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笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

キャラ付けのはなし

2014年07月23日 | テレビ
エレキコミックやついさんの結婚式?披露宴?
の様子がツイッターにアップされていました。
そして先週の
ラジオは
新婚旅行の話。

いよいよ
既婚者であることを無視できなくなりました。

って、当たり前だよっ。
現実を見ろっ。

半分冗談ですが、
私が言いたいのは嫉妬方面のことではありません。

キャラ。
キャラクターのはなしです。

芸人さんは
いや芸人さんだけの話ではもちろんありませんが
人前に出る職業のひとは
受け入れられるために
なにかしらのキャラクター付けを行っていると思います。
それを観客が願うことであったり
もしくはビジネスをするための戦略だったりするわけです。

また
そういう立場にいるひとが
自分が思われたい人物像と
人から求められる人物像との間の隔たりに
憤りを感じてグレる。
ってのも
よくある話。
無理して
髪の毛染めたり
タバコ吸ったり
とかアイドルで聞きますよね。(え?妄想?)
それを知ると
そこには
もともと本人とイメージの差が大きいってこと以外にも
ある程度、反抗心があると思っています。

さて
それはそうと
エレキコミックのやついいちろうさんは
TBSラジオのJUNKサタデー『エレ片のコント太郎』のなかで
「モテナイ」先生として(初期は)君臨しており
その爆発力は結構なものがあったと記憶しています。
当時はパーソナリティであるやついさんと
リスナーの間の需要と共有が合致していた。
でも7年もたてば
同じ距離を保つのはシンドイことです。

芸人さんの格好よさがあるってのを
巧みに隠していたけれども
やついさんが嘘をついていた
とは思いません。

ただ言わないようにしていた戦法です。
無理に合コンに行ってモテなかったエピソードを作ったりはしなかったけれども
モテてることは一切言わないようにした。

だから可愛い奥様と結婚して
それが普通なのに
突然出てくる「嫁」ワードに
(わたしとしては)違和感が出まくっていること
を冷静に考えて
はっきりと思い当たった。
やついさんはそういう戦法だったってことに。
上手だなあって。

ラジオのなかで新婚旅行というテーマで話をする
にしては

最小の露出度でした。
日常生活で新婚旅行行った話するんだったら
もっと嫁エピソード出るだろう
って思う。

求められているものを探し当てるのも大変なのに
探してそれをやったとしても軋轢があるって
人前にでる職業って地獄だな
って思います。

なかでも
芸人さんは
話術やプライベートの切り売りでメディアに
取り上げられることが多いから
なおさら大変ではないだろうか。
だまくらかせるものかしら。

「あ!無理してんな」
っていうのはなんとなく分かるけど。
なかなか正直には生きれないものか。
そもそも正直って何かね。

だいたい人間ってのは
ぼんやりしたものだと思っている。
はっきりこういうキャラクターです!
っていう人はごく一部。
とくに日本はグループで生きてきた国だから
自分のプレゼンテーションはヘタですよ。
でもそんななかで
自分にラベル貼ってやっていかなきゃなんない。

本当のその人なんて知らなくていいよね。
こっちが所望するのは
エンターテイメントです。

それに
わたしは人物像を
エピソードの蓄積で分析していく
ファイリング形式で人を判断するので
すぐには結論を出しませんよ。
そんなひともいるよ。

キャラで悩む
わたしを含め
すべてのひとへ。

結論は
そんなにこっちは気にしてないよ
ってこと。

やついさんも
幸せになって全然よかった。
ただ
わたしの求める妄想のやついさんは
また別のところにいる。


そういえば
『水曜どうでしょう』のジャングルリベンジの回を
2回目見てたら
大泉さんを騙して…っていうのは
どこまで本当だろうと思っていました。
だって
あきらかに「これ企画として大丈夫?」って
顔している大泉さんが映っているし
ディレクターさんの話し方も
一部とてもワザとらしい。
…ような気がする。
2回目だからね。
本当に騙されていたら、どうもノンビリしすぎだろう
って思っちゃうけど。
騙されキャラなのかな?
って少し思いました。
なにしろ
あのメンバーのなかで
いちばん勘が良いのが大泉さんだと思うからです。

普通の感想すいません。
もうとっくに終わっているのに。

ではまた
明後日!

5月3日の『ひろいきの』を見て

2014年07月16日 | テレビ
有吉弘行さんメインの『ひろいきの』を録画していたことに
最近、気がついて
見ていたら
何度か噂に聞いていた面白い回が再放送されており、
うわさ通り面白く
脳内が活性化したので(また?)書こうと思います。
音声配信にしようとも思ったけど
説明が多いから
わたしの能力では無理と判断いたしました。

噂の回
とは、
アンガールズの田中さんMCによる
「ひろいきのコント」講座です。
当時
キングオブコント2013で優勝したばかりの
かもめんたる
を別番組と称して呼び
有吉さん
トップリード
アルコ&ピースに
コントの先生として
作り方を指導する
というものでした。

