は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

医薬の進歩。。。

2006-01-28 15:26:17 | ニュースから考える

米食品医薬品局(FDA)は27日、米医薬品大手ファイザーの吸入式インスリン「エクスベラ」の販売を認可した。欧州委員会も26日に認可済み。注射をせずに体内に入れられるインスリン製剤は世界初で、糖尿病患者の治療の選択肢を広げる手段となる。米国では今年半ばまでに販売が始まる見通しだ。エクスベラは遺伝子組み換え技術で製造されたヒトのインスリンの粉末。眼鏡ケース大の専用吸入器を使って口から吸い込む。効果が表れるのが早いため、即効型のインスリン注射の代わりになるが、作用が遅いタイプのインスリンも必要な患者は注射と併用になる。(産業経済新聞社 Sankei Web 01/28 10:51)

ウ~ム。ええものが出来た様ですね。高齢化の進む日本では、その予備軍を含めると、何と成人の6人に1人が糖尿病という恐るべき数字が有るという。言い換えればそれだけ巨大なマーケットが有るという事になる。。。

「糖尿病」患者は、食事によるカロリー管理。運動。インシュリン注射をしっかりと続ければ、健康人と同じ生活が出来る。糖尿病が怖いのは「合併症」と言われており、よく言われる「失明」や「足の切断」、「心筋梗塞」が有るとされ、侮ると「怖い病気」である。。。

少し前。小泉さんが見学されたという?痛くない注射を作った小さな会社が話題になりましたが、細い注射針は、注射のキライな子供さんに対して待ち望まれていた技術で有りました。しかし、この技術の登場を、本当に喜んでいたのは?むしろ毎日、何回も「インスリン」を注射せざるを得ない「糖尿病」患者達ではなかったのか?という気がします。。。

「糖尿病」は「旨いもの」を食って「飲む機会」が多い芸能人の方にも多い病気の様です。元「ラジオパーソナリティ」であり、現在ニュース番組のキャスターを務める「みのもんた」さんや「小倉智昭」さんなどは、番組の中でも自らを「糖尿病」と語られている。。。

そして今。その痛くない注射さえも不用にする?画期的な「吸引タイプ」の登場は、同じ悩みを持つ世界中の患者にとって、超BiGなニュースだと思います。正に朗報と言えるものではないか?。。。



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