北海道月形町の月形刑務所は7日、30~60歳代の男性受刑者6人を傷害の疑いで逮捕し、札幌地検岩見沢支部に送検したと発表した。
発表によると、6人は9月15日午前10時35分頃、同刑務所の屋外運動場で、50歳代の男性受刑者に殴るなどの暴行を加え、 肋骨 ( ろっこつ ) 骨折などのけがを負わせた疑い。
7人は同じ工場で作業する顔見知りで、逮捕された受刑者らは「(被害者の)普段の言動に腹が立っていた」などと供述しているという。
同刑務所は、累犯者や暴力団組員らが収容されている刑務所。運動場には当時、受刑者約80人がいて、刑務官3人が監視していた。同刑務所の岩山淳総務部長 は「容疑者が複数いて、事件を詳細に把握するため逮捕が必要と判断した」と説明。「このような事案が発生し、残念で遺憾。受刑者の生活指導をさらに徹底 し、再発防止に努める」としている。 (2011年12月7日19時32分 読売新聞)
まぁ、刑務所の中も一つの村社会に違いなく・・・人が寄れば・・・トラブルが起きるのは自明の理。。
ましてや本件などは犯罪傾向の顕著な者が入るとされるB級刑務所。。
全国の名の有るクセ者どもが一堂に会する場所ともいえ、・・・もめ事が起きるのも無理からぬことと思える。。
ただ、今回のように逮捕者を出すほどの騒ぎは稀と思われるが、・・・いずれにせよ、管理する側のご苦労が偲ばれるというもの。。
そこで私からの提案なのだが、昔から「毒を以て毒を制す」などという言葉もあり、例え「好ましからざる」ものであっても、時に、それが「必要悪」となり得る場合もある・・・という点に注目してみたい。。
つまり、こうしたB級L級の受刑者を収容する施設では、特例として前時代にあった「牢名主」制度を復活させる案を検討すべきではなかろうか・・・というもの。。
まぁ、人により異論も多々お有りになるかも知れないが、私的には「案ずるより産むが易し」・・・案外うまく行くんではないか・・・と楽観してる。。
それでなくとも、刑務所の維持管理には、既に多大な経費が掛かっているとされ、それが、この国の財政圧迫を助長しているのも事実。。
それ故、将来的には否が応でも抜本的見直しは避けられない情勢であり、仮に「牢名主」という名前が嫌なら「牢屋部長」でも良く、ようするに牢屋内の秩序を一定の範囲ながら受刑者らに委ねて行くのも・・・一つの考え方ではないか・・・という提案。。
まぁ「郷に入っては郷に従え」ということもあり、その道の猛者たちを調教するには、その道に長けている者に任せるのも?・・・方法である。。
それ故、「牢名主」創設も、今後の施設改善の一つとして、挙げても良いのでは、・・・と感じている次第。。