ブライトマンの1997年9月のロイヤル・アルバート・ホールでのコンサートの模様を収録したDVDがある。
やはり、10年前だと随分若くて丸々太っていて可愛い感じであるが、元夫でキャッツやオペラ座の怪人などの作曲家であるアンドリュー・ロイド・ウエーバ-が途中で登場するなど面白い。
このロイヤル・アルバート・ホールであるが、何年かBBCのプロムスに通い詰めたのだが、ウィーン・フィルやベルリン・フィルの演奏会もここで聴いたし、それに、面白いのは、トップクラスのテニスの試合もここで見たし、ロンドン場所もここで楽しんだ気がする。
ところで、日本の大寺院の内陣でロックコンサートを演奏するなど夢の夢であろうが、この演奏会ほど派手な催しは少ないと思うが、結構、クラシック音楽の演奏会は開かれている。
私は、ロンドンのセント・ポール寺院で、クルト・マズアの指揮のベートーヴェンの交響曲第九番「合唱つき」を聴いたことがあるが、他の寺院でも、室内楽なども含めてクラシック演奏会をかなり聴く機会があった。
元々、オルガン演奏などを伴った宗教曲を演奏する儀式の場であるから当然なのだが、中々、荘重な感じがして良いものである。
座席が、説教を聴いたりお祈りをする場であるので、多少問題だが、2時間程度だと気にならない。
尤も、最も神聖な筈の宗教の本山で、どの程度の演奏会が許されるのか疑問だが、日本の神様も、ストリップの嬌声で、岩戸を開いてご覧になったと言うのであるから、それほど、神経質に考えない方が良いのかも知れない。
上記での、サラ・ブライトマンのライブ
のドラムの方は、
何という名なんでしょうか?!
結構ファンです!