日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

元気なシニア

2009-04-05 08:33:17 | アラカルト
昨日(音楽会)に出かけたついでに、やや遅めの夕飯を外でした。
しゃれたビストロのようなトコロで、ワインとともに・・・と言う食事ではなく、風邪引き中と言うコトで暖かいおうどんを頂くことにしたのだった。
本当は、体が温まる「味噌煮込み」のほうが良かったのだが、好きなお店に行くには時間的に遅すぎたので、諦めたのだった。

比較的すいているお店に入ると、シニア世代の男女数名がお酒を飲みながら、雑談をしている。
その話し声が、狭い店内に響き渡っている。
雑談の声が大きいので、必然と私の耳にもその雑談の内容が聞こえてくる。
男性陣は、既に程よく飲んでいらっしゃったのだろう、ほろ酔い気分のようだった。
女性陣、お酒を余り口にしていらっしゃらないのか?飲み足らないのか?積極的に男性陣に「これから、もっと飲みに行きましょう!」と、アプローチ(と言うのだろうか?)している。

ココで、気になったのはこのシニア世代のグループは一体どんなグループなのか?と言うコトだ。
最近流行りの「シニア向けお見合い」の延長線とも思われず、かといって、皆さん家庭の話はされず・・・。
趣味の集まりと言えば、そんな感じなのだが・・・。
家庭にこもってばかりいると、認知症などの発症が高いといわれていることを考えれば、元気に外に出てイロイロなおしゃべりを楽しむと言うのも、健康のためには良いコトだろう。
個々の家庭には、それぞれの事情もあるだろうから、ご夫婦で参加されていなくても不思議なことではないのかも知れない。

それにしても、元気なのは女性陣の方。
元気な女性陣に、終始押され気味の男性陣という印象だった。
先日、2年余りで離婚された芸能人ご夫妻の会見や空港内での態度の違いが、話題になったが、このような元気な女性の姿を見ると、変に納得してしまう。
確かに、女性の方が現実的で割り切りというか、切り替えが早いとは言われているが、まさか、身近なこのようなトコロ(街中のうどん屋さん)で見るとは思いもよらなかった。

おそらく今のシニア世代と言うのは、2極化しているのかも知れない。
このうどん屋さんで見かけたような「元気なシニア」と、そうではない「引きこもりシニア」だ。
「元気なシニア」になるためのアイディアが、あるとすれば、このような人たちの姿にあるのでは?と、思ってしまった。
そして、一番元気な世代と言うのはこの「シニア」なのかも?と、ほろ酔い気分でグループの女性を口説く(というほどではないが)オジサンを見ながら、思ってしまった。



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