随分前、漫画家の柴門ふみさんのエッセイの中に「女性は、自分の独身時代だった頃の髪型を結婚後もしている」という一文があった。
正確な文章では無いかも知れないが、そんな内容の文章だったと思う。
柴門ふみさんのエッセイそのものが、20年近く前のもの。
そんな古い一文を思い出す様なコトが、今日あった。
所用があり、チョッとしゃれたショッピングモールに出かけた。
そのショッピングモールで、「え!」と思う様な髪型の女性を見かけたのだった。
女性の年齢は、私よりも6、7歳くらい若い感じ。
バブル真っ盛りの頃に、新社会人となった位の女性だった。
当時、流行していたヘアスタイルは、前髪をクルリと巻き上げたソバージュ。
ヘアスタイルを保つ為に、ワックスやジェルは必需品だった。
「トレンディードラマ」と呼ばれるドラマが流行り、人気だった浅野ゆうこさんや浅野温子さんを真似た髪型が流行っていた。
それだけではなく、中山美穂さんや「おニャン子クラブ」の工藤静香さんなども、同じような髪型をしていた。
今日私が見かけた女性は、まさに当時の工藤静香さん風のヘアスタイルだったのだ。
今では、誰ひとりとしてやっていないで有ろうヘアースタイル。
そんなヘアスタイルを継続的にしている理由を考えたとき、上述した柴門ふみさんのエッセイの一文を思い出したのだった。
考えてみれば、女性のヘアスタイルというのは「時代を映す」というか、その時々のアイドルや話題の人物を真似する傾向が如実に現れている様な気がする。
1980年代に高校生だった女性の多くは、「聖子ちゃんカット」をしたコトが有るだろう。
そして、
私の世代であれば「サーファーカット」だろうか?
または「JJスタイル」か?
その様な視点で見ると、確かに私の世代はサーファーカットをアレンジしたヘアスタイルが多い。
そして私より年下の女性たちは、アレンジをしながらベースとなっているヘアスタイルは、自分の青春時代の頃のモノだ。
では、今は?と眺めてみると・・・女子高校生の多くが髪の毛を染め、緩くパーマをかけている。
ただ、ヘアスタイルとしてはロング、ショート、ボブと、比較的バラエティに富んでいる。
おそらく、今は「聖子ちゃんカット」が流行った時の様な、圧倒的人気のアイドルというか、
ファッションアイコンとなるタレントさんがいないのだろう。
でも、それで良いのかも知れない。
「自分に似合う」コトを自分なりに探して、個性を見つけようとしているようにも思えるからだ。
とすれば・・・柴門ふみさんの一文は、10年後通じなくなっているかも知れない。
あるいは、大流行した髪型がないと言う世代、と言うコトになるのかも知れない。
ファッションや髪型は、その時々の時代を映すと言われるが、世代も現しているようにも思える。
そんな視点で「まち歩き」をしてみると、いろいろな発見があると思う。
正確な文章では無いかも知れないが、そんな内容の文章だったと思う。
柴門ふみさんのエッセイそのものが、20年近く前のもの。
そんな古い一文を思い出す様なコトが、今日あった。
所用があり、チョッとしゃれたショッピングモールに出かけた。
そのショッピングモールで、「え!」と思う様な髪型の女性を見かけたのだった。
女性の年齢は、私よりも6、7歳くらい若い感じ。
バブル真っ盛りの頃に、新社会人となった位の女性だった。
当時、流行していたヘアスタイルは、前髪をクルリと巻き上げたソバージュ。
ヘアスタイルを保つ為に、ワックスやジェルは必需品だった。
「トレンディードラマ」と呼ばれるドラマが流行り、人気だった浅野ゆうこさんや浅野温子さんを真似た髪型が流行っていた。
それだけではなく、中山美穂さんや「おニャン子クラブ」の工藤静香さんなども、同じような髪型をしていた。
今日私が見かけた女性は、まさに当時の工藤静香さん風のヘアスタイルだったのだ。
今では、誰ひとりとしてやっていないで有ろうヘアースタイル。
そんなヘアスタイルを継続的にしている理由を考えたとき、上述した柴門ふみさんのエッセイの一文を思い出したのだった。
考えてみれば、女性のヘアスタイルというのは「時代を映す」というか、その時々のアイドルや話題の人物を真似する傾向が如実に現れている様な気がする。
1980年代に高校生だった女性の多くは、「聖子ちゃんカット」をしたコトが有るだろう。
そして、
私の世代であれば「サーファーカット」だろうか?
または「JJスタイル」か?
その様な視点で見ると、確かに私の世代はサーファーカットをアレンジしたヘアスタイルが多い。
そして私より年下の女性たちは、アレンジをしながらベースとなっているヘアスタイルは、自分の青春時代の頃のモノだ。
では、今は?と眺めてみると・・・女子高校生の多くが髪の毛を染め、緩くパーマをかけている。
ただ、ヘアスタイルとしてはロング、ショート、ボブと、比較的バラエティに富んでいる。
おそらく、今は「聖子ちゃんカット」が流行った時の様な、圧倒的人気のアイドルというか、
ファッションアイコンとなるタレントさんがいないのだろう。
でも、それで良いのかも知れない。
「自分に似合う」コトを自分なりに探して、個性を見つけようとしているようにも思えるからだ。
とすれば・・・柴門ふみさんの一文は、10年後通じなくなっているかも知れない。
あるいは、大流行した髪型がないと言う世代、と言うコトになるのかも知れない。
ファッションや髪型は、その時々の時代を映すと言われるが、世代も現しているようにも思える。
そんな視点で「まち歩き」をしてみると、いろいろな発見があると思う。