東京証券取引所の斉藤惇社長は17日の定例記者会見で、枝野官房長官が金融機関に東京電力向け融資の一部債権放棄を求める趣旨の発言をしたことについて、 「金融機関も株式会社なのだから、(債権放棄をしたら)次から貸さなくなるだけだ。そうなったら、国が貸すのか」と批判した。
その上で、枝野氏の発言は「どういう立場で言っているのか分からない。(東電は)株主が持っている会社で、政府が持っている会社ではない」と苦言を呈した。
斉藤氏は産業再生機構の社長として金融機関に債権放棄を要請した経験がある。金融機関の立場についても、「株主や関係者が納得する説明をしなければ(債権放棄は)できない。統制国家ではないのだから、(枝野氏は)周りとしっかり討議してから話すべきだ」と指摘した。
(2011年5月17日18時33分 読売新聞)
ごもっとも・・・仰る通り・・・
まぁ、普通に考えれば、・・・そういうことだ。。
なのに・・・些かも、そこに気を使わないのだから、びっくりする。。
民主党は、かって小沢氏の秘書が逮捕となるかどうかという時に、・・・法相の任にあった千葉景子氏が、検察に対し「指揮権発動も辞さず」と口走ったこともあった。。
そうかと思えば、秋篠宮ご夫妻に対し、「早く座れよ」とつぶやいた中井前国家公安委員長も話題になった。。
またそうかと思えば、自衛隊員の胸を掴み「俺を誰だと思っている」と恫喝した松崎議員の例もあったりと、この他、報道されている範囲を拾っても、こうした話は沢山出て来る。。
まぁ、何というべきか・・・下積みが長く、やっと手に入れた権力に酔いしれているのか、どうか分からんが、・・・
この党の方たちの発言や行動には、奢り高ぶりが随所に感じられ、「自分らが、どれ程にエライ存在だと思っておられるのか」・・・呆れるほどである。。
今回の枝野官房長官の発言にしても、いわば、そうした流れの延長にあるものと察せられるところ。。
何を言い出すか分からない「不気味さ」が、この党にはある。。
だもんだから、行きづまれば・・・「平成の徳政令さえも、やり兼ねない」・・・という「狂気じみた」ものが漂っていて、言い知れぬ不安を感じてしまうのである。。。(+_+。)