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笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

枝雀さんのドキュメンタリー

2014年04月25日 | テレビ
BS朝日をふと付けたら
桂枝雀さんのドキュメンタリーをやっていたので
見ました。

わたし
落語にまったく詳しくないんですけど、
…というかすぐに忘れちゃうんです。
落語家さんの名前とか演目とか。
これは良かったから覚えておこう
とか思うんですけど
ケロリと忘れて
また最初から。
そんなわけで
枝雀さんの落語を見たことなんて
すっかり忘れていたのですが、
朝日放送に残っていたという過去の映像から
高座に上がり落語を始める枝雀さんを見ていて、
記憶がバババとよみがえりました。

最初に見たときの
強烈な記憶が。

いくつだったかは忘れていたのですが、
NHKの朝ドラ『ふたりっ子』がはじまって
枝雀さんが出てらして
あ!あの落語家さんだ。
と思ったので、
きっとそのドラマより前でしょう。
でも晩年だったのかな。

その時は確かものすごく笑ったことを覚えています。
引き込まれて途中でやめずに
最後まで一気に見たという記憶です。

この番組。
紹介が遅くなりましたが
『君は『桂枝雀』を知っているか?
 伝説の天才落語家の真実』
という番組でした。
彼の落語人生と
計算つくされた笑いの「セオリー」をひも解き
自ら死を選んだ最期までを
映像とインタビューで放送してました。

緊張と緩和の詳しい説明。
SRというショート落語の考案。
笑いとは何かを真面目に考えつくし、予定調和を嫌い、ハプニングのために稽古をした。

ふたりの息子さんのインタビューもあり
次男のかたが
「シンプルに病気になったんと思いますよ」
と自分の推測を話しておられ
枝雀さんが考えに考えた末に
(そのことだけが原因とは思わないけど)
心の病を再発症したことで
ふと思いついたのは
数ある哲学者たちの一生です。

思うに
人間の脳みそは考えすぎたら
壊れるようにできているんじゃないだろうか。
特にいつか答えの見つかるものではなく
「笑い」という答えのないものは
考えても考えても果てがない。
哲学者たちに自殺が多いのは
答えのない何かを考えているから
と大学のときの先生が言っていた。
あるところまで考えて壊れてしまって
そこから先をべつの哲学者が考えるようにできている。

枝雀さんが話すこと
興味があったことを聴いていると
なんだか
哲学に近いものがあるなあ
と思ったのです。
笑いを追求する人は
もしかしたら
哲学者なのかも。

だからあんまり考えちゃダメだ。
私も含めてみんなもね!
そうたいして考えてないけど。
笑って忘れよう。

余談ですが、
「笑い」に答えがないと言うダウンタウンの松本人志さんが
枝雀落語をリスペクトしている
と、番組の中で言っていたことも興味深いです。
なにかいろいろリンクします。

ところで
枝雀さんが
「伝説の」と語られることに
ピンと来てません。
だってこのあいだの人じゃないか
という思いがあるから。
そんなに時が経てないと
勝手に実感しているため、
わたしのなかでは
もうこの世にいないとは
思えない。

でももう15年も前なんですね。
年取るわけじゃ。

ではまた来週。


ロンドンハーツのネットムービー第5段

2014年04月21日 | テレビ
本当に面白いネット上の動画って
少ない気がします。
過去の映像とか
衝撃映像とか
情報として面白くて
見ちゃう
ってことはよくあるけど、
発信していることそのものが
ちゃんときっちり面白くって
次の更新が楽しみで楽しみで
時間があっという間に過ぎる!

あっという間に過ぎるのは
ネット動画あるあるか。
あと1本、
あと5分
とか思っているうちに
2時間とか平気で経っているよね。

前置きが長くなりましたが
ロンドンハーツのネットムービーは
本当に面白い。
って話です。

今、テレビを作っているトップランナーが
ネット動画やると
格段に違う
ってことを見せつけていると思います。

構成や編集
映像、音声
やっぱりプロの力が結集すると
すごい…
っていうのは
まあ口からでまかせです。
はっきりいって
こちらは知識もない
ただの視聴者なので
すごさは分かりません。
だけど
抜群に見やすいです。

これはネット動画だから。

って
動画検索して見るときは
一旦フィルターかけて
見辛さをなしにしているところがあって
それが当たり前だったけど
こんなに良い画質で
下世話でおもしろくって
それなのに無料って
なんかスイマセン。