かもめんたるは教えるつもりで来てないので
内容は主に
これまた別番組と称して聞き取りを行った
かもめんたるの過去のコメントを
アナウンサーが読み上げる
というものでした。

トップリードも
アルコ&ピースも
それなりの実力と結果を残したツワモノ(という認識よ、わたしは)で
ここで
かもめんたるにダメだしを食らうのは
なかなかのヒリヒリ感だな

微妙な空気が流れたりして
なんて予想しましたが
思った以上に三組が本音とも受け取れるキレ味の良い発言をしていて
とっても面白かったです。

アナウンサーが読み上げる、かもめんたるのコメントも
トップリードとアルコ&ピースが目の前にいるとは思わず発言したものだけど
そう考えなくても十分に正論だった。
委縮することを想定して事前に用意しておいたのだと思うけど
あれくらいの正論だったら
本人たちに言わせても良かった。

そんなわけで、
もうどこかで書き起こされているかもしれないけど
後から自分で読みたいので
リストアップ!

アルコ&ピースがなぜキングオブコントで敗退したか、その要因。

自己分析→ゴールデンタイムにあったネタを提供できなかった
      (精子と卵子のコントが下ネタとしてとらえられた)
トップリード→漫才をやった(コントじゃなかった)

これを受けて平子さん。
「(THE MANZAIとKOCの両方に決勝進出しているから審査員が)多少のやっかみもあったんじゃないかなって思ったよ」
すると有吉さんが
「平子はね、分かりにくい表現でこういうとき言いすぎ、だからバラエティでも…」
といえば、新妻さんが「コントにもそれが出ちゃってるんでしょ」と言い、
平子「それはガチでオレの課題だわ」。

かもめんたる→擬人化したネタは時代遅れ 
         1本目の精子と卵子のネタはクレイジーさはあるけど中身は普通以下
         2本目の携帯の機種変更は誰でもつくれる安易なコント ネタ的には限界
かなりの批判に
有吉さんが「すっきりした」と満面の笑み。
う大さん「アルコ&ピースは大好きだけど、擬人化コントは大っ嫌いなんだ」

トップリードがなぜキングオブコントで敗退したか、その要因。

自己分析→4分という制限時間を意識しすぎて 客・審査員に伝わらなかった

う大「ずいぶん熟した反省」「でもそこなんだと思う」
とのナイスコメント。

アルコ&ピース→ハシャげばいいと思っているふしがある
        女装で「きゃあ」とか言うのはライブでは女の子笑うのは分かる でもプロの前ではそうはいかない

これを受けて新妻さん
「女の子笑わせるために頑張ってきて、いきなりあんな大会できたんだもん」
という素敵なコメント。

かもめんたる→(褒めたうえで)ネタ選びの失敗 ネタがダイジェスト版のため巧く伝わらない
う大「女の子を笑わせることに関してはぼくら全然足元にも及ばない」

こんな
お笑い好きをワクワクさせてくれるような
コメントをたくさん言ってくれて
ありがたい気持ちでいっぱいでした。
このあと番組では
ネタをどのように作るのか
ショートコントの披露と続くんですけど
ここは、まあ面白いけど
芸人さん側の技術面の話であんまり語るところはないです。
かもめんたるの恥をさらす
ってのがそのコーナーの主旨の一部でもあったし。

上記の前半部分は
笑わせる側が
どのように笑う側を見ているかをうかがい知ることのできる
新妻さんの「女の子を笑わせるために頑張ってきた」というコメントが
わたしのなかでピークでした。
以前にも語ったことがあるんですが
目の前のお客さんが女のひとだったら
それに合わせたネタをやることは
サービス精神であり
笑いを取るための方法としてすごく理にかなっています。

そして
それを袖でみている芸人さんたちは
そのことを分かりすぎるくらい分かっている。
笑わす方法について
日夜
相手への批判も含めて考えているんだな
と裏側を覗けた気がしました。
それはKOCの審査も厳しくなるよ。
今年から一部トーナメント方式になるんですよね。
負けた芸人さんの傷口が深くならないかな
点数の開きで…と思いつつ
ああでもビリはなくなるね
8位後輩は現れなくなるのか。

こっちはそれを知ったところで
変わらないですけど。
ネタの作り方もどーでもいい。
精子と卵子のコント
超好きだし。
女の子に受けたい
とハッキリ言う(言った?)新妻さんは
素敵でした。
トップリードに関しては
女性が女装男子を好きなのは
それはそうかもしれないけど
「媚びてんな!」って感じないな。
たぶんネタが面白いからです。
面白さが媚びに勝つからだと思う。
逆に
男性向けのネタにしているコンビで
面白さよりも媚びが勝っているネタを見たことがあって
それは単純にドン引きです。
男性向けだからというのが理由ではなくて
つまらないことにプラスして興味のないテーマだったせいで
つまらなさに拍車がかかったことにあります。
一方で
たとえば
東京ダイナマイトのネタは男くさいですが
それでもめちゃくちゃ面白いから
大好きです。
それでスタイルそのものも好きになる。
ぜんぶ「面白い」から始まっている。

