YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

凍てつく森

2014-12-26 07:33:15 | お出かけ情報


先日行ってきた津久井湖城山公園。日陰では午後になっても霜柱や氷が残っていました。

私にとっては今季初の霜柱



そして、葉っぱについた霜







最後のやつは、一度溶けて再び凍りついたのか、葉の上に氷の塊もありました。
アップにするとこんな感じ↓



3層(?)になっていてアートです。

寒くて嫌ですが、氷の世界って美しいですよね。いつかダイアモンドダストも見れたらいいなぁ…


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ムササビ、宙を舞う!!!!!

2014-12-25 06:02:55 | お出かけ情報


ムササビはリスの仲間です。夜行性なので昼間は巣穴で過ごします。両腕を広げると座布団ほどの大きさがあるため、巣穴は大きな木のうろとか、寺社の屋根裏などに限られます。そんな場所が開発により失われ続けている現在、ムササビたちは住宅難に見舞われているわけです。

そんなわけで、上の写真(左端)のように巣箱をかけたり、森を残したり、保護活動も進んでいますが、なかなか追いついていないのが現状。

そもそも、その生態についても詳しく解明されてはいないようです。

というわけで、写真の下の方にいくつか写っている白い
ネット状のものは、ムササビの糞を採取するための仕掛けなんだそうです。糞のホルモンバランスを調べることで、発情期を見極められないかという研究らしいですよ。

…なんて話をふんふんと聞きながらスタートしたムササビ観察会です。



ムササビは日没後、およそ30分すると巣穴から出て来て餌を探すことが知られています。

ですから、その姿を観察したければ、日が沈む頃、巣箱のある場所で待機すればいいのです。ただし、広い森の中に幾つかねぐらを持っているので、確実にそこにムササビがいるかどうかがポイント。

この日観察する巣箱には、ちゃんとムササビが入っていることをガイドさんが確認済み。暖かいビジターセンターを後に、のんびりと巣箱ポイントへと向かいます。



我々が到着してからすぐ、まだ日没から10分もたっていないというのに、ムササビは穴から顔を出し、盛んに辺りを伺っています。



これ、フィールドスコープにコンデジを近づけて撮影しました。かなりぶれちゃってますが、目の上の白い線やピンクの鼻の頭がわかるでしょうか?



かなり身を乗り出しては、もう一度巣箱へ入ります。観察会のメンバーは18人。やはり気になるんでしょうか…。

それでも、あっという間に巣箱の上へ這い上がると、一気に木のてっぺんへと駆け上りました。



ムササビって飛べるわけではないんです。皮膜を広げて風の抵抗を受けやすくすることで、高い場所から、低い場所へと滑空するのです。そして、また木を駆け上り…、それを繰り返して移動します。だいだい1回の滑空で160m程度の移動が可能らしいです。けっこう大変。

これだけ周りに木がありますから、どこに向かって滑空するかは、その時のムササビの気分次第。

20人近くも観察しているわけですから、当然反対側の森の奥へと消えて行くだろうと、その時がくるのを見守っていたわけなんですが…。

なんと、こともあろうに、意外や意外、我々の方へ向かってダイビングして来ました。

ええええ~っっっ!!!!

どんどん近づいてくる茶色い物体。顔もはっきりと見えるほど、言葉通り、目の前に迫ってきたのです。

ええええ~っっっ!!!!

もう頭の中は真っ白。ただ、ただ、呆然と立ち尽くしていました。そして仰け反るように見上げた、その上空を白いモコモコの座布団がかすめて行ったのです。

ムササビ、宙を舞う。
しかも、まさに真上。そして至近距離!!!

ハッと後ろを振り向いた瞬間には、すでに別の木の幹にガシッと張り付き、一瞬休んだあと、再び木を駆け上って行きました。そしてさらに奥の木へ。

信じられないことが起きました!!!
クリスマスの奇跡なのか、朔旦冬至の恩恵か、あるいは日頃の善行か!?