って思う。
いつも。

わたしは、
第3段の
パンサー尾形さんの回が
名作だと思っています。

最近第4段を見たのですがこちらもすごく良かったです。
シリーズ中いちばん無名の芸人さんですけど
関係なかったです。
淳さんが何度も呪文のようにそのことを言ってます。
「関係ない」って。
刷り込まれたわけではなく
わたしも同意します。
内容が面白いから
主役は誰であろうと関係ない。
人間のヤなとこ
えぐりまくっており
一方で
そういうのが嫌いなひとにも
ちゃんときれいなオチをつけていて
サービスいっぱいです。

こういうふうに書くこと自体
わたしの歪んだ精神を感じます。
美しく終わるなよ

下世話大好きの腹黒はなこば

毒づいたとさ。
世の中
良い人間ばかりのはずないもーん。

これを書いたのは
第5段に
わたしがずっと気にしている
とろサーモン久保田さんが出ており
期待でワクワクする気持ちを
グッと押さえているからです。

え?
そうです。
見てません。
なぜなら
まだ完結してないから。
1カ月にわたって毎週1時間くらいを3つに区切った動画数本が
更新されます。
まだ1週目。
あと4週くらいしないと完結しない。
わたし…完結しないと見たくない。
先が見たくて見たくて
イーーーってなっちゃうから。

それくらい楽しみにしています。

最新作は
ロンハーのHPからアクセスできます。
過去分は
YouTubeでも見ることが可能。
累計
1億5千4百万回再生
だそうです。
すごいなー。

とか言っている場合じゃない。
自分を省みて
何か考えよう。
…といいますか、
自分の音声配信のテーマこれにしたら
良かったんじゃないの?
むむー。

でわでわー



昼の番組をあらためて

2014年04月14日 | テレビ
先週の金曜日に
『徹子の部屋』に付随して
少し
この春のお昼の番組について話しました。

そのときの記事→音声配信 週刊はなこば批評 第3回「徹子とマツコとお昼の顔」

そこで大したことも話さずに終わってましたが
この週末よくよく考えてみると
気になることはたくさんあるな
『バイキング』
と思いました。

キーワードは
主婦目線です。

『バイキング』にはこれが欠けていると思います。
あの時間帯に
テレビ番組を選ぶのに
主婦は『バイキング』にはしないだろうな。
と思いました。

わたしが見たギャル曽根ちゃんが
芸能人のお宅にお邪魔して
冷蔵庫の中身を料理して
全部食べる
という企画は
食べる部分以外においては
ギャル曽根ちゃんの
料理上手を称える編集だったのですが
主婦から見ると
実に生ぬるい。
「おお!」
と思うような
ポイントは実際の主婦には
鼻で笑うようなことばかりで…
ギャル曽根ちゃんは
全然悪くないし
お宅訪問を
さま~ず大竹さんの奥様中村アナと行う感じは
悪くなかったです。
ギャル曽根批判じゃないです。
あの子は
大食いという特性でタレントになるという道を
開拓したひとだから、相当なものだと思います。
この春のテレビ東京の
大食い特番は
タレント志望の可愛い子がワンサカいました。
ちなみにわたしは
上記の女性アナウンサーの方
昔から
ぜんぜん好きじゃないです。
好感度が…ごめん。
レッドカーペットの司会っぷりは
面白かったと思ってます。
だからこそ
あんまり乗れなかったのかな?
いやいや
文句があるのは
ギャル曽根ちゃんの料理の腕だからー。
新婚っぽい料理の作り方してるからー。

そんなフォローも入れまして(どこが?)
この企画は
お宅訪問+料理+大食い
を合わせた
欲張り企画なので
一個一個が
どうも薄かったのです。

旅ロケ的なやつにも同様の感想を感じました。

こんなことを書きつつ、
でも
主婦層がターゲットか?
というとそうではないと思われます。
だってね、
『笑っていいとも!』は
はたして誰にあてたものか?
と問われると
疑問です。
思えば
お昼にあるまじきパンクで
だけど
ぬるい
なぜかいつもそこに存在していた
不思議な番組だったのです。
前番組とは
切り離して考えることが正解なのかもしれないけど。

切り離さないで考えると
今のままでも続けていれば
なんとかなる気がします。

切り離すと
今のままじゃダメだ。

『ヒルナンデス』は
そこらへんのところ
きっちり押さえている気がする。
『笑っていいとも!』が終わって気づく
『ヒルナンデス』のちゃんとしている具合。

主婦目線
ということで言えば
『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』
たまに見ていますが
やっぱり
えみちゃんはすごい。
番組自体のレシピも
とてもいいのですけれど
なにが凄いって
普通の料理番組よりも
話している量が多い。
さすが「おしゃべりクッキング」。
それなのに
しゃべりすぎ
だとか全然思わないの。
料理のポイントやアドバイス以外に
えみちゃんの途中のおしゃべりが
きちんきちんと
整理整頓されて
無駄なく機能的に進行されているからだと思います。
わたし
ネットで音声配信をはじめて
改めて気付いたけど
どんなに事前に考えても
川が流れるように
上から下に理路整然と整理して話すなんて
とてもできません。
上沼恵美子さんは
ものすごく頭のいいのだと思います。
尊敬。
えみちゃん、まじ尊敬。
また漫才番組の審査員やらないかなー。

