YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

セリバヒエンソウの実

2011-05-27 18:03:57 | 三ッ池公園の自然情報
ホームセンターで、不正なケシが売られていたとニュースになっていますが、こわいですね~。オリエンタルポピーとして売られていたらしいのですが、見破った人はすごいです。

前にも書きましたが、わたしはキンポウゲ科のこの花を、葉っぱがムラサキケマンに似ていたことから、ケシ科だと思っていました。ちなみに、麻薬になるような不正な種はケシ科の中のほんのわずかで、他は安全です。

科を飛び越えてもにていることがあるくらいですから、販売したり、情報を流したりするときは十分な注意が必要だと改めて感じました。

さて、このセリバヒエンソウの実は、1週間ほど前に撮影したものです。今頃は、3方向に飛び出した鞘がはじけ、中から勢いよく種が弾け飛んでいることでしょう。その様子を撮影してからと思っていたのですが、ケシのニュースに合わせて記事にしました。

ヒエンソウは飛燕草と書き、花の形に由来します。園芸種のデルフィニウムの仲間だそうで、学名にはデルフィニウムがついているそうです。こちらはギリシャ語で、イルカという意味。蕾の形に由来します。燕だったり、イルカだったり、いずれにしても変わった形をした花です。

種がまだ残っているといいな。

格付け

2011-05-27 06:54:54 | 日々のお話
台風2号の接近で、週末はお天気がいまいちみたいですね。

今朝は最近見かけた小さな虫たちの紹介。

まずはナナホシテントウ。見た目に鮮やかなこの虫は、とっても絵になります。でも、アブラムシをせっせと食べている姿はなかなか獰猛に見えます。



ショウリョウバッタの赤ちゃん。1cmに満たない大きさで生まれ、たった数ヶ月で10cm(オスはもう少し小さいですが)を越えるんですから驚異的!

8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名がついたと言われているそうです。

ナナホシテントウがアブラムシを食べてくれるのに対して、こちらは葉っぱを食べるので、嫌われものです。



そしてさらなる嫌われもの。クロウリハムシです。名前にある通り、ウリ科の植物を食べて育ちます。幼虫は土の中で根っこを食べ、成虫は葉っぱをムシャムシャと食べます。ウリ科といえばキュウリを初め、夏野菜の代表格。このクロウリハムシは害虫としておおいに嫌われているのです。

生まれもった性質で、益虫、害虫に分けられてしまう彼らは、ちょっと気の毒ではあります。しかし、丹精込めてお世話をしている花や野菜が食べられたのでは黙っていられません。

最近我が家の植物にもよからぬ虫が寄ってくるので大変です。



ウギャー!!
昨日は4cm近い芋虫を発見。虫との闘いが続く毎日です。