チェルノブイリ原発事故があったウクライナのミコラ・クリニチ駐日大使が9日、政府の原子力災害現地対策本部(福島市)に田嶋要・本部長を訪ね、放射線測定器と線量計、計2000個を贈った。
福島県内の市町村に配布される。
クリニチ大使は「日本国民の役に立ててもらえれば幸い」とあいさつし、田嶋本部長は「しっかり活用させてもらい、県民、国民が安心できる対策をやっていきたい」と礼を述べた。
また、クリニチ大使は原発事故後のウクライナでの放射能対策などについて、「町中を水で洗い流し、住民は家を1日2回掃除していた。野菜の放射性物質抽出調査は今も続けている」と話し、「必要があればウクライナの専門家に説明させる機会を設ける」とした。
(2011年8月9日21時58分 読売新聞)
>ウクライナでの放射能対策などについて、「町中を水で洗い流し、住民は家を1日2回掃除していた。野菜の放射性物質抽出調査は今も続けている」・・・・ 原発事故後は、こういう地道な対処を根気よく続けて行くしかない・・・予想されていたことではあるが、・・・そういうことなんですよね。。(v_v)
福島よりも先に、世界に稀な経験をした国、・・・ウクライナ・・・
ミコラ大使の言葉からは、同じ経験を有するものだけが分かち合える特別なリアル感とともに、心温まる励ましとして、日本人の心に深く沁みわたるものがあった。。
こうしたウクライナの貴重な経験則は、先の見えない日本にとって、得難い資料となるに違いなく、ともすれば沈みがちになる日本人の心を温かく支えてくれるものとなろう。。
日本とウクライナは、これを機に、もっともっと友好を促進してもらいたい。。。