
ずいぶんと気温が下がってきた今日この頃。それでも、せっせと蜜集めに精を出すミツバチ。
ところで、働きバチの一生って1ヶ月ほどなんだそうですよ。彼女たちは、生まれたときから一生を働いてすごす運命ですが、その内容も順序よく、決められているんだそうです。
ハチたちは、蜂の巣の1つ1つのお部屋で、育つわけなんですが、この部屋を出て、まず、最初任されるお仕事が、まだお部屋にいる赤ちゃんのお世話。
10日ほどすると配置換えがあり、次は、巣内の清掃係を担当します。
その次は、門番。スズメバチなどが襲って来たときに、一致団結して、巣を守ります。
そして、最後の1週間。働きバチたちは、巣を離れて蜜集めに精を出すそうです。1匹が集める量はわずかにティースプーン1杯。
そうして、働き通して一生を終える。
ひょつとしたら、蜜集めは、ハチたちにとっては、華やかなお仕事なのかしら、働き盛りの下っ端は掃除や兵役?
でも、でも…。
働きバチの法則って聞いたことありますか?
「優秀な働き蜂100匹の集団を形成すると,25匹は良く働き,50匹はそれなりに働き,25匹はあまり働かなくなる」
ってやつ。
割合ついては、どうも微妙に違うみたいなんですが、つまりは働き者を、100人集めても、必ず働かない者がでてくるっていうこと。
この働かない25匹を取り除いても、やっぱり同じ割合で、働かないハチがでてくるらしいですよ。
不思議だけど、どこか納得。
働き者、それなりな者、働かない者…。人生において幸せなのは、どのハチなんでしょうか?
一生を働いて過ごす、働きバチ。
彼女たちの姿に人生を垣間見たのでした。