は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

社会主義化の進む日本?・・・

2009-06-24 23:05:37 | ニュースから考える

少子高齢化が進む中、子育てや介護をしながら働き続ける環境を整えるための改正育児・介護休業法が24日午前、参院本会議にて全会一致で可決、成立した。  改正は(1)3歳未満の子がいる労働者を対象とした短時間勤務制度の導入(2)男性の育児休業取得促進(3)介護のための短期休暇制度の創設-などが柱。3歳未満の子がいる労働者については、希望に応じた残業免除も企業に義務付ける。男性の育休促進では、両親とも育休を取得する場合、取得可能期間を現行の「子が1歳になるまで」から2カ月延長する。  また、休業取得を理由とした従業員の解雇などを防ぐため、法律に違反し是正勧告にも従わない企業を公表するほか、行政機関に虚偽報告した場合には20万円以下の過料とする。 【時事通信 jiji.com 2009年6月24日(水)12:03】

改正育児・介護休業法が参院本会議にて全会一致で可決、成立した。決して悪い話とまでは言わないが、企業に辛く当りすぎると、何時かその反動もあるという事を忘れてはいけない。。

つい先日も、政府は臨時閣議により、「骨太の方針2009」の中で、小泉内閣時代から継続してきた歳出抑制路線を大幅に見直しし、社会保障費の自然増2200億円を抑制するとした方針を、あっさり撤回したばかり。。

そればかりではない。先の総選挙で自民党が大勝した理由も忘れ、今になって、当時の郵政の民営化に反対してきた党内のグループから、民営化の見直しを画策する気配も見せている。このところ。求心力の低下が目立つ麻生内閣。その行状は、もうメチャクチャといっても過言ではないくらい混迷している。。

それもこれも、小泉政権直後に発足した安倍内閣において、内閣発足直後に、郵政民営化に造反した議員を、いきなり引きもどす暴挙に出たことが、そもそも間違いの始まりである。。

そうした無節操な姿勢が元となって、新たなるDNAを生み、その悪しきDNAは、後の二代の内閣に脈々と引き継がれ、その時々において、更に増長させる原因へと発展してゆくのである。。

そうしたなか。天下分け目となる総選挙まで、あと何カ月もないところまで来た現在、与野党各会派は、支持者らに対し、少しでも良い格好を見せようと?ポピュリズム的なバラマキ合戦に余念がない。。

竹中さんじゃないが、今の日本をみると?・・益々以て「社会主義化」へと向かっている懸念が感じられる。それも日本がアラブの国々みたいに、ジャブジャブと石油の湧きだす国なら?まだしもだが・・・

将来に向けた財源に、何の当てもなく、単なる有権者への受け狙いから、無節操なことを始めたら、いずれ国家の財政破綻は目に見えている。どうするつもりなんだろう。。

それで以て、やっぱり金が足らないからと・・後から増税したいなんて言うのでは「ふざけんな」と言いたくなる。そんな出鱈目な話には、金輪際、乗れない。。

それこそ、そんなレベルのことしか考えられない低能な国会議員は、正に「無駄飯ぐらい」も甚だしく、そんな議員なら今の半分でも多過ぎるくらいだ。今後、国・地方の各議員は、すべからく定数を半減すべきであり、取り分け利益誘導型の族議員などは、徹底的に根絶するくらいの覚悟を持たないといけない。。

次の総選挙には、有権者も、候補者が族議員かどうかを正しく見極め、もしも族議員と分かれば、例え一票たりとも投票すべきでなく、強い信念により、それらを軒並み落選させるべきである。。

財源は、取れるところから際限なく取れば良いという?・・社会主義的な発想では、この国は持たない。如何に辛くとも、社会福祉には何処かで一定の線を引かねば?この国の健全な発展はあり得ない。。

最近の傾向を見て、こんな事でいいのか?・・・ということが度々起きていて嘆かわしく感じられる。これじゃあ?・・かっての美濃部都政の反省が活きていない。まったく学習されていないことになる。この様なことでは、いずれ次の時代の国民に手ひどいしっぺ返しが来よう。。

昔から「一将、功なりて万骨枯る」という言葉があるが、一部のエエ格好主義の議員らの為に、国民の暮しが立ち行かなくなったら?・・もはや冗談では済まされない。。

そんな議員に投票した国民の馬鹿さ加減を・・営々と呪うしかないが・・・それだけじゃあ済まないことだってある。経験もない口先だけの候補者は特に危険である。次回の選挙は候補者の人物を、とことん良く見て、慎重に投票する姿勢が求められる。。。 
 

 

 


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