余談ですが
MCのアンガールズ田中さんは
頼もしくて格好いい芸人さんだと思いました。
司会としてではなくて
人間として
ひとをホッとさせるよね。
コメントすべてに安定感があって
それでいてほっこりする。
有吉さんと組んでつくったショートコントも全力だった。
有吉さんが途中で笑っちゃって
指摘されると
田中さんの「一ファンだからさあ」
と言っていたのも
とっても良かったです。

ではでは
金曜日は
たぶん音声配信。

非モテキャラから、このブログの所作を考えた

2014年07月14日 | テレビ
ふとテレビのチャンネルを変えたら
『アウト×デラックス』に南海キャンディーズの山里亮太さんが出演されていて
見ていたら脳細胞が活性化したので
書きたいと思います。

この日の『アウト×デラックス』は
「真夏の未解決事件!アウトビリバボー 」というスペシャルで、
モメゴトを「事件」と題し
当事者が対決方式で話す企画でした。

山ちゃんの訴えは…以下。

元セクシータレント峰なゆかさんとラジオで共演されて
モテるためにはどうしたらいいか
というアドバイスを求める企画で
なゆかさんが
山ちゃんは非モテではない
芸能人がモテナイはずない
ファンに手を出せばいい
という直球アドバイスをし、
これに山ちゃんが激昂。

営業妨害で企画つぶしという山里さんに
なゆかさんは
悪びれるようすもなく
本当に山里さんがモテるにはどうしたらいいか
考えて話しただけ
「ファンとやるのがモテるってことじゃない」
と怒る山里さんに
では
「モテるとは?」
「芸を見て才能に惚れてファンですっていうひとにチヤホヤされるのと
 モテるということの違いはなんだ」
と問います。

MCのマツコ・デラックスさんがこれを聴いていて
「怖いんでしょう」
と山里さんに語りかけます。
モテてしまってセックスができて
「今、支持されている山里亮太ではなくなってしまう」のが。
と。
そこから山里さんのモデルさんとどうこうなると
「リスナーはどう思うのかな」と、ラジオ愛を語ります。
そんでもって
ここまでがあらすじね
重要なのは次
なゆかさんに山里さんが分かってほしいと前置きしたうえで
言う事にゃ

演じているわけじゃなくて非モテで笑ってもらっているところへ
お笑いじゃないひとが
「それは違う」と言って回るのは
一生懸命お笑いをやっている身としては…
こっちはそちらに何も悪いことしてないのに
どうしてぼくたちの笑いの量を減らすようなことをするのか

と言った主旨のことを
しどろもどろに一生懸命に言うのでした。

キャラで笑いをとっているのか
といったら
それは認めるけれども。
と。

山里さんの本心だと思うんだな。
お笑い以外のひとに
自分たちが一生懸命やってきたことを
台無しにされるのは嫌だ
ということ。

でね。
わたしは芸人さんをすごく尊敬していて
神さまの職業だと思ってるほど
笑いを愛しているんです。

だからこそ
だったら
わたしはどういう所作でお笑いに対面すればいいのだろう
って考えたのです。
邪魔しないように
理解をして
崇高な仕事として見守っていけば
すごいすごいと褒めて行けば
満足だろうか。
わたしも
そして芸人さん側も。
それでみんなハッピー?

ちがう。

どんなに一生懸命
長年苦労して積み上げた芸だろうが
どんなに非凡な才能や努力に裏打ちされたものだろうが
つまらないことは
つまらない
って言いたい。
あと
迷惑を承知で言うけど
それを大声で言いたい。
あーだこーだ
あれもちがうこれもちがう
言いまくりたい。
黙っていることなんてできません。

だって
わたしは笑う側だもの。
笑わせる側には一生行けないし
その芸人さんが守っているキャラの
本当のところなど
結局は芯の部分まで理解できない。
こっちは
自分のなかで作りだした
理想像を勝手に芸人さんに押しつけるだけだ。
欲しい部分をいただいているだけ。
それでいいじゃん。
わたしは自分のためだけに笑う。
誰のためでもなく自分を幸せにするためだけに笑っています。
だから笑いを愛しているし
それを作り出してくれる芸人さんを尊敬している。


お笑い系のブログで
人気があるサイトほど
悪いことをいわない。
賛否両論を巻き起こすことをテーマにすると
好きすぎるゆえに必ずムカついたり
もしくは傷つくひとが出てくる。
良いことだけ書いてても言われるくらいだから
批判なんて到底できない。
わたしも大好きなものがあるから分かります。
自分の大切にしているものを
けなされるのって
嫌だよね。
だから人気ブログはみんな優しい。
優しい人をみんな好きだから人気なんだよね。

だけどやっぱりわたしは言うよ。

って山里さんがマツコさんに「大丈夫、あんた」と言われているのを見て
改めて決心いたしました。

誰かが言って行かなきゃ。
芸人さんが尊敬されすぎてて
芸人さんに気を使うばかりのお笑いファンでいてはダメだと使命感さえ出てきた。

わたしは自分で「悪口」とかって書きますけど
本当の意味で悪口を言っているつもりは毛頭ない。
悪いことを言っているのは分かっているけど
相手のアイデンティティを汚したり
理由のない全否定はしていないつもりです。
好き嫌いも
あくまでも個人的な感情だと前置きあってのこと(と考えてくれてもいい)。
それに嫌いな芸人さんでも
面白ければおおいに褒めるつもりで生きてる。

