2日午前10時半ごろ、奈良市東九条町で、男性2人が若い男にくわとかまで襲われ、頭や胸などに打撲や擦過傷など1~2週間の軽傷を負った。
男は自転車で逃走。奈良県警は同日午後、殺人未遂容疑で、近くに住む男(22)を逮捕した。 男は興奮状態で、言動に不可解な点があることから、県警は責任能力の有無について慎重に捜査している。
逮捕容疑は、無職野村昭夫さん(75)と農協職員沢井賢治さん(26)をかまなどで切り付けるなどして殺害しようとした疑い。 県警によると、沢井さんは野村さん宅に集金に訪れ、後ろからくわで殴られた。男はさらにかまで沢井さんと、制止に入った野村さんに切り付けて逃げたという。
かまとくわは野村さん宅近くの民家から持ち出されたとみられる。凶器は現場に捨てられ、金品の被害はなかった。 沢井さんは直前に市道で倒れた自転車を起こそうとしている男がいるのを目撃。野村さん宅の呼び鈴を押していると殴られ、2人は野村さん宅に逃げ込んだ。
男は野村さん宅から数百メートルの場所に両親と同居。聞き込みなどから浮上し、事件発生約3時間後、自宅にいたところを県警が任意同行を求めた。 野村さんの妻は「『僕何もしてないのに』という声や奇声が聞こえた。軽傷でよかった」と話した。
現場はJR奈良駅から南西約2キロの住宅地。近くの幼稚園では保護者に園児を車で迎えに来るよう伝えるなど、一時緊迫した雰囲気に包まれた。 (2009年10月2日19時45分 スポーツ報知)
突然、鍬とカマを持ち出して切りつける?・・・う~む。。
武具に、鍬とカマをチョイスするのは?・・稀にはあるが・・メジャーではない。。
当ブログでも取り上げたが、過去には2006年の6月19日に、青森県五所川原市のコンビニ「サークルK五所川原漆川店」に、鍬を持って押し入り、現金約23万円を奪って逃げるという事件があった。。
まっ、こうした金目的なら分かり易いが、・・・・
今回は、現場近くの方の証言として、容疑者が、『僕何もしてないのに・・・』などと、意味不明の奇声を上げていたとされるが、いったい何を考えていたのだろうか・・・・
かってな憶測をさせてもらえば、倒れた自転車を起こしていただけのところを目撃され、「(ただ起こしてただけなのに・・) 泥棒していると思われた」と勝手な妄想に走り、殺してやりたいほどの「逆上に至った」・・・というところではなかろうか?・・・
いずれにしても、定石では考えられないような?・・・およそ奇っ怪なる行動であり、マトモではない可能性が高い。。
どんな事件でもそうだが、やられ損だけは惨すぎる。それだけは有ってはならぬものである。如何なるものであろうとも、やった者に対しては、応分の制裁があってこそ、真の平等というものである。。
ただ今回は、幸いにして皆が軽傷で済んだことである。それだけは良かった。不幸中の幸いである。。