は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

方向性は悪くないが。。。。。

2006-05-06 11:54:15 | ニュースから考える

5月29日から導入される農産物などに残留する農薬の規制を強化する「ポジティブリスト制度」が、各地の農家に波紋を広げている。新制度では栽培する作物に使う農薬以外も規制対象になるため、周辺農地で別の作物に散布した農薬が飛んできて付着し基準値を超えると、出荷停止などになる可能性があるためだ。農林水産省などが注意を呼びかけているが、導入が迫り、関係者は対応に追われている。農水省は「神経質になる必要はないが、農薬を散布する際はこれまで以上に注意が必要」として、特に収穫直前の飛散に注意することや、違う作物を栽培していても隣接する農家で同じ農薬を使用することなどを呼びかけている。パンフレットやホームページでの呼びかけに加え、農業関係者らを対象にした意見交換会を各地で行う。  (日本経済新聞社 NIKKEI NET 05/02 16:21)

『違う作物を栽培していても隣接する農家で同じ農薬を使用することなどを呼びかけている。』・・・・・ムムムム。んな事が出来ますか?あらゆる害虫や雑草に聞くオールマイティの農薬など有りはしない。逆に有ると云うなら?農水省も農家に対し「これがそうだ」と示す必要が有る。有るならね??。。。

ビニールハウス内で散布するなら?まだしも。野外なら?風も吹いてるだろうし、危なくて隣地との境は散布できない。しかも個々の症例によって何が有効か?農家は、みな農薬に神経を使いながらチョイスしているというのに。。。

そもそも農水省は、どの程度の実地テストをされた上で「結論付け」をされたのだろう?諸外国と日本は気候も風土も大きく違うだろうに?何となく?机上の空論で進めている様な気もしないではない。はてさて。農家が何処まで対応できるか?見ものである。。。。

 

 



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