誰かのファンであるよりも
笑うことのファンだから。
ちょっと変態なのかもしれませんが。
本当に難しいけど。
でも言っていく。無理しない程度に。

番組で山里さんが
結婚とかどーすんの?
と聞かれて
「どこかのタイミングで(キャラ?)変えようとは思ってます」と言っていたのには
そーかそーか
と心がキュっとした。
幸せになりますように。
もっと見ている側を信用してほしいよ
と思った。

といいつつ、
私の大好きなエレキコミックのやついいちろうさんが
今週のラジオで新婚旅行の話をしていて
脳内変換で
「これは新婚旅行ではない。ただの旅行だ」
と思おうとしている自分に気付いて
大急ぎで現実に向き合った。
はーヒリヒリしたよ。ファンとはそんなもの。
まさに山里さんの先駆者ここにいたじゃない
とも思いました。

では長い戯言に付き合ってくれて
ありがとう。
また水曜日に。



クイズ番組について

2014年07月07日 | テレビ
最近、バラエティ番組に触れる機会が少なく
同じ番組ばかりを
とくに新鮮味も感じず見ているのですが、
先日
ラーメンズの片桐さんが出ると言うので
『クイズミラクル9』を見ました。
くりぃむしちゅー出演の番組です。

お目当ての芸人さんがいるから
そのときだけその番組を見る
というのはなぜかいつも恥ずかしい。
いや見るのはいいんですけど
それを
ここで書くのは恥ずかしい。
いつも見てない癖に
したり顔で(顔見えないけど)書いているような
知ったかぶり感が出るからです。

いつも見ていて
それで
こういうことがありました
って書きたい。
変なプライドでスイマセン。
逆にいつも見たり聞いたりしている番組に
好きな芸人さんが出たりすると
尋常じゃなくテンションあがります。

それはいいとして
『クイズミラクル9』は3時間スペシャルでした。
司会のくりぃむしちゅー上田さんは
わたしが最も苦手とする司会者ですが
有田さんと一緒に出ているときは
そんなに嫌じゃない。
いや、むしろこの番組での上田さんは
すばらしかった。
(と思いきって書いてしまおう)

番組自体が面白い。
ってのもあるし、
くやしいけど
上田さんによる司会の能力によるものが大きい。

有田さんとのキャッチボールによる辛辣なツッコミ
あとフォワードタイプの芸人さん(サバンナ高橋さんやパンサー向井さん)が
確実に受けることを知っての脱線など
くりぃむしちゅーの能力と
クイズが見事にマッチしている番組でした。

あれ?絶賛?
ってほどでも…。
いや面白かった。

もう少し褒めておくと
チーム選で
ミラクル9つまり9人対9人で戦う(この日は補欠がいてもっと多かった)ので
少なくとも18人もいる出演者を
そんなに多く感じさせない。
一人ひとりの活躍の場は少なかったかもしれないけど
ちゃんと個性を出せる構成や司会とのやり取りなど
見せ場をきちんと作ってあるかもしれません。
具志堅さんやローラ、AKBの大家さん、泉谷しげるさんなどキワモノもしっかり面白い。

問題もちょうどいいところを狙っている。
レギュラー?と思っていた有吉弘行さんが
今回は出ていなかったので(どうやら今年3月までのレギュラー出演だった模様)
どうかなあ
と思ったけど
しっかり面白かった。
有田さんはもちろん高橋さんや向井さん、って頭も良くて、返しも面白くて凄い。
ん?誰か忘れている。平成ノブシコブシ吉村さんか…愛され枠だな。彼は。

このあいだ
これまた私の苦手な司会者フットボールアワーの後藤さんが仕切る
クイズ、ヘキサゴン?的なやつを見ましたが
あれは問題が簡単すぎて
バカを笑うことに重点を置いているから
あんまり入り込んでみることができない。
一緒にクイズができてクイズ番組は成立すると思う。
比べて
ミラクル9の凄いところは
勉強ができなくて天然と呼ばれるひとたちが
ときに直観力をフル稼働させて誰よりも早く正解をとったりするところだ。
そこの尊重があるとないとでだいぶ違う。

『Qさま!!』は
東大生やインテリ、アナウンサーでチームをつくって
「頭の良さ見せつけ」番組だと
わたしは思っている。
ひがみ根性ですいません。
「おおー!」って言うよ、わたしも。
だけどそれだけじゃん。
あと
頭いい、いい大学出ている
ってだけで、テレビに出ているのが
なんか許せないから
苦手です。

