は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

「事業仕分け」の後半日程が始まる。。

2009-11-25 11:08:53 | ニュースから考える

政府の行政刷新会議(議長・鳩山首相)は24日、東京・市ヶ谷の国立印刷局職員用体育館で、2010年度予算の概算要求から無駄を洗い出す「事業仕分け」の後半日程(4日間)の作業を始めた。
 政府開発援助(ODA)の無償資金協力(1571億5000万円)では、学校や病院建設などを支援する「ハコモノ」無償資金協力について、「予算の3分の1程度を削減すべきだ」と判定。環境、衛生など「ソフト」面での支援に転換するよう促した。
 このほか、農林水産省の森林整備支援5事業(99億9000万円)や防衛省の国際平和協力センター建設(27億9200万円)など計19事業を「廃止」「予算計上見送り」と判定した。「予算削減」や「事業見直し」も相次ぎ、少なくとも約726億円を削減した。 鳩山首相は24日、同体育館を訪れ、仕分け作業を視察した後、「新政権になって1年たっても間違いがないとは言えない。やる価値はある」と述べ、来年も仕分けを継続する意向を示した。 
(2009年11月24日21時04分 読売新聞)

3分の1などと控えめな数字にせず、ODAは総額で昨年の10分の1以下にすべきだ。。

戦後、日本が立ち直ることが出来たのは・・確かにアメリカをはじめ世界各国からの支援があったからは・・事実としてある。しかしその後日本は逆に十分過ぎるほどのODAで恩返しをして来た。。

今、ここで大幅に減らしたとて、外野から、とやかく非難される筋合いは一切ない。世の中変わったんなら、変わったなりの対応に改めるのは至極当然である。。

寂しきことながら、今の日本は自国のハエも追えない状況になってしまった。そんな時になお、見栄張って、よその国のハエを追ってる余裕はない。そんな金があるのなら、まず自国民に使う時である。今後のODAは、全てボランティア主導による金を掛けない人材支援を原理原則とすべきである。

その上で、まず自国経済をキチンと立て直し、再び他国への経済支援が出来るような体制を整えることが先決である。さもなくば「共倒れ」となり「虻蜂取らず」もいいとこである。そんなことでは、更なるODAを必要としている側に多大なデメリットを生じさせてしまう。そうした愚の骨頂だけは避けるべきだ。。

しかも「虻蜂取らず」というのは、その後に「鷹の餌食」という言葉が続く場合もある。そのことを教訓とすべきである。。

家族だって、一家の大黒柱が、病に陥って、家計がひっ迫して来ている時に、「なんで、もっとくれないんだ」・・と、せびる方が可笑しいというもの。そんな「ひねくれ」は、引っぱたくなり、ほっぽり出すなりすべきである。。

こういう時は、まず「お父さん早く元気になって下さいね」・・・と、みんなで一丸となって頑張る時である。その上で、治療に専念して頂き、再び元気になったら、またバリバリ働いてもらうというのが筋でなくてはならない。。

日本経済が、かってない状況まで追いやられているというのに、相も変わらずODAを世界にブリ撒く感覚が信じられない。。

国連の分担金もそうである。こういう事態を受けて、分担金も極限まで削ぎ落すべきである。なぜならば・・実質的に国連を牛耳っているのは一部の常任理事国であり、彼らにこそ大半を負担させて当然なのである。時々において、日本を都合のよいサイフ代わりにされたら・・溜まったもんではない。ここも大胆に見直し、その上で胡坐をかいて来た者に、目に物見せる必要がある。。

総じて言うならば、仕分け屋は、国防に関するものや、科学技術開発の為の予算は削るべきでなく、その分、他のものについては思いっきり減らせば良い。中でも繰り返しになるが、国連分担金やODAは、それこそ極限までそぎ落とずことが肝要中の肝要。。

それで四の五の言うものが出てくれば、国連の即時脱退も辞さずという強いメッセージを示す時である。大胆にやってもらいたい。。。\_(-_- 彡

 

 




最新の画像もっと見る