は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

2011.山形「立石寺」の紅葉。。

2011-11-08 10:11:37 | マイライフ

先日、うちの奥さんを乗せて山形の立石寺に紅葉を見に出かけたという次第。。
この日の山形は朝からドンヨリとした曇り模様・・・
天気予報的には、山形は「晴れ時々曇り」となっておりましたが、行ってみると、かなり違っておりました。。
現地は朝から霧に包まれていまして、立石寺を下から見上げると・・・霧により全て「真っ白けっけ」でありまして、・・・まさに何にも見えないという「最悪の状況」で有りました。。
ゲゲッ!・・・やってもうた・・・
と思いつつ、めげずにエッサエッサと登って行ったところ、上から見た景色は、こんな感じでありました。。
(この日、山上の五大堂から見た景色・・・↓)

そこは、まるで雲の上にいるかのような?・・・幻想的な景色・・・まるで仙人にでもなったような気分に・・・
これはこれで、超ナイス・・・
滅多に見られない景色に、・・・いつしかウットリと・・・
そして、思わず・・・ラッキィ~~!・・・と唸ってしまったのであります。。

とまぁ、暫く眺めておりましたところ、徐々に雲が切れ始め、やがて辺りには陽射しまで射して来るではないですか・・・オイオイ・・・有り難や、有り難や・・・・ヽ(´ー`)ノ
薄暗かった霧が晴れ、徐々に明るくなるに従い、少しずつ見え出した景色は、まさに絶景でありました。。

やがて辺りが明るくなるにつれ・・・ゴアァ~~!・・・ごっつぅエエ感じやなぁ!・・・と、思わず関西調に口走りたくなる程の絶景に替わって来たのです。。
私も奥さんも、それまでの「メロウ」な気分が嘘のように、一転して「ハイ」に変わりました。。
思わず・・・やったゼイ!・・・てな気分であり・・・超ウレシイ!・・・の一言であります。。\(^O^)/

眼下に霧はまだ残ってますが、その切れ間から覗く麓の街並みと美しい紅葉のハーモニー・・・
『山寺』・・・なかなかのモンであります。。

その様子を写真に残そうと、多くの人たちがカメラを構えていました。。

ちなみに紅葉の名所を行くと、・・・黄色一辺倒とか、赤一辺倒とかの景色が多く見受けます。。
ですが、ここ立石寺は・・・黄色や赤、それに緑が程良く散らばっている・・・そんな印象の景色であり、見るからに安心感の持てる紅葉風景でありました。。

 

う~む・・・実にナイス!・・・
改めて『山寺』・・・ええんでないの~~!・・・遠くから来た甲斐がありました。。ヽ(´ー`)ノ

こちらは霧が晴れ始める頃に見た当山の景観であります。。
この時分は、まだ辺りにも白くモヤが掛かっていますね。この斜面の上部辺りに「天狗岩」と称される大岩がそびえているとされるのですが、残念ながら、ここからは見えません。。

3.11の震災時、ここ山寺も震度5弱という激しい揺れを感じたようでありました。。
ただ・・・幸いなことに、さしたる被害も出ずに済んだとか・・・これもお大師様のご加護あってのことでありましょう。良かったですねぇ。。
ちなみに、外からは窺い知れませんが、おそらく、この山一帯がそっくり一枚の岩盤で出来ているのかもしれません。だと考えれば・・・崩れる訳もありませんよねぇ。。(^。^;)/~

とまぁ、そんな事を考えつつ、更に奥へ奥へと登って行った訳でありますが、最上部に着きますと「大仏殿」と当山の「奥の院」が見えて参りました。。
日ごろの運動不足が祟って、情けなくもハァハァしてしまいます。。(+_+。)
立石寺というとこは、岩山の崖みたいなとこに作られたお寺ですから、登り降りの際に無理に急ぐと思わぬ怪我をすることもあり得ます。。
お年寄りも登って参りますので、急がずに、ゆっくりと景色を眺めながら登るのが、一番良いように感じました。。

そうこうしながら、一通り各お堂を見たりお参りしたりしました後、ゆっくりと下山した私たちであります。。
その頃になると、辺りは霧がスッカリ晴れて参りまして、麓からも山のお堂の様子がハッキリと見て取れるようになっておりました。。
この写真は下山してからのち、登ったお山を見上げているところであります。。
白く見える岩々に、お堂が点在していることを考えると、昔の建築技術の高さが改めて偲ばれて来るようでありまして、嬉しくなりましたねぇ。。

そう言えば、先ごろ報道陣に公開された「浅草のスカイツリー」でありますが、あれも奈良の法隆寺の五重の塔を参考にして、中ほどに「心柱」を用いた特殊な耐震構造にしてあるとか・・・
3.11の震災では「スカイツリー」がどうなってしまったのか・・・と、多くの人が気を揉む中で、一部の報道に、頼みの芯柱に亀裂が入った・・・との報道 も出るなどして混乱しましたが、その後、事実ではないとの訂正を求める声も有ったりして、最後まで、どっちがホントか良く分からず仕舞いだったようにも感 じられましたが、兎も角も大事には至らずに、「良かったなぁ」・・・と思ってるところであります。。

とまぁ、またも話が大きく脱線してしまいましたが、兎も角も、山形で素晴らしい紅葉に恵まれましたことは、当山のお大師様のご加護によるものと思われまして、まことに有り難きことと感謝申し上げております。。。