そこいくと
なぜか『ネプリーグ』は好きです。
「頭いいところ見せつけ」チームも
けっこう出ているし、
ほぼ番組宣伝のためだけの
出演メンバーだったりするのに
それでも
なぜか許せるのは
なんでかしら。
問題がちょうどいい
というところと
ネプチューンの良さが出ているからでしょうか。
見どころは
敵対チームとのやりとりです。
来週は
北川景子さんが出る。
このひとはドラマで見ると
びっくりするほどの単調な演技ですが
『ネプリーグ』での活躍は目を見張るものがあります。
というか新番組はじまるたび
映画があるたびに
『ネプリーグ』出るよね。
ありがたやー。
キムタクさんの隣でどのような所作(新ドラマの宣伝でふたりで登場)をされるのか
『ネプリーグ』でのみ定点観測しているわたしとしては
見逃せない。
嫌みじゃないよ。
本当に過去の出演のときは私の中で伝説として残っています。
このひとは名前が素敵だと思うし、
クイズにも手を抜かないところがいい。(とフォロー)

ヘキサゴン的な番組と
Qさまは
最新の情報じゃないので
今、すっごく面白くなったよ!
という方いたらゴメンナサイ。

では長くなりましたが今日はこのへんでー。

志村動物園のこと

2014年06月30日 | テレビ
先日
うっかり
志村動物園を見てしまいました。
娘が好きなので
それを横で見ていたわけなのです。
苦手なものは見ないと決めているけど
まるまる全部見ちゃったから
書かずにはいられないので
書く。

『天才!志村動物園』は毎週土曜日夜の7時からやっている
志村けんさんを園長とし
さまざまな動物を紹介する人気バラエティ番組です。
調べたら2004年からやってやんの。

非常に分かりやすく
お茶の間の興味をひく番組で
わたしは常々心底どんびきしております。

コンセプトは
動物
こども
人気者
です。

かわいい
感動
努力
などを織り交ぜているところは
むしろすがすがしいくらいです。

出演している人々に罪はありません。
なぜなら
ネームバリューにおいてのみ起用している感がすごいから。

このあいだは
きゃりーぱみゅぱみゅさんが
少し前は
芦田愛菜ちゃんが出てた。

出演者の力が及ぶところはごくわずかで
この番組の舵を握るのが
編集だと思っています。

笑うところには
笑い声のSEを。
泣くところでは
感動的なBGMを。

このあいだびっくりしたのは
志村さんが犬を散歩させていて
市場などでおやつをもらうんですけど
人間の食べ物を食べるたびに
「チャッチャチャーン!」
とファンファーレが鳴っていたところ。
「よくできました!」
という意味でのファンファーレなのだろうけど
はたして
それはいいの?
この子は人間の食べ物たべても良いの?
この犬がいいとして
それを見ていた視聴者の子どもとかが
むやみやたらに餌をやることを良しとする
刷り込みにならないかな?
え?PTA的?
いやいや
どんな場面においても
作る側の意図が強すぎる演出には反対です。
扇動って知ってる?

とにかく分かりやすい。
みんなが見て大丈夫。

ということ(だけ!)にこだわっている。
その象徴として
さまざまな動物に餌をあげてみよう。
という企画で
グロイもの(爬虫類系が生物を食らう様)にはモザイクかけてた。
動物を扱う番組が
動物と真っ向から対峙しなくてどうするっ。

だから
そんな番組じゃないのだ。
あたりまえだけど野生的で残酷で
理性などない
わたしたちも含めて動物を見せる番組じゃない。

かわいくって
楽しいのをガンガン見せて
みんながチャンネルを合わせてくれればそれでいい。

そういえば山奥でモデルが数人、合宿のような形で日本犬を育てる企画(なんじゃこの企画)
ほかの犬とケンカになっちゃうから
一旦、元気のいい犬をケージに入れただけなのに
モデルのひとりが「ごめんね…」と言って泣きだしたのには
笑っちゃった。
情緒不安定かよっ。

一昔前のテレビの演出という気がしてならないけど
まあそれでも
志村さんは元気で色っぽいし
ハリセンボンは面白いし
ベッキーは相変わらずよい仕事をしています。

また
ホンジャマカの石塚さんと
三トアナの
食いしん坊企画コーナーは
楽しさが爆発した良いコーナーでした。

いいとこもあんのよ。

ただまあ
ベタなこと言って申し訳ないけど
嫌い!
見たくない!
見せたくもない。
でも娘は喜んでみているから
隣で演出に対する文句を言いながら見ております。
そのうち一緒に見てくれなくなるな。

派手なBGMや演出は
子どもを引き付けるってことを
こういうテレビをつくっているひとは
よくわかってるんだなあ
って子どもができて初めて気付きました。
子どもが見るといえば
大人も「どれどれ?」と見るのよ。


ちなみに
『人志松本のすべらない話』に
娘は「なにこれー!!ぜんっぜん面白くない!」
と私さながらの文句を言ってました。
確かに、すべってた話だったけど!
結局
ものすごい能力が必要で大変なことでも
テレビで流すと
並列に見えてしまう不思議。

テレビにお金が集まるシステム
もうやめたらいいのに…
って最近新しい仮説ができた。
けど、これはまた別の話。
ではまた水曜日に。

ロンドンハーツの飲みの回

2014年06月23日 | テレビ
こんなこともあるんだな
ってことで書いておこうと思います。
『密室検証!もしもこんな2人を飲ませたら?』という企画の第二段が
6/17(火)に放送になりました。

