昨日は、1週間の疲れが出てしまったようで・・・フッと横になったとたん、記憶が無い!
目が覚めたのが、今朝という・・・何だかな~と言う週末だった。
その間にも、新聞各社のWEBサイトでは、いろいろなニュースが取り上げられていた。
個人的に目を引いたのが、朝日新聞に掲載されていた石破さんのブログ。
朝日新聞: 「絶叫デモ、テロと変わらぬ」石破幹事長、ブログで
石破さんが静かに過ごしていた議院会館近くで「特別秘密保護法反対」のデモがあり、そのデモ隊が「反対!!!」とシュプレヒコールをあげていたようだ。
石破さんにとっては「静かな時間を壊された」ということで、不満があったことからこの様な内容のブログをUpされたように思われる。
当然直後から、批判の嵐となった様だが・・・。
そもそも「デモ」でシュプレヒコールをあげず、淡々とプラカードや弾幕を持って歩く方が、不気味というか「何のためのデモ?」という気がする。
やはり「デモ」はシュプレヒコールがあるからこそ、「デモ」なのだと思う。
それを「テロ」と言われては、「デモ」では無くなってしまう。
そもそも「テロリズム」と「デモ」は、違うと思うのだ。
もう一つは、石破さんが「静かに過ごされていた場所」が、議員会館だったということ。
静かに政策の勉強などをされていたのかも知れないのだが、議員会館というのは「議員の事務所」。
決して私的な場所ではない。
デモを行うのであれば、国会議員が集まる事務所である「議員会館」に向けて行う方が、よりアピール力がある、と考えるのは当然だと思う。
これが、石破さんの個人宅に向け、大規模なデモが行われたというのであれば、また問題だと思うのだが、議員会館という場所を考えれば、ある意味当然だと思うのだ。
石破さんのブログを読んで感じたことは、「こうやって個人の自由が奪われていくのだな~」ということ。
今回の「特別秘密保護法」というのは、あくまでも公務員を対象としていると言うコトになっているが、その線引きも曖昧で「何が秘密なのか?」ということがわからない。
「議員会館の前でデモを行うことは、国会議員の活動の秘密を損なう、テロと同一」と考えれば、今回のデモは取り締まりの対象になってしまう可能性もある。
とても息苦しく、嫌な社会的空気感を感じさせるとともに、「秘密って何だろう?」と考えさせられる。