YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

目立たぬところで

2012-05-06 17:50:14 | 三ッ池公園の自然情報
今日は華やかさを増した新緑の三ッ池公園の中で、目立たずひっそり変化しているものを紹介します



新緑に交じって咲いている緑色の花。なんだろうと近寄ってみると…



秋に真っ赤に色づいて目を楽しませてくれるニシキギでした。葉も実も秋を飾る美しい植物です。こんな時期にひっそり花を咲かせていたんですね。





ドングリの花も春に咲きます。上がコナラで、下がクヌギです。

写真は1週間ほど前に撮りました。このときすでに花も終わりでしたので、今はもう小さなん小さな実が育ち始めているころではないでしょうか。



こちらは常緑のドングリ「マテバシイ」の新芽です。常緑樹っていつも緑で枯れないイメージですが、実は春は落葉のシーズンです。落葉樹と違って一斉に葉を落とすことはありませんが、ちゃんと春に新旧交代しているのです。



クスノキの落葉です。上の葉っぱは緑ですが、散るときはもちろん茶色くなって落ちるのです。「常緑樹」って名前の印象から、茶色くならないと思いがちです。



新芽は明るい黄緑色をしています。

夏に向けて

2012-05-06 12:53:01 | ガーデニング
種まきしました!
今年はゴーヤのカーテンはあきらめて、朝顔と風船かずらでグリーンカーテンにリベンジです。

どうも野菜を育てるのは才能がないらしく、去年はゴーヤもミニトマトもさんざんでした(^^;

まあ、場所のせいということで、今年は花に専念します。

去年、大当たりだったインパチェンスと垂れて咲くタイプの朝顔は領土を拡大する予定です。そしてミニヒマワリは時期をずらして蒔いてみることにしました。



今年も便利な種まきグッズ、水で膨らむジフィーセブンを利用します。円盤形の薄べったい形が、水を吸うと俵型に!



これだけ暑ければ保温の必要もなさそうです(*^^*)

早朝から、黄梅とモッコウバラを剪定し、枯れてきた花を片付けて、種まき…。我ながらよく働きました。

たいした手入れをしているわけではないけれど、何だかんだと手間がかかるのがガーデニング。

でもキレイに咲いてくれると嬉しいものです(*^^*)



今日も暑いくらいのいい天気です。梅雨前の太陽、今のうちにたっぷり楽しみたいです。

おもしろい種

2012-05-06 06:10:39 | 鶴見川の自然情報


タネツケバナの種(実)です。
この実、パチ~ンってはじけるんですっ!!しかも、すごい威力!!

ホウセンカやツリフネソウ、カタバミの実がはじけるのは知っていたのですが、恥ずかしながら、タネツケバナがはじけるとは初めて知りました。できるだけ、種を広範囲に散布するための工夫なんですね。



下の方はすでにはじけて鞘の半分がどこかへ行ってしまったようです。このあたりにあった種を片っ端から飛ばして遊んでしまいましたっ。実に愉快な体験でした(*^_^*)



おもしろい種といえば、こちらの「カラスムギ」。自分で種まきをするすぐれものです。地面に落ちると、自分でくるくると回って土に埋まっていく仕組みになっています。実際のところどれくらい埋まるかは定かではないですけど…。



今はちょうど花の時期で、花粉が出ているのが分かるでしょうか。イネの仲間の花は鞘の中で咲くので、分かりづらいです。

針金のように飛び出している部分を「禾(のぎ)」といいます。種が熟したころ、この禾をもって種を水で濡らしてやると、回転する様子を見ることができます。乾いた日に地面に落ち、雨が降って地面がやわらかくなると回転して、自ら埋まっていくのです。植物の知恵、やっぱりすごいです!