これ、企画だけ聞いたら
なんとつまらない!
飲み会を隠し撮りするだけじゃんっ
とうちのお父さんなら益々テレビを嫌いになる可能性が。

ただ結論から言うと
ものすごい面白かったのです。

理由は
キャスティングの妙。
飲み会のメンバーと
スタジオのメンバーを含めて良い人選で
みんながうまくハマって絶妙で
最後まで引き付けられた。

オアシズ大久保さんとフットボールアワー後藤さんの
絶妙なボケツッコミ。

スタジオではキス要因としての千原ジュニアさんとのミニコント。

ひりひりする有吉さんと青木さやかさんの
飲みの席。

シークレットゲストだった青木さんのスタジオへの登場の仕方。
プロレスラーみたいな登場だったよね。
戦う気満々のオールバックで。

ロンブー淳さんとヒロミさんのテレビの話し。
驚いたのは
数年前の「さんまのまんま」に出演した時のヒロミさんの態度とは
まるで違うということです。
あのときは
いまのバラエティに自分の入り込む隙間は一ミリもない
とテレビを語ることを避けるような
しかも自分が仕事がなく全然ダメってことを
かなり弱腰で言っている印象で
今回
現状のバラエティ界を分析するような発言は
すごく驚きました。
一時代にきちんと活躍した芸人
という堂々とした態度は
きっとこの位置にいるべき
と自分で?もしくは周りが?判断したからなのかもしれません。
見ているわたしたちが望むのもそういう姿だと。
やっとシックリきた。
若い世代の人はそもそも知らないわけだから
そこは謙虚に見せながらも大物ぶっていいんだと思います。

なんて偉そうにわたしも書いてしまいましたが、
本当に書きたいことは
もちろん
青木さやかさんのことです。

有吉さんと青木さんの確執は
いろいろなところで
言われている?
のかな?

わたしはロンハー経由でしか知りませんが
有吉さんが「許してないところもありましたから」
とスタジオでおっしゃっていましたけど
これをきいて
ああやっぱり、ある程度、割り切っていたのね
と確信していました。

青木さんは何度も謝っているし
かなりの前のロンドンハーツで
モヤモヤした態度のままにしたのは
有吉さんだったと思うけど
これは
青木さんが正式に謝罪するってことで
立場上
いま完全に上にいる有吉さんとの仲を
ちゃんと修復して見せたのだな
有吉さんの温情だな
と政治的な嫌な目線で見つつも
上っ面ながら
子どものこととか
『美しき青木ド・ナ・ウ』という
以前アメトーーク枠というんですが
テレビ朝日の11時台、月曜日にやっていた青木さんの冠番組の
品川さんとのケンカ(これものすごく面白かった)
の企画を褒めたり
優しいところ…いや大人としての分別もみせた有吉さんは
素敵だな
という結論に落ち着きました。

青木さんはどんな女性芸人とも違う。

情緒不安定なのは苦手だ。

と有吉さんはおっしゃってましたけど
予測のつかない
それでいて毒をもつ青木さんタイプの女性のタレントは
有吉さんにとってはコントロールできない脅威なのだな
とポツッと考え
だから
このVTRも
スタジオでのふたりの絡みも新鮮で面白かった。
有吉さんの集中力があるときは
そういうときで
面白さがギュンと加速度的に出る。
初期の『怒り新党』もそうだった。

ブレることや
不安定なことって
本人も周りも
けっこう大変なことが多いけど
面白いってことあるよね
とわたしは思っている。
予測できないから。

ハプニングとか
リアクション芸とかと似てます。
不安定なことはこちらの想像を超える。

青木さやかさんの異常な緊張と
謝罪の態度。
その後の自分の立ち位置に対する惑い。
あと
有吉さんに対する素のリアクション。
ぜんぶ面白かった。

『美しき青木ド・ナ・ウ』はわたしの好きな番組です。
ああいう青木さんが詰まっているので。
パターンの笑いとかに「は?」とか言っちゃう。
またスペシャルやらないかなー。

では長々とすいません。

また水曜日に。


中川家のジャッキー・チェン芸人

2014年06月16日 | テレビ
『アメトーーク』6/12の「ジャッキー・チェン芸人」が
かなりの面白さでした。
今年のトップぐらい。

ジャッキーのすごさがまずあって
そしてそれは色あせずにやっぱりすごくて
(きっと人間力で勝負しているからだと思うんですが)
そのうえで
出演している人がみんな楽しそうで
弾けていて
最高でした。
お客さんを巻き込んでいたのも楽しさの要因かと思います。
わたしの世代は
「なつかしい!」
ですが、
知らない世代は新鮮に驚いたのだと思います。

