Photo and Occasional Thoughts

アウトドアが好きで写真が好きで 時々想ったことをお伝えできればと思います。

上海紀行 その4

2010-08-02 | 旅行
        豫園へのロータリーにて、右 豫園商厦、左 上海老飯店。

 3日目の朝は少しゆっくりとしてから、迎えに来た娘と孫2号のタクシーに便乗して上海の中心部に近い豫園に出かけました。 豫園(ユーユエン)は上海の中でも最も中国的な所で、江南古典庭園の名園と称されています。 1559年に明代の役人潘允瑞が父親のために19年かけて造営した私庭が始まりといわれています。
 ところで、豫園は当初24日の土曜日に訪問する予定でしたが、上海万博の影響でかなりの混雑が予想されましたので、変更してこの日に訪問しました。 それでもかなりの人出で、中国の方が圧倒的に多いんですが、アメリカやヨーロッパの人、日本人にアジア人と各国からの観光客で溢れています。 昔ながらの園庭の回遊路もひっきりなしに人が行きかい心斎橋や戎橋の商店街を往くようです。 入園には大人30元、孫2号は10元の入園料が必要で、入園前に屋台でよく冷えたサントリーのお茶を購入してから入りましたが、かなりの暑さです。 日陰でこまめに休み、冷たいお茶や水を飲みながらでないとうだりそうです。 豫園商城で何か買い物をと思いましたが、あまりの人出で早々に退散、予約をしていてくれた県泰豊で小籠包をいただきました。  食後ハーゲンダッツでアイスクリームでもと思いましたが、皆さんあまりの暑さで席が空く様子もなく、あきらめてタクシーに乗ってマンションに引き揚げました。
(10.07.23 撮影)



豫園商城のお土産物屋さん。まだこの時間は良かったんですが、帰る頃はすごい人出でした。



豫園への入り口正面の湖心亭。本場の蓮の花が咲いていました。




九曲橋は観光客で一杯です。




入園してすぐ正面にある三穂堂。




甕型のくり抜き門が中国的ですね。




もうどの辺りだったか判らなくなっていますが、漸入佳境でしょうか、こんな風景が次から次に現れます。




両宣軒だったかと思いますが、屋根のひさしの反り返りが実に中国的ですね。 
確か魔除けの意味があったと聞いていますが…。




さまざまな石畳の回廊が続きます。 人がいなくなる瞬間を待つのにかなりの時間がかかりました。




瓦屋根越しにあの世界一の高さのビルが見えています。
ちょうどせん抜きのように四角く開いた部分の上側100階にあの展望台があります。









龍壁・築地塀の上には瓦の龍がうねっています。




聴涛閣だったと思います。




玉玪瓏だったと…思うんですが。




趣のあるくぐり門。