イタリアのシチリア島で逮捕されたマフィアの大ボス、サルバトーレ・ロピッコロ容疑者（６５）の隠れ家から、組織の構成員が守るべき１０か条のおきてを記した紙が見つかった。いわく「友人の妻に興味を持つな」「酒場に行くな」「うそをつくな」。８日付イタリア各紙が伝えた。
同容疑者が発案し、組織に徹底を図ったとみられるが、マフィアの厳しいおきては口承の形で伝えられ文書化されないのが常識。あえて個条書きにした背景には、おきてを守らない最近の組織の緩みがあると捜査当局はみている。
興味深いのは、このほか「妻を敬え」「浮気した者は組織に入れない」の条項。「極道の妻」の重要さをうかがわせ、浮気相手から情報が漏れることにも神経を使う。
「酒場に行くな」は、酔って口が軽くなり情報を漏らすことを避けるため。ほかに「約束は絶対守れ」「たとえ妻が出産寸前でも、常時組織のために駆け付けられること」などがある。
ロピッコロ容疑者は残忍な性格で、昨年からシチリア・マフィアで最高の地位に就いた。(2007年11月9日18時57分 スポーツ報知）
「イタリア・マフィアの十か条の掟」？。。。
１．友人の妻に興味を持つな。
２．酒場に行くな。
３．うそをつくな。
４．妻を敬え。
５．浮気した者は組織に入れない。
６．約束は絶対守れ。
７．たとえ妻が出産寸前でも、常時組織のために駆け付けられること。
８．？？？
９．？？？
１０．？？？
「強い家族の絆」と「固い結束力」で知られるシチリアマフィア。。。
大ヒットした映画「ゴットファーザー」のシリーズは、当時、知られざる「シチリア・マフィア」の実態を世界に知らしめるものとなった。。。
そこに伝わる「十か条の掟」。。記事では７つしか載せられていないが、俗物の私としては続く８・９・１０が何なのか？なんとも興味がそそられる。。。ヘ(^^ヘ)
掟の内容を見る限り、ファミリーの根幹を揺るがし兼ねない「情報漏えい」に、相当な神経を使っている様子が窺える。。まっ。当然といえば？当然だろうが。。。
それと「妻が出産の前でも駆けつけろ」というのは、組織の「結束力」「動員力」の重要性を説いたものだろう。。。
「うそをつくな」「約束は絶対守れ」などは、言うに及ばず。互いの「信頼」の根幹を成すものである。。。
しかし、それでも尚、「ロピッコロ」容疑者は逮捕された。はたして対立組織の謀略によるものなのか？或いは内部から刺されたものか？定かではないが、捜査当局が指摘する通り、今回の逮捕劇は、組織の「タガ」が緩んでいる「証」とも取れるものである。。。
兎も角も、今後は「犯人探し」など、組織による厳しい「血の粛清」が予想される。暫くはシチリアからのニュースに目が離せない。ウ～ムである。。。(｀_´メ)
