は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

失われつつある家族間の「情愛」・・・

2010-02-10 19:45:15 | ニュースから考える
長野県警大町署は9日、窃盗容疑で8日に逮捕した男が、弟(20)の名前をかたっていたことがわかったため、男をいったん釈放して同容疑で逮捕しなおしたと発表した。
発表によると、男は白馬村、飲食店アルバイト渡辺海容疑者(23)。同署は8日夜、白馬村役場駐車場にとめてあった乗用車のタイヤ4本(計約6万円相 当)を盗んだとして、渡辺容疑者を緊急逮捕し発表したが、9日朝になって弟の名前や生年月日をかたっていたことが判明。本名記載の逮捕状を取った上で、渡 辺容疑者を署内で一度釈放し、同容疑で通常逮捕したという。 県警捜査3課は「身分を確認できる所持品がなかった。今後は気をつけたい」としている。 (2010年2月10日00時20分 読売新聞)


モラルハザードが言われ久しい。。

人に罪をおっ被せるなどして、自分だけはバックレようとする者が・・今も後を絶たない。。

要領を使ってズルく生きようとする者らが溢れ返っている・・・その極め付けが、政治家の「堕落」である。。

今日は、それは脇に置いといて「血縁」に絞って少し考えて見た。。

というのも・・・もともと「血縁」は血は水よりも濃きものとして、古くから「信頼の証」でもあったハズ。固い絆・信頼のブランドであった。。

それが急速に「揺らぎ始めている」・・・家族といえど、他人の始まりではある。親が死んだあと、財産争いで兄弟喧嘩に至る例は多い。。

世間には有りがちと言われりゃ・・それまでながら、最近は、親子間、兄弟間でも些細な口論から殺人に発展してしまう例が増えている。それらにも「揺らぎ始め」が感じられるのである。。

背景として・・家族間の「情愛」というものが、近年急速に変化し希薄化しているセイではなかろうか。これも核家族化がもたらした大きな弊害と見る。。

記事の容疑者も、兄貴という立場にありながら、平気で弟に罪をおっ被せたが、御免じゃ済まされぬ話だ。しかも直ぐにばれるレベルの話・・・世の中を舐めているのか、幼稚なのか?・・・信じがたい。。

記事の容疑者だが、歳は23才という。まだまだ学生気分の抜けていない超ボンクラ?であるが、。これに懲りて兄弟は仲良くやってもらいたい。裏切りは心に傷を残す。絶対に止めてもらいたい。。

それと、こうした取り違えを素早く見抜き、繰り返さないためにも・・課題となっている「国民総背番号制」は、一刻も急ぐべし!・・・と強く要望する。。。\_(-_- 彡





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