でもそれは
やっぱり
中川家だからだな。

次長課長も良かった。
与座さんも塚地さんも。
まあ品川さんも。
でも
中川家。
そんなことをフムフム思っていました。

礼二さんの芸達者ぶりがすべてを支えていて
そのなかでも
コンビ芸をしっかり見せつける剛さんとの掛け合いも
素敵でした。

ふたりで出ている番組は「当たり」が多い。
とはわたしの仮説です。

兄弟の仲の良さに加えて
礼二さんのそつのなさと
剛さんの楽しい雰囲気が
心に届く届く。
あとテレビのこちら側と同時に
その場にいる人
つまりお客さんやスタッフさん
への配慮が感じられます。

たぶんそれは
大漫才師だからです。
大漫才師は何をやってもすごい。

これもわたしの仮説。

目の前の人を楽しませるということに
神経を集中させ
細かいところまで注意を行き渡らせることのできる能力に長けた
トップクラスの漫才師は
やっぱりなんだか違うと思う。

まだみんな知らないだけで
大漫才師がテレビでハネるのは
時間の問題です。

中川家をはじめ
もうブレイクしはじめている
千鳥、博多華丸大吉
サンドウィッチマン。
とかはその代表です。

わたしがその目で
は!大漫才師!
と思っている
笑い飯
POISON GIRL BAND
ナイツ
とかも、そのうち…。

いや
本当はもっといるはずです。
ただ
この目で確かめてから認定したい。それだけです。
そうなんだろうな…と思っている人は何組もいるんですけど
確かめないとね。

ジャッキー・チェンのことを
放送内では
まったく語れていなかったので
第2弾もきっとやるはず。
楽しみに待っておこう。

さんま御殿とさんまのまんま

2014年05月28日 | テレビ
5/20の『踊る!さんま御殿』
「女人禁制!男の本音ぶっちゃけSP」

5/24の『さんまのまんま』ゲスト:大泉洋
の回を見ました。

最近テレビの話を書いてませんでしたが
それなりにちゃんと視聴しております。

明石家さんまさんの番組を1つ録画で見ると
続けて
別の番組でさんまさんが出ているものを探して見る
というふうなテレビ視聴をしております。

『水曜どうでしょう』と『旅猿』とか。
『有吉反省会』のあとは『怒り新党』とか。
つながりで見る。
録画視聴「あるある」です。

それはいいとして
お友達が
流れ星ちゅうえいさんが
さんま御殿に出ていた
と教えてくれたので
うほほーい
と見たのでした。
あの場で
ギャグを持っている芸人さんは
ひととおり失敗していることからも
お笑いドスケベとして
見ておかなければ

ここんとこずっと視聴ボタンを押してなかった
さんま御殿をぽちっとしました。

ほかは
プラスマイナス岩橋さん
TKO木下
ライセンス藤原さん
と芸人さん多め。

『さんまのまんま』のゲストは大泉洋さん。
わたしは16年前の大泉さんのファンなので
現在の大泉さんが出てくると
いつも
は!
とします。
すごいちゃんとした大人になっとるやんけ。

この2番組見て思ったことは
明石家さんまさんは
対面する相手に
どれだけ自分のことを好きな人がいるかで
サービスの仕方が変わってくる
ということ。
手を抜く抜かないとかではなく
今回は前述の2番組がどちらも
さんまさんが好きすぎる雰囲気があふれていたため
さんまさんの自分アピール多めです。
自分エピソードで笑わせる。

自己アピールが強い
と嫌う人もいるかもしれませんが
さんまさんの話術は
その場にいる人とのコミュニケーションに影響され
変幻自在にかわり
完全にゲスト主体で進む時もあります。
うんちくなど垂れなくても
いくつもいくつも技を持っていて
対応能力に優れている。
いろんな芸人さんを観察すればするほど
さんまさんの凄さが分かってしまうようになっている。(持論)

大泉さんの
さんまさんへのリスペクトと人間力による立ち向かい方が
良かったです。

おもしろかったら
映画宣伝用のティッシュ1個あげる
というと
「ええの?」
と喜ぶさんまさんを見ることができて
あたし幸せでした。

チーム東北@笑神様

2014年05月19日 | テレビ
5/16の『笑神様は突然に…』が最高でした。

鉄道おたくの「鉄道BIG4」
中川家礼二さん
ホリプロマネージャー南田さん
ダーリンハニー吉川さん
宮川大輔さん
ななめ45°岡安さんによる
岩手三陸鉄道の旅




狩野英孝さん
サンドウィッチマン
中川家
による
「チーム東北」
で山形めぐり


というラインナップで
どっちも好きな企画だったので大喜びで見た。

全線開通した岩手三陸鉄道のところは
泣いた。
思いだしても泣ける。
きっともういろいろ報道されてるんだろうけど
いいでしょ、いつ泣いても。
津波で流された線路が復旧した駅のそばに
奇跡的に高台に建てられていたため、
難を逃れたお家があって
そこをみんなで訪ねるんです。
あらあら
と見ていて最初は思いましたよ。
アポ取ってさ
素人のお宅におしかけるのって
旅かしら?と。

でもね、向かい入れてくれた女性が
ものすごく可愛かったんです。
どこにでもいる「お母さん」そのもの。
ころころして
愛想がよくて
花柄の(ちがうかも)エプロンしてそうな。
生活感ありまくりの。優しくて明るそうな。

