は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

ライブドアに強制捜査。

2006-01-22 15:30:00 | ニュースから考える

今朝の「報道2001」や「サンデープロジェクト」も、「ライブドア問題」にスポットを当て、何が原因だったのか?背景は何であったのか?など。様々な角度から検証する試みをされていた。。。

私としては、捜査の行方が、未だハッキリしていない段階で、マスコミ辞令的に、あれやこれや言うスタンスは基本的に「違うのではないか?」との思いはある。それでなくとも、マスコミはホリエモンを、これまで「タレント」の様に扱い、また利用し、「視聴率」を貪って来た経緯があるからだ。ホリエモンもそれを望んでいたフシもあるが、一たび特捜の「捜査のメス」が入ると見るや否や?一気に「手のひら」を反し、ホリエモンを「血祭り」に上げるマスコミの非情さは、決してホメられたものではない。何時もながらの「マスコミ・スタンス」ではあるが、テレビや紙面を見る者に、否が応でも「後味の悪さ」を抱かせるものとなっている。。。

しかも、それら「加熱報道」に触発されてか?マネックス証券が「ライブドア」の担保価値を突如として0にする発表を行った。いきなりの0ですからねえ。その唐突な決定が、更なる「株価」引き下げに向かい、その他銘柄の同時「株安」に繋がって行く原因を作った事は非難されるべきである。これは明らかに「フライング」であり「責め」られるべきものである。これもまた、形を変えた?投資家への「冒涜」と言えなくないか?。。。

それにしても本題である「ライブドア」であるが、検察の目論み通り『犯罪行為(風雪の流布や粉飾)』が事実とすれば?三菱自動車や、松下電器の「欠陥隠し」と同じく、これもまた許されざる「企業犯罪」として、厳しく糾弾されても仕方がない。。。

私的には「ライブドア」や「ホリエモン」は、これまでの閉塞感に満ちた株式市場を、一気に「活気」付けた立役者として、また国民に「夢と勇気を与えた」功績は大いに評価されるべきと思っている。それを「妬む」一部の者からは、「拝金主義者」扱いをされた事は、彼に取っても相当に不本意な事であったと窺がえる。それでなくとも「ホリエモン」は、これまで「株主」を大切にする発言を「ず~っと」取り続けて来ただけに、この度の事が真実で有るのなら「身から出たサビ」とは言え?彼の「無念さ」は想像に余りある。いったい何を間違えて?どこを踏み外してしまった為に起ったのか? しっかりと真相が究明される事を望みたい。。。

検察も、囁かれる他の同業「IT企業」への、「一罰百戒」効果を意図しての捜査なのか?違法ではないにしろ?安易に行われている「株式分割」や「M&A」に対する、無言の「警鐘」を鳴らす「効果」を狙っていた様なフシも受ける。。。

それにしてもホリエモンは、球団経営では「楽天」にさらわれ、ニッポン放送の時も土壇場で「SBI」の北尾氏に邪魔されて見たり、選挙の際にも、あと一息のところで亀井さんに負けてしまったりと、何やら昨年来の「負け癖」を、未だに引きずっておられる様に見える。 早く、元気なホリエモンに戻って、また頑張って頂きたい! ともかくも。暫くは捜査の行方を静かに見守るしかない。。。。



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