は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

トンボたちの目は覚めただろうか?・・・

2010-09-15 23:28:58 | ニュースから考える
海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突をきっかけに日中間の緊張が高まっ ている東シナ海の尖閣諸島周辺海域で15日、海上自衛隊P3C哨戒機の警戒監視活動 が報道陣に公開された。海自では1日1回、中国海軍の動向や、日本の領海に迫ろうとする漁船などを対象に監視を行っている。
この日は、海自那覇基地を出発した哨戒機2機が、約420キロ西方の尖閣諸島周辺で大型の商船を発見、低空飛行で船籍を確認するなどの活動を行った。好天で海は穏やかだったが、隊員らは終始、緊張した表情で海上に目を光らせていた。 (2010年9月15日21時07分 読売新聞)


私も、この種のことは、あえて騒ぎだてる意味もないことと感じていたため、この件は記事に書かないできた。。

無用に騒ぎだてすることは、かえって中国の思うつぼであり・・・バカの骨頂である。。

その一方で、頼りない政府を後ろ盾に持つ海上保安庁の職員たち。その心細さは定めし余りあるものを感じ、不憫に感じられるが、どうか気を強く持って頑張って頂きたいと思ってる。。

言うまでもないことだが、日本の権益を最前線で守る海上保安庁の安全は、日本政府が負っている。。

そんな彼らに対し、卑しくも孤立無援とすることの無いように・・・政府は万全を期して頂きたい。。

これで少しは分かったと思うが、理想と現実は違うのである。。

沖縄の大切さ、米国との安全保障条約の大切さ・・・これを機に民主党は、現実に即した考え方へと、舵を切ってもらいたい。。

それでも理解しない原理主義の「分からず屋」一派は、たとえ除名してでも建てなおすべきである。。。\_(-_- 彡





高齢の入院患者が相次いで肋骨(ろっこつ)を折った事件。。

2010-09-15 22:07:24 | ニュースから考える
兵庫県佐用町の佐用共立病院で、高齢の入院患者が相次いで肋骨(ろっこ つ)を折った事件で、元看護師羽室沙百理(さおり)被告(26)(公判中)が、男性 患者(当時80歳)の右目をボールペンで突くなどしてけがをさせたとして、県警捜査1課は15日、傷害容疑で神戸地検姫路支部に追送検し、捜査を終えた。 羽室被告はこれで患者7人(同75~99歳)に対する同容疑など計11件を立件された。発表では、羽室被告は2008年9月、入院中の男性の右目をボール ペンで突き、殴るなどして約1週間のけがを負わせた疑い。容疑を認め「職場の人間関係などでイライラし、はけ口として危害を加えた」と供述しているとい う。 (2010年9月15日16時21分 読売新聞)

そもそも、この事件が発覚し、最初にニュースとして報じられたのが、今年の4/30だった。当初は看護師が入院患者の肋骨を折ったとの疑いが持たれている・・・程度のニュースだった。。

隠ぺいしていた医療事故が、一部の職員の垂れこみにより暴かれたのか?・・・最初は私もそんな感覚で見ていたのだが・・・

それから三ヶ月半が経ち、徐々に調べが進むうちに、トンデモナイ事実が発覚した。。

なんと?その女は、複数の患者の肋骨を折り、挙句の果て、目は突くは・・・およそ信じられない行動の数々を繰り返していたことが判明する。。

まるで悪魔か何かにでも取り憑かれたかの所業・・・昔から「女は怖い」とはいわれて来たが・・これほど身震いさせる話も少ない。。

ちなみに「看護師」という呼び名・・・今でこそ違和感がなく受け入れられるようになったが、ホンの7~8年前までは「看護婦さん」と言われていた職業だった。男が一度は憧れる「白衣の天使」さまである。。

入院した経験を持つ方なら、その献身的姿勢に・・・誰もが胸を打ち、涙したことがあると思う。中にはそれが切っ掛けとなってロマンスに発展したケースもあったろう。。

そもそも入院すれば・・・患者は「まな板の鯉」・・・

お医者様と看護婦さんの「善意」を信じ、只管、全幅の信頼を寄せるのみ・・・となる。。

今回、ターゲットにされた方々は、皆、ご老人の方々だった。それこそ意思の疎通もままならない方もおられたに違いない。まさに弱者中の弱者といえる方々である。。

そうした方々ばかりを狙い・・・この女は裏でこんな酷いことをしてた・・・という訳だ。。

その数、なんと11件・・・それも分かったものだけ・・・全容は闇の中・・・

というのも、予想される患者の多くは、既に亡くなられており、調べようがないのである。。

だもんで、これ以上の余罪については、調べようもなく・・・残念ながら捜査もここで打ち切りとなった。。

それにしても、すごい山である。。

当初から噂としては、色々寄せられていた情報も・・・まさかここまでもと・・・予想した捜査員はいなかったのではなかろうか・・・

今年は、この他にも乳児の足を折る女も登場したり、育児放棄して二人の子を餓死させる例もあったり、その他にも類似事件は数多あった。。

今年の重大ニュースには、まだ早過ぎるが・・・まぁ、世の中、不景気続きで、益々仕事もハードになり、その割に給料も上がらず、益々ストレスがたまって行く中で、そこに追い打ちをかけるような職場の人間関係が悪化すると・・・

八方塞がりとなり、追い詰められるようにして、抑圧されたパワーが一気に理性のダムを決壊していったように感じられる。一たび決壊すると・・・それを抑え込むのは容易なことではない。。

だとしても、全ての人がブチ切れる訳でなく、・・・そのシワ寄せを「弱者」に向けるというのは?・・・道義的に見ても許されない。。

そうした職員の苦悩を、感じ取って来なかった職場の人間関係にも、私は一定の「問題あり」を感じるが、であっても、それで免罪符になる訳ではない。。

早く罪を償って出直してもらいたい・・・というのが私の願いだ。。。