は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

万引きまで “ やらまいか ” 精神?・・・

2011-12-08 22:34:10 | ニュースから考える

静岡県監査委員は6日、定期監査の結果を発表し、県立磐田西高(河合豊校長、739人)で09、10年度に74人の生徒が万引きなどの非行に関わっていた と指摘した。監査委員が学校名を公表して再発防止を求めるのは初めてで、富永久雄・代表監査委員は取材に「校名の公表には委員の中で議論もあったが、内容 があまりに深刻。公表することで再発防止を求める必要があった」と異例の対応を説明した。 
毎日新聞社 毎日jp 2011年12月8日


ここは全生徒の10人に一人が万引き犯という恐るべき万引き多発高校。。

今回、校名の公表には異論も多々あったと見られるが、そうでもしなければ手に負えない・・・と言うとこまで追い詰められていた・・・と見る。。

私的には、そうした状態なら致し方なく、むしろ遅いと言いたいくらいであり、発表は妥当と理解している。。

それでなくても、静岡はセクハラ教師の多いことで有名になっており、県教の教育長などは「万策尽きた」と発してしまうくらい酷い状況らしい。。

そして今度は、局地的ながらも「万引き犯」の多い校名として、その名を全国に轟かせることとなる。。

まったく以て・・・「どうしょもねぇなぁ」・・・と言うしかないが・・・

兎も角も、静岡という県は、地図を見てもお分かりになる通り、東西に横に長い地形を特徴としている。それ故、東と西では県民の気質も大きく異なって来る。。

有名なとこでは『やらまいか(やろうじゃないか)』で知られるポジティブな遠州(静岡県西部エリア)気質。。

それに対して、どちらかと言えば、ネガティブ、もしくは慎重派という方が正しいかもしれないが、沼津や三島などを要する東部エリア。。

それらは商売をする上でも微妙に影響することがあり、プレゼンの際のアプローチにも細かなメンテをすべきである。。

もっとも最近は、他県からの出入りが激しい為、地域全体の気質として捉えるのは段々難しくなりつつあるが、地元に古くから住む方たちには根強くそうした傾向が見える。。

ちなみに遠州エリアというのは、昔から関東圏と関西圏のそれぞれの文化が、微妙に融合しあう地域だけに、当地の温暖な気候などとも相まって、独特のポジティブな気質を育んで来たものと見る。。

まっ、商売をしていれば、それらには直ぐ気付かされるし、また直ぐに慣れるものだが、そうした遠州独特の「やらまいか」気質が、まさか「万引き」にまで影響していようとは・・・

或いは、この学校ならではの特殊性なのかもしれないが、「やらまいか」気質が影響してないとも言い切れない。。

兎角、景気の悪さが目立つ日本だが、静岡も例外になく、比較的大企業が集中し、豊富な経済力を有して来た西部地区も、最近は不景気が深刻なのだと思う。。

背景には、そうした経済事情も影響しているのかもしれないが、そうでない高校が多くあることを考えれば、この学校も、生徒との対話を進める中で、良い意味での「やらまいか」を実践し、世の中に知らしめて欲しいモノである。。。


 

 

 

 

 


月形刑務所で騒動勃発。。

2011-12-08 13:14:23 | ニュースから考える

北海道月形町の月形刑務所は7日、30~60歳代の男性受刑者6人を傷害の疑いで逮捕し、札幌地検岩見沢支部に送検したと発表した。
発表によると、6人は9月15日午前10時35分頃、同刑務所の屋外運動場で、50歳代の男性受刑者に殴るなどの暴行を加え、 肋骨 ( ろっこつ ) 骨折などのけがを負わせた疑い。
7人は同じ工場で作業する顔見知りで、逮捕された受刑者らは「(被害者の)普段の言動に腹が立っていた」などと供述しているという。
同刑務所は、累犯者や暴力団組員らが収容されている刑務所。運動場には当時、受刑者約80人がいて、刑務官3人が監視していた。同刑務所の岩山淳総務部長 は「容疑者が複数いて、事件を詳細に把握するため逮捕が必要と判断した」と説明。「このような事案が発生し、残念で遺憾。受刑者の生活指導をさらに徹底 し、再発防止に努める」としている。 (2011年12月7日19時32分  読売新聞)


まぁ、刑務所の中も一つの村社会に違いなく・・・人が寄れば・・・トラブルが起きるのは自明の理。。

ましてや本件などは犯罪傾向の顕著な者が入るとされるB級刑務所。。

全国の名の有るクセ者どもが一堂に会する場所ともいえ、・・・もめ事が起きるのも無理からぬことと思える。。

ただ、今回のように逮捕者を出すほどの騒ぎは稀と思われるが、・・・いずれにせよ、管理する側のご苦労が偲ばれるというもの。。

そこで私からの提案なのだが、昔から「毒を以て毒を制す」などという言葉もあり、例え「好ましからざる」ものであっても、時に、それが「必要悪」となり得る場合もある・・・という点に注目してみたい。。

つまり、こうしたB級L級の受刑者を収容する施設では、特例として前時代にあった「牢名主」制度を復活させる案を検討すべきではなかろうか・・・というもの。。

まぁ、人により異論も多々お有りになるかも知れないが、私的には「案ずるより産むが易し」・・・案外うまく行くんではないか・・・と楽観してる。。

それでなくとも、刑務所の維持管理には、既に多大な経費が掛かっているとされ、それが、この国の財政圧迫を助長しているのも事実。。

それ故、将来的には否が応でも抜本的見直しは避けられない情勢であり、仮に「牢名主」という名前が嫌なら「牢屋部長」でも良く、ようするに牢屋内の秩序を一定の範囲ながら受刑者らに委ねて行くのも・・・一つの考え方ではないか・・・という提案。。

まぁ「郷に入っては郷に従え」ということもあり、その道の猛者たちを調教するには、その道に長けている者に任せるのも?・・・方法である。。

それ故、「牢名主」創設も、今後の施設改善の一つとして、挙げても良いのでは、・・・と感じている次第。。