北海道函館市の社会福祉法人共愛会が経営する「共愛会病院」(福島安義院長)で昨年12月、胃に栄養を注入するチューブを適切に挿入せず、同市の女性患者(当時87歳)が死亡していたことが28日、わかった。 (2007年2月28日12時21分 読売新聞)
年を取って、嚥下が悪くなり「経管栄養」に頼らざるを得ないお年よりが、今後、増えて行く流れは変わりそうにない。。。
一般的に食道が細くなっている87歳のお年寄りに、鼻や口から「チューブ」を刺すのは?かなりのテクニックを要するとされる。つまり間違って気道に入れてしまう確率が高いのだ。それ故「誤嚥性肺炎」を引き起こしてしまうという。。。
熟練の医師やナースでも事故は起きる。定められた確認をキチッとしていても?人だから勘違いも起こりうる。今回は行ったとされる「研修医」の「力不足」が直接の原因かも知れないが?と言って「経験」を積まねば?誰でも「半人前」のままである。やはり複数の「チェック」で、確認をする事が、事故を未然に防ぐ最大の「手立て」ではなかろうか。。。
それにしても、こうした事故報道が有るたびに、何時も感じられるのだが、胃に直接に穴を明けて栄養を送る「胃ろう」の方が、素人目にも?よほど安全と思われるのだが。。。果たして、どうなのよ??である。。。。(~ヘ~;)
27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は急伸。対ドルでは3日続伸となり、前日比2円65銭円高・ドル安の1ドル=117円90銭―118円ちょうどで取引を終えた。米経済指標が下振れしたことなどをきっかけに円買い・ドル売りが優勢になった。 【日本経済新聞社 NIKKEI NET 更新:2007/02/28 07:33】
120円台/$というのは、もともと今の日本経済の実力を反映していないと見られていたから、その意味では、ある種「正常」なる流れといえる。。。
先の日銀による「公定歩合」の利上げは、「円安」に対する世界的な批判が集まっている折でもあり、仕方がないとは言え?もう少し先でも良かったのではなかろうか?という思いは残る。とは言え、もともと先の「利上げ」発表の見送りは?政府への「配慮」と見られていたから、何れ遠からず正式に「利上げ」発表がなされるで有ろうことは想像できた。それ故。「利上げ」に対する「サプライズ感」は、まったくと言って良いほど感じられない。。。
それは兎も角として、今回の「世界同時株安」傾向は、もともと別なる側面から始まったとされる。それと並行し始めた「円高」も、先の日銀の「利上げ」とは別なる視点から、引いて捉えた方が良さそうに見える。。。
いずれにしても?今日は何処までの「動き」が有るか?落ち着きを装いながら?ハラハラ。ドキドキで見守るしかない。。。。