日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

これもW杯の前哨戦?

2006-02-18 22:31:47 | アラカルト
マルセルさん、コメントありがとうございました。
おそらく「テレビを見る」というは、日常生活の当たり前過ぎるのにテーマとしては取り上げやすいのかも知れませんね~。
特に今回の「地上デジタル放送」については、二転三転しながら実施されることになっているのに、最大のお客様である視聴者には余り情報が開示されていなかったと言うか、興味の対象とはならなかったのに、突然専用受信チューナーが必要と言われて「そんなこと、聞いていないよ~」と言うところもあるのでは?

Yahooのトピックスに、「ナイキ社がアディダス社を提訴」と言うロイター通信のニュースがあった。
ナイキの特許とアディダスのa3と言うものとどう違うのか、その内容が分からないのでなんともいえないのだが、まるで今年行われるサッカーW杯の前哨戦のような感じだ。
サッカーファンというか、ユニフォームヲタと言われる人は気が付いていると思うのだが、W杯における各国のユニフォーム争奪戦は熾烈と言われている。
そしてその両雄と言われるのが、アディダスとナイキの2社なのだ。

本社がドイツにあるアディダスは、当然ドイツチームのユニフォームを提供している。
他には、フランスもアディダスを使用している。
日韓大会での優勝国・ブラジルはナイキだ。
ポルトガルもナイキだったと記憶している。
アジアでは、日本がアディダスを使用しているが、お隣韓国はナイキだ。

もうひとつこの提訴には、意味があるような気がするのだ。
ここ数年盛んになってきている、スポーツメーカーとデザイナーとのコラボレーションだ。
有名なところでは、山本耀司とアディダスだろう。
最近流行っている、ヨガを通じてコラボレーションをしているのは、元トップモデル・クリスティー・ターリントンとプーマのヨガウェアーは、クリスティー本人のライフスタイルとマッチしたコラボレート企画だ。

W杯と言う舞台は、スポーツメーカーにとっても一種の桧舞台なのだ。
それは今行われている、トリノオリンピックも同じだろう。
ウェアーやシューズは、日進月歩の進化を遂げている。
そこで注目をされ、優位にたつことが市場を拡大するチャンスともなるのだ。
その意味でも、今回の行方気になる。