今日は
ちょっとガサツだった気がするけど…
すいません。

では
また水曜日に。


『笑っていいとも!グランドフィナーレ』について

2014年04月04日 | テレビ
このテーマについて
お笑い好きとして
正面から書くのは
なかなか悩みます。
これについて
ずっと話していたいけど、
「意見」として公表するのは
おこがましい。

でもあえて書くのは
テレビの奇跡がひさびさに見ることができた
『笑っていいとも!』の最終回だったからです。

もうどこかで誰かが
話していることを
わたしももう一回言うことになるのかもしれないけど
わたしは
この番組の終了について
とくに意見がないのです。

社会人になって昼間の番組を見ることがなくなると
この時間帯のテレビとは縁遠くなり、
そもそも
タモリさんの大ファンというわけでもなければ
『笑っていいとも!』を語るほど見てない
日常的にお昼にやっていた番組が
日常からなくなることに
ここぞ
とばかりに声高に何か言うことには
恥じらいがあるのです。
あくまでもわたしは。

だから終了といわれて
あら
と思ったけど
別に盛り上がることでもない。
とんねるずが
最後のレギュラーになった
ということも
ふうん
くらいに距離を置いてました。

ただ
3/31の夜の最終回で
絶対に無視できない事態が起こった。
明石家さんまさん
ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、
とんねるず
に、爆笑問題、ナインティナインの登場で
無視を決め込むのは絶対無理と
書くことに決めました。

長々と前置きですいません。

思えば
とんねるずが最後のレギュラーになったときから
この伏線が敷かれていたのかも。
だったら
ちゃんと見るべきだったかもしれない。
と素直に反省する。

わたしは音を聴いてました。

客席の反応を。

客席は
現役レギュラーの芸能人と
かつてレギュラーの芸能人と
そのうしろは
スーツを着た関係者
という
ほぼ身内で埋まっておりました。

ですから
いつものお昼にやっている『笑っていいとも!』とは
ちょっと違っていて
客席の反応がいいのです。
笑い声がいつもより早い。
気づくのが早い。
受けやすい。

そんななか
明石家さんまさんとダウンタウン、ウッチャンナンチャンの絡みで
ダウンタウンの声の張り具合が
相当だ
と思い
ウンナンの優しげなたたずまいにグッときていたところ
そこに
とんねるずが登場したとき
少し間をおいて
うおおお
と(たぶん芸人さんが特に)長い喝采がありました。

さらに
もっと重要なことに
爆笑問題が
舞台の上から登場したときは
もう少し間がありました。
明らかにひとつ前の喝采とは違う
客席の反応。
小さなあのふたりが
ぴょん
と出てきて
松ちゃんが「ネットが荒れる」と言い
太田さんが「荒れろ!荒れろ!」とまくしたてるまでの
数十秒、
みんな息をのんだと思います。
実際
わたしが
「はっ」と息をのんだので。

ツイッター上でネタばれしている状態から
録画を見ても
やっぱり息をのんだので
間違いありません。

もう一度見たら、
そんなに
しーん
と静まりかえってはいない。
たぶんわたしが勝手に自分の中で音を消したのかもしれません。

で、ざわざわが長く続くのだ。

舞台に出ている人がみんな楽しげに笑っている。
何度も巻き戻して
全員の表情を確かめてしまいました。
ただ出てくるだけで
何も成立してないけど
出てくるのみで
充実感と満足感でいっぱいでした。

