熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

わが庭・・・椿:越の吹雪咲く

2021年12月15日 | わが庭の歳時記
   葉に特色のある珍しい椿は、葉の先端が金魚の尾のように枝分かれしたような金魚葉椿がポピュラーだが、葉に吹雪が散ったような模様の白い斑入りの椿越の吹雪も特色があって面白い。
   花は、侘助椿のような形の抱え咲きの小輪で、やや濃紅のシックな花姿が魅力的である。
   興味深いのは、ユキツバキなのであろうか、花弁を葉っぱが覆った状態で咲くので、開花しても気づかずに見過ごすことが多く、その奥ゆかしさも魅力であり、
   千葉の庭で大切に育てていた小磯に似ていて、気に入っている。
   
   
   

   実生苗で、白い花が咲いたのだが、どの椿の種であったか記憶はない。
   実生苗は、虫媒花で他の椿からの花粉で受粉するので、親と違った花が咲くのは普通なのだが、何かの拍子で、先祖返りしたのかも知れない。
   昨年、ピンク加茂本阿弥の実生苗で白い花が咲いたので、これは、本来の加茂本阿弥に先祖返りしたものと思っているのだが、わが庭には白い椿がないので面白いと思っている。
   タマグリッターズと三河雲龍が咲き続けている。
   正月までに、どんな椿が咲き始めるのか、楽しみである。
   
   
   
   
コメント
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