東京都町田市の都営アパートで起きた立てこもり発砲事件で、警視庁は発生から約15時間が経過した21日午前3時過ぎ、アパートに突入し、居住者の暴力団極東会系組員、竹下祐司容疑者(36)を銃刀法違反(所持)の現行犯で逮捕した。同容疑者は自ら頭部を撃ち、意識不明の状態で病院に搬送された。捜査員や住民にけがはなかった。 【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新:2007/04/21 10:06】
銃社会のアメリカは兎も角として、比較的規制の厳しいとされる日本にも、少しずつ「銃犯罪」の足音が聞こえ始めている。。。
暴力団の抗争には、昔から銃は付き物だった。彼らの間では銃のことを「チャカ」という。一たび抗争が勃発すると?相手が大きかろうが?なかろうが?彼らの論理には関係ない。意地と意地の張り合いである。ここで少しでも腰が引けるようなら?「ヤクザ」稼業は成り立たない。何処までもトコトン行くのが「掟」である。。。
それ故。一般的には「タマ」を取る前の段階として、チャカによる「カチコミ」が繰り返されることになる。最近は、どの組も、外人の「ヒットマン」を、使い捨ての「傭兵」としている様子が窺え、一般市民としては少し「怖い」感じも窺わせている。。。
ともあれ今回は、完璧なる「モノホン」の組員による発砲であった。しかし捜査員が踏み込んだ段階では、既に容疑者は自殺を図っていたとされる。ケガの程度は未だ伝えられていないが?銃で頭部を打ち抜いたとなれば?普通に考えても、ここ一両日がヤマと考えるのが相当だ。何とか「回復」を期待したいが、警察も、さぞや気を揉んでいることだろう。。。
ところで。テレビの報道番組を見ていたら?なんと?日本には既に五万丁以上の銃が持ち込まれているという。仮に暴力団組員の一人に付き一丁所持していると考えれば?その数は、更に何倍にも膨れ上がることになる。その意味でも?日本は立派な「潜在的銃社会」と言えそうだ。。。
だが日本は、幸いにして、銃の所持は「非合法」となっている。その意味では、今なら?まだ「間に合う」ものと考えられる。政府には、どうか。この機を逃さずに「刀狩り」ならぬ?平成の「銃狩り」を実施して頂きたいものである。。。。(~ヘ~;)