熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

ゴールデンウィーク:わが庭での憩いの日々

2015年05月02日 | 生活随想・趣味
   ゴールデンウィークに入ると、日本中は、民族移動ラッシュになる。
   若かりし頃には、計画を立てて、あっちこっちに出かけて行ったが、最近では、人ごみが億劫になって、殆ど動かなくなり、近くのレストランや公園などに行くくらいになってしまった。
   もう、関西の故郷も遠きにありて想うものになってしまったし、幸い、娘たちの家族も皆、この鎌倉に住んでいるので、その意味でも、どこかへ旅に出ると言う以外には、移動の必要もなくなった。

   先日も、福島の郡山に行く予定があるので、1泊でもして、どこかへ行こうと思ったのだが、ガイドブックに載っているようなところへは大体行っており、特に行きたいと思うところがなかった。
   海外旅行もそうだが、結構、あっちこっち歩いたし、歳の所為もあろうが、特に苦労して行くまでもないと言う思いが強くなって、移動には消極的になっているのも事実である。
   
   悠々自適といかないまでも、晴耕雨読の境涯に近づくと、どうしても、日常の生活環境が身近になってくるのだが、この季節は、五月晴れに恵まれると、涼風が心地よくて、静かな自然環境にどっぷりとつかる幸せは、また、格別である。
   この頃、書斎のパソコンを叩きながら過ごす時間に疲れると、庭に出て、ダージリンをすすりながら、本や雑誌を読むことが多くなった。
   鶯の囀りを楽しみながらの、ひと時も悪くはない。

   同じ鎌倉でも、鎌倉駅周辺から観光地は、大変な人出でごった返しており、すぐ近くの江の島方面も車が動けない程の人の波。
   朝、鎌倉の銭洗い弁天近くの佐助から車で出た長女夫妻が、市内の渋滞で帰れなくなってしまったと連絡してきた。
   ところが、この鎌倉山の麓の住宅街は、天と地との差ほど、静かで爽やかである。

   愈々、バラの季節で、少しずつ、咲き始めて来た。
   真っ赤な中輪の、この春に買ったイングリッシュ・ローズの「ダーシー・バッセル」。
   毎年、豪華絢爛と花開く、ピンクがかった赤紫色の「あおい」。
   園芸店で、色彩が面白かったので何の気なしに買って来たミニバラも、咲き続けている。
   
   
   

   アヤメなども咲き始めて、庭の花も、賑やかになってきた。
   それに、萌え出ずる新緑の鮮やかな若葉が、光り輝いていて美しい。
   皆さんが、楽しんでいるゴールデン・ウィークだが、どうも、今年も、このまま、自宅の庭で新緑の季節を楽しみながら、過ごすことになりそうである。
   
   
   
   
   
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