あり得ない!!!
あり得ないくらいの大接近!!!
3年間、この森に通っているガイドさんにとっても、ものすご~く稀なことらしいです。

参加者のどよめき、今しがた起きた奇跡を興奮しきりで話す声…。そこにいた全員が奇跡を共有した一瞬でした。

ひとしきりの興奮が冷めてくると、気になるのはなぜこのような奇跡が起きたのか?なぜムササビはいつもより早い時間に巣穴を飛び出したのか?なぜわざわざ参加者の集まる方向へ飛んできたのか?

ここから先は、ガイドさんも「私見」と断って話してくれたことなのですが、ふんふんと聞いていた最初の話。まさに、ムササビたちの繁殖活動が生んだ奇跡なのではないかということでした。

ちょうどムササビが飛んで行ったその先に大きな神社があるそうです。そこに住むメスのムササビがその日に発情期を迎えたのではないかというのが彼の仮説でした。

発情期を迎えたメスには数頭のオスが群がることも多いんだとか…。我先にと急ぐオスのムササビには、我々なんて眼中になかったのかも…。

もしこれが正解だとすると、いったいどうやって、遠く離れたメスの発情を知ることができたのか。匂いなのか、声なのか…それとも他の何かなのか…。

ガイドをしてくださったビジターセンターの清水さんは、野生動物の生態に詳しく、尽きることなくいろんな話を聞かせてくれました。



上の写真はムササビの食痕について、木の枝を示しながら説明してくれているところです。

他にも、この公園にはなぜか傷ついたムササビ(片目とか…)が多数生きながらえている話や、関係のないモグラの話まで…。

なかでも、ムササビの繁殖行動についての話は、タイムリーだったこともあり、かなり興味深かったです。まあ、あまり詳しく書くとエグくなるのでやめておきます(笑)

興味のある方は、こちらの本を↓



清水さんも力説してましたが、真面目な本です(笑)

残念ながら、ムササビの滑空写真は撮影できませんでしたので、センター内の展示物をお借りして掲載させていただきます。





本当になんとも奇跡的な夜。帰り道には流れ星のサービスまでありました。ま、わたしは見逃しましたけどね…(¬_¬)

昼の探鳥会も、オシドリやコジュケイの登場におおいに盛り上がったし、声をかけていただいたチョビテレ様には、心より感謝申し上げます。そして付き合ってくださったメンバーの皆様、楽しい時間を共有でき最高の気分です。YNWCが集結するとき、きっとまた奇跡が起こるはず!!またぜひネイチャーウォッチングに出かけましょう。皆様本当に、ありがとうございました。

津久井湖城山公園→HP

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探鳥会へ

2014-12-24 05:47:52 | お出かけ情報


県立津久井湖城山公園。
昨日、ここで行われた探鳥会とムササビ観察会に参加してきました。

公共交通機関の便があまりよくなく、帰りも遅くなるため、友人が車を出してくれました。女4人でワイワイとドライブ。お昼ごはんの〆にはスイーツ。もう着く前からテンションMAX。



到着後、早速探鳥会へ。冬の森をゆっくりと進みます。案内してくれるのはYNWC(横浜ネイチャーウォッチングクラブ)時代の大先輩。一緒にドライブしてきた女子チームも現地で合流した友達も、そもそもは仕事の延長であるYNWCで知り合った仲間たち。

すでに仕事を超え、自然好きということで繋がっている仲間たち。そもそもYNWCって名前自体が仕事上のものではなく内輪の呼称だしね(笑)





お客さんは我々だけではなかったんですが、久々の再会に、すっかり内輪で盛り上がっちゃいました(^^;;



空は一面の青。眼下の湖に浮かぶカモたち。フィールドスコープ(望遠鏡)を操る先輩が、オシドリがいることを教えてくれます。

うわぁ…。その美しい色合いに、一同大感激。と、そこへ釣りへ向かうボートが近づき、鳥たちの動きが慌ただしくなります。

我々が気づいていなかった木陰からも、オシドリの一団が飛び立ちました。

す、すごい!!

