Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

矢田山 遊びの森 其の2

2012-12-21 | 風景

 中央の芝生広場を取り巻く尾根筋の外周道路を外れて、落ち葉に覆われた山道を少し下ると東明寺に至ります。 東明寺は、693年、日本書紀の編纂に携わった「舎人親王」が開基したと伝わるお寺で、矢田丘陵の中腹に建てられた隠れ里のような山岳寺院です。 傾斜のきつい山腹につけられた石段の道や、朽ちかけた土塀が、いかにも奈良らしく古刹の趣があり、心落ち着く場所ですね。
 ところで話は変わりますが、D800はライブヴュー撮影が可能で、ミラーアップ状態で液晶モニターを見ながら、部分拡大でより精度の高いピント合わせが可能ですが、全てをこのライブヴューで撮影していますと、当たり前ですがバッテリーの消耗はかなり激しいですね。 冬場のこともありますが、満タンのバッテリーが100枚余りで4分の1程まで消耗してしまいます。 液晶モニターを使わずにファインダーのみで撮影していれば結構撮れるんでしょうが、これは少し余分に予備バッテリーを持つていたほうがよさそうです。 記録容量もさることながら、これまでと違った対応が必要ですね。 
(12.12.16 撮影)




本坊の山門。 こちらも結構傷んでいましたが、奥の本坊ではまだまだお若い住職さんが生活されているようでした。




もう半分ほど瓦が無くなっているんですね。 一見すると廃寺(住職さんすみません)のようですが、かえって奈良らしいんでしょうか。




本坊を取り巻く土塀もこんな感じです。




かなり歴史的に古い山門の向こうに本堂が見えます。 山門への古い石段の道も少し残っています。




外周道路からの下り道、位置的には本陣のあった追分から東明寺へ至る道だったんでしょうか。
こちらも苔むした古い石の道標がありました。




こちらが下ってきた道。 登りはいいんですが、下りは滑りやすくてかなり神経を使います。




外周道路に戻って峠池のところまで下りてきました。




谷筋に開かれた芝生広場が左右二つあるんですが、こちらは右側の芝生広場。
冬場は訪れる方も少なく、少し静かですね。




センター施設の子供交流館。 様々な里山の自然の情報館や交流スペース。
野外料理体験や炭焼き体験、椎茸栽培などが体験できるようになっています。