そのひとは39年間
線路を見下ろす家に住んでいて
鉄道が最初に開通したときもオープニングの手伝いをしたことがあり
だから津波に流されたときから復旧までの一部始終を
自宅から写真に収めていた。
線路がすべて敷き終わったときはやっとここまで来た
って自宅の窓から外を見ながらボロボロ泣いたって。

それから
電車が来たときは
ちぎれるほど三陸鉄道の旗を振る
って。

小さな丸い背中のお母さんが
ひとり
バタバタと
レトロな三陸のロゴの旗を振る様子は
お母さんの
東北のひとたちが見てきた景色を思い起こさせ
また
希望があって
ワンワン泣いちゃった。えへ。


で、
書いたけど、
わたしはこれが言いたいんじゃないです。

チーム東北の
狩野英孝さんが
「感動」のVTRにしたくて
なんでもない話を
さも感動的な話のように
リアクションしようとした場面が
おかしすぎて
お腹ちぎれるかと思いました。

冷やしワンタン屋さんのご主人から
感動的なエピソードを引き出そうとして
ぜんぶ
肩すかし。
そもそも質問が下手。
でも大げさに深刻な顔で
頷いて見せる狩野さん。
ものすごいおかしかった。

サンドウィッチマンと
中川家の
フリとツッコミが
完ぺきなんです。

よく考えたら
ロケが得意な大漫才師のふた組が
同時に映っているという幸せな状況が
このチームのVTRをスペシャルにしていると
個人的には申し上げたい。

中川家とサンド富澤さんから
矢継ぎ早に繰り出される
小ボケの数々に加え、
ふた組の想像をはるかに超えた奇跡的な大ボケをする狩野さんが混じって
その大ボケへの対処がまた完ぺきなせいで
ものすごいよくできたコメディを見ているような気になります。

クスクスからの大爆笑。
あんまり経験できないと思ってます。
テレビ見ていて。

このチームでずっと続いてほしい。

今回は東北スペシャル
あと
礼二さんスペシャルでした。

女優さんの回はハッキリ言って
早送りで見てる。
え?みんなもそうだよね。

では長くなりましたが
今日はこのへんで。






今日は水曜どうでしょうClassicの話

2014年05月12日 | テレビ
今更ながら
「水曜どうでしょう」
にハマっています。

遅い?
鈍足中の鈍足です。
千葉では
なんと週に3回も見ることができます。
チバテレビ、テレビ埼玉、TOKYOMX。
ぜんぶ見てます。
ハマってますから。

やっているということは
見ている人がいるだろう
流す価値があるだろう
と、放送する側が考えているんだろうから
見るのに遅すぎるってことはありませんでしょう。ねえ?

一番最新のやつで
2005年の西表島のやつです。
最新でも10年前。

今更語ることある?
もうどっかでみんな話しちゃった?

わたしは
「水曜どうでしょう」について
面白い
という噂しか聞いたことありません。
どこがどう面白いのか
説明を一切してくれなかったのです。

どうしてかが分かりました。
ぼんやりとした
ニュートラルなおかしさで
ひたすら大事件もなく進む。

また
大泉洋というひとが本当に素敵。
ぜんぜん気付かなかった。
でもそれはスターになるわ
と思った。
あくまでも自然体。
肩に力がはいっておらず
こちらのハートをがっちりつかむ
魅力的な人物です。
これが20代当時にできるって
すごいな。

ずっとカメラで追われているわけですから
嫌な感じがちょっとでも映ると伝染してくると思うのです。
20代って
だって
もっとずっと踏ん張って
力(りき)んで
自分を大きく見せようだとか
格好よくしようとか
思うと思うんだ。凡人は。
少なくともわたしはそうだった。
良く思われたくて
いろんな無理をした。
身に丈に合わないことをいっぱいした。

しかし
このひとには一切それがない。
自虐に長けており、
情けない姿をさらすことに平気で
おもしろさを優先する決断力がある。
焦りとか
憤りとか
根底に眠る嫉妬だとか
そういうのを恥じらわないようになるのって
わたしはつい最近になってやっとだから。

すごいなあ
ってただただ感心しました。
このひとがいないと
この番組は
無理かもしれない
と見ながら(もうずっと過去のVTRだけど)
何度も思ってます。
とにかく何も起こらないときね。
大泉さんの愚痴をきいているだけで
なんとかなるのだから。

ごめんなさいね。
好きな人がいっぱいいて、
スタッフも含めて
みんなが愛している番組にこんなこと言ってさ。
でもわたしにとってはそうだから
言うね。



新しくなればなるほど
編集が分かりやすくこなれてきます。
昔のは説明不足が多いけど、それでもギリギリの楽しさがある。
どっちもいい。

じゃ、サイコロシリーズ5を今から見るのでこのへんで。
ところで
すっかり大泉さんを好きになったので、
昨日やっていた「探偵はBARにいる2」を
ながら見していた。
少し年をとった大泉さんに
OH!
ってびっくりします。
映画も見に行こうと思います。