は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

ニッポン放送の皆さんは『以って瞑すべし』の心境か?

2005-03-23 21:44:36 | ニュースから考える
リスナーとしては、ニッポン放送の皆さんの見苦しい「振る舞い」を歓迎してません。
今の姿を見るにつけ「寂しい気持ち」になります。どうか「目を覚まして」下さい。
今回、ライブドアによるニッポン放送の株買収騒動は「敵対的M&A」という以外、内容的にもさして珍しい話題では有りません。対象がたまたま「メディア」で有った事と、一方が「堀江さん」だったが故。こんなに盛り上がる結果になっています。そうでなかったら記事にもされないでしょう?それが実態ですよ!
あなた方は、これまで他の企業合併劇(今回は合併話ではないが)に於いて。そこに勤める社員の気持ちを汲んでどれほどの報道をなさって来ましたか?
あなた方は、今回、当事者として大騒ぎされていますが世の中的には、ごく普通の景色です。それも皆さんは良く分かっておられるハズです。
そもそも企業が「合併する」時でも大抵はトップ同士で話をまとめられて、それこそ社員はスッパ抜かれた新聞発表で始めて知るなんて事は、普通でしょうに?その際、社員は勿論。そこの殆どの役員でさえ知らされず「超極秘裏」に進められ決定されるもんです。
もっと小さな会社なら新聞に出る事さえ無く、出社して初めて知るというケースでしょうに?それでも一般の企業の社員の方々は個々に色々な思いは有っても結果として、粛々とやっていますよ。まずメディアは自分等は例外的な?治外法権的な?発想から脱却して下さい。
(私は今のご都合主義の報道を見聞きするにつけメディアの公共性を信じません)
ニッポン放送の諸氏は自分達がフジへの踏み台にされている事への「悔しさ」や「憤り」を感じるんでしょうが。冷たいようですが「それも人生」。そう申し上げるほか有りません。
「将を射んと欲すればまず馬を」
古事の例え通りです。酷な様ですが、企業戦略ですからそう云うケースも有り得ます。
「会社員」に対し良く云われる言葉に、
・上司は部下を選べるが部下は上司を選べない。
・会社は社員の「辞める権利」を拒めない。
入社したら「好むと好まざると」に拘わらず、この掟が一生付いてまわる。
それが現実であり、まして「公開企業」に勤めている以上、仕方有りません。
フジやニッポン放送は「ライブドア」との提携に対し「まず???????.の結論有りき」の態度を改めて下さい。ホリエモンが「仲良くやりましょう」って言ってますよ!
「重箱の隅」を突っつく「粗探し」ばかりしないで、「毛嫌い」せず「前向き」に考えられたらどうですか。彼も人の子。鬼じゃ有りません。
食わず嫌いは損ですよ!リスナーとしては、皆さんに。そんなポジティブで潔い態度を期待します。皆さんは精一杯努力されました。後は『以って瞑すべし』の心境と思います。

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