そして、カルガモやマガモの一団も…。この日は、アオジが遊歩道の右端から左端、そして左端から右端へと行ったり来たり横切ってくれたり、7羽のコジュケイが順番に道を渡って行ったり…

ぶれぶれですが、証拠写真です↓





本当はオシドリの写真も撮ったのですが、うっかり削除しちゃいました(T_T)
もっともそちらも、ぶれぶれでしたけど(笑)

ボートのおかげで一団は飛び去ってしまったものの、近づいてくれた個体もいたりして。ちょうど傾いて来た太陽の光が、オシドリの羽を照らし、スポライトを浴びたように湖面に浮かぶ姿。それは、それは美しい光景でした。

この日、2時間弱の探鳥会で見ることができた野鳥は15種、それに声を聞けたのが4種。合計19種の観察ができました。参加者の中にはさらに2種の目撃情報があり、会としての成果は21種です。

【見られた鳥】カイツブリ、カワウ、アオサギ、オシドリ、マガモ、カルガモ、ホシハジロ、ノスリ、コジュケイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、ハシブトガラス、アオジ、スズメ
【声を聞いた鳥】ジョウビタキ、ウグイス、ツグミ、ホオジロ
【その他目撃情報】
トビ、シメ

そして、このあと、感動のムササビ観察会が始まるのですが…。すみません、時間切れなので続きはまた明日です(^^;;

皆様、素敵なクリスマスイブをお過ごしください!

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ようやく植えました

2014-12-23 09:27:29 | ガーデニング


2週間くらい放置していた花苗をようやく植えつけました!!
種まきでも、植え付けでもガーデニングはタイミングが大切。それは痛感しているのですが、なかなか思い腰が上がらず、いつもタイミングがずれて、思うように育てられません(^^;;

やってみれば、30分もかからない作業なのにね…。



今年はピンク系で攻めているのですが、黄色い花は元気になりますね(*^_^*)



サクラソウも押し花にしたら楽しそう…。

今年は「押し花に合う」をテーマに植物を集めてみました。現在、製作中です。どんな仕上がりになるかな?

さて、このところ自然観察ネタが少ない当ブログですが、本日は野鳥とムササビの観察会に参加してきます。久しぶりにYNWC(横浜ネイチャーウォッチングクラブ)のメンバーも集結するので、すごく楽しみ!!

…というわけで、行ってまいりま~す
(^O^)/

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年の瀬の再会

2014-12-22 07:30:39 | 日々のお話


忘年会のシーズンですね。日頃お世話になっている方はもちろん、年末年始だからこそのつながりもあったりするのがこの季節。

昨日は、前に一緒に働いていた方々と内輪のランチパーティーがありました。楽しかったぁ…。

そして夜は…

旅を通して知り合ったご夫婦がやっている秋葉原にある世界の料理とビールのお店「ヒッチとカケル」。

HP


このお店が繋いでくれた縁がありました。もう10年以上前に受けもった教え子が立派に成人して、この店の常連になっていたのです!!!

世界ってどんだけせまいのぉーーーっ!!!!!

で、昨夜ドキドキの再会を果たしたわけなんですが、面影そのまま、素敵な女性に成長されていて、楽しい仲間に囲まれていて、感無量って言うんですかね…。時の流れを感じました。



冬限定の甘くて香りの高いグリューワインと美味しいお料理、そして若者たちの途切れることない楽しげな会話に酔いしれた夜です。南極に一緒に行った旅友も来てくれたので、思い出話とか次の妄想とか、なんだかいろいろと楽しい夜になりました。

亡き父が入院中に教えてくれた言葉「縁は円につながり、輪は和に結ぶ」。これって誰かの言葉なのか、父の創作なのかはわからないけど、ほんとに私たちって見えない縁で繋がれていて、その縁に助けられているんだなって思います。

あそうそう昼の部と夜の部の間にぴよよんさんのバレエの発表会もありました。珍しく大忙しな一日だったんですよねぇ(笑)



石の上にも三年とは、よく言ったもので、さらに上達して格好よく踊ってました。続けることは大切ですね。

今日は冬至。たくさんの縁に支えられ、なんだかハッピーがいっぱい舞い込んできそうな予感がします(*^_^*)



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