は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

鉄は熱いうちに打て。。。。

2006-05-02 14:39:39 | ニュースから考える

2日午前0時40分ごろ、群馬県伊勢崎市柴町の県道で、同県玉村町の男性会社員(22)の乗用車と大型トラックが正面衝突し、乗用車の男性と、同乗していた男女3人の計4人が死亡、大型トラックの男性運転手(58)もけがを負った。伊勢崎署で事故原因を調べている。調べによると、事故直前、同署員が同市内で不審な走り方をしていた乗用車を発見。赤信号で停車していた際に職務質問しようとしたところ、乗用車が急発進し、パトカーで追跡したが、途中で見失ったという。 (2006年5月2日8時1分 読売新聞)

私もブログでも、何度か書いているが、最近の「若いの」は、どう考えても?おかしいぞ!。。。

若者言葉にある「ヤベッ!」という感覚。。。この言葉が流行る背景とは?。。。

まずは「遵法精神の欠如」が上げられるだろう。だがそれ以前に、彼らが、就学中に「校内ルール」さえも無視?して、「好き勝手し放題」に生活して来た背景がある。その同じ感覚を「引っさげて」社会に解き放たれるものだから?こうなっちゃうんだろうな?。。。

彼らに取っては「捕まっても元々?だ」という感覚が前提にある。だから?まずは逃げる。逃げて、逃げて、逃げまくり、もし逃げおうせたら?それはメッケもの?という、まさに世の中を舐め切った感覚が染み付いている。昔から「兵法三十六計。逃げるにしかず」とは云うが?意味が違うだろ~!オイッ?。。。

彼らに共通しているのは?とにかく犯罪に対する「罪悪感」が希薄している事だ。そして命の軽視も甚だしい。。。

人の個性は15歳ぐらい迄に「ほぼ固まる」と言われている。中でも貴重な幼少時代に「甘やかされて」育つと?成長してからの「軌道修正」が実に難しくなる。俗に言う「三つ子の魂。百までも」だ。。。

日本は苦しい時代の裏返しか?親心として「我が子には楽をさせて上げたい?」という意識になりがちだ。だが、これが欧米となると逆で?小さい頃に厳しく社会の「ルール」を教え込むのが一般的とされる。指導に従わない時は、時として「鉄拳も辞さない」覚悟で、真剣に子供と向き合っている。その差が、大人になっての「社会意識」の差になって現われて来る。その為か?欧米の人達は、公共性とか?社会性とかの意識が、日本人より格段に高いですね。政治意識も強い。宗教性の違いも多分に影響しているかも知れないが、やはり「子育て」の仕方の違いも「見逃せない点」として押さえて置くべきだ。。。。

犬でさえ?甘やかして育てた場合、主従関係を忘れて?「飼い主を噛む」事がある。最近は、犬を散歩させる時でも、ある種。犬の意志を無視して、飼い主の行きたい方向へ、手綱を引き、自然のうちに己の立場を教え込む方法が、盛んに指導され始めた。人間を犬とを単純に混同するのも如何かと思うが?底流に流れる「考え方」には共通項が多い。。。

残念ながら、今は真剣に怒らない親が多過ぎる様に見える。そればかりか?足らざる部分を補完する学校の先生も、今は、時節柄か?体罰が出来ない環境になっている。PTAの在り方も見直す時期に来ていないか?議論の高まりを期待したい。これでは「熱血先生」もいなくなるのも道理である。教師をサラリーマン化させている背景には?PTAの「在り方」にも原因がある。。。。

尚、誤解の無い様に付け加えれば?私は、決して「暴力主義者」では有りませんし、何でも「暴力に頼る」などと言う極端な「考え方」には組みしません。念のため。。。

もっと親が「我が子」と真剣に向き合う姿勢こそが必要なのである。そして真剣に向き合えば?「今言わずして何時言う?」という様なシチュエーションには?体罰も辞さず「烈火のごとく」怒る姿勢が必要である。勿論、この姿勢は親だけでなく、「教職者」にも言える。しっかりして欲しい。「鉄は熱いうちに打て」を真剣に議論すべき時である。熱いうちに打ってないから?「ひ弱」なモヤシっ子が出来るのである。そして自らを棚に上げ?にして、思い通りにならないと?世の中のセイにしたり、こすっからく?逃げる勝手人間が増殖するのである。。。

そう考える時、例えば、妻が旦那の衣服を、自分や娘の衣服と「一緒に洗わない」などとする発想にも?原因の一端が無いか?と考えられる。少なくとも?カミサンが、亭主を「こ馬鹿」にしているうちは、子供が親を尊敬するハズもなく、そうやって甘やかした母親自身も、やがて子供から、手ひどい「しっぺ返し」を受けるのである。「ざまあねえ」醜態ではないか?。。。

鉄は熱いうちに打て!若者よ!問題から逃げるな!である。。。。。



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