わたしたちのお笑いトップスターが
あそこに立っているという事実で
胸がぎゅーとなりました。

こんなことってあるのね。
テレビ好きで
お笑い好きで
良かったよ
とこのとき
そう思った。

草なぎ剛さんが
「日本には面白い芸人さんがたくさんいるんだな」
とスピーチでおっしゃってましたけど
わたしもそう思います。

スピーチといえば
バナナマンのスピーチです。
前半のわたしのなかの奇跡は
とんねるずが登場した瞬間ですが、
後半は
バナナマンがスピーチを始めたときです。
設楽さんが
「ありえない(メンバー)の方々がひとつの画面にうつる
 あのひとたちに僕らはあこがれて(芸能界に?)入ってきました
 いいともだから実現したと思います」
と言ったところに
お笑い好きのすべてが詰まっていた。
芸人さんだけじゃないよ
わたしと同じ世代で
バラエティ番組からお笑い好きになった人は
全員そう思ってる。
そして
そこからの日村さんの郷ひろみモノマネが
スピーチの流れを変えた。
ものすごく面白かったし、
そのうしろで
うんうん頷く設楽さんに
バナナマンの覚悟が見えた。
そのあとの
アンタッチャブル山崎さんの
戸惑いの顔が
すべてを物語っていましたよね。
あのザキヤマさんが焦る。
それでもしっかり笑いをとって、
笑い泣きの流れがあそこから。
石橋さんが日村さんとハイタッチをして
拍手を送っていたのも
見逃せません。
秀逸な
劇団ひとりさんのスピーチにもつながるわけで。
格好いいな。
芸人さんって。

そんなわけで
『笑っていいとも!』ありがとう。
そういうことを見せてくれて。
本当に。
終わりというか
再認識だよ。
テレビ好きって気持ちの。
繋いでいきましょう。
と思いました。

黒柳徹子さん風(怒り新党のお正月特番より)にいうと

わたし、とっても喜びましたよ

お笑い好きとして
テレビを見てきたものとして。

でわでわ

いろはに千鳥が最終回

2014年03月31日 | テレビ
まさか!
なぜだ。
スポンサーか?
だったらしょうがない。
こっちはお金払ってないしっ。

お気に入りの番組のひとつである
テレビ埼玉で今年1月から放送している『いろはに千鳥』が最終回でした。
関東初、千鳥の冠番組です。

ものすごく面白くて
ますます千鳥が大好きになったすばらしいロケ番組で
わたしの地元幕張や津田沼にも来てくれた。
親近感で嬉しかったわ。
放送見たあと、
幕張新都心イオンモールで
千鳥が食べたモノを
探して歩きました。
「カルビープラス」の
ピザポテトコロッケが
「コロッケいち旨い」と言っていたのですが、
ずっと売り切れで
残念です。

肩に力の入っていない千鳥は、
芸人として格好いいし
おもしろい。

最終回は
これまでのダイジェストだったのですが、
やっぱり面白いじゃない
と再確認しました。
ご本人たちもそうコメントしてました。

わたしのお気に入りの回は
南房総に
苺狩りに行ったときの回。
お金がないので、
30分を10分に時間を短縮してもらって
さらにその時間をふたりで分けて
ひとり5分ずつ
ビニールハウスに順番に入ることになったのですが、
大悟「10分もわしは苺狩りをよう楽しまん、わしはな」
というとおり
先に入った大悟さんは
ビニールハウスに入って
2個食べて
3分で帰ってきた。
ノブさんが
「おれ7分もいらんわ」
と言って、
1分半で帰ってきた。
33歳の大人は
3個も食べれない。

…わかるな。
わたしもなんであんなに苺食べなきゃいけないんだろ
って思います。
何個もいらないよね。

もちろん苺は美味しいし
子どもと来ると盛り上がる

と千鳥はフォローしておりましたが、
嘘のないコメントに
信頼できるっ
と見直しました。
あそこの苺狩り
わたしも行ったことあります。
子どもは楽しそうにしてました。
でも
狩るくらいなら
スーパーで買ったほうが安いし
楽ちん
と思っている。

ところで
この番組
「視聴者の声次第では
夏から新シーズンがはじまる可能性も!」
というあおりをしておりましたが、
「視聴者の声」ってなんぞね?

投書でもすればいよいのでしょうか。
この番組、見たくない人なんていないよね。
DVD化しそうな予感はビンビンしてますけど。

関東に
千鳥が来てくれたこと
わたしはありがたいありがたい
と毎回この番組見るたびに
神さまに拝んでおりました。

夏にまた新作を見ることができますよーに。
というか、
千鳥なんてすぐ売れちゃうよ。
今のうちに獲得しとかなきゃだめよ。




博多華丸さんinめんたいぴりり

2014年03月28日 | テレビ
少し前に
わたしが見ているドラマは
『ごちそうさん』と『めんたいぴりり』である
と書きました。
どちらも
戦中戦後を描いた話。
『ごちそうさん』は明日が最終回ですね。

『めんたいぴりり』は
昨年の夏に
テレビ西日本が開局55周年を記念して制作・放送していたドラマだそうです(Wikiより)
福岡だけで放送してたのを
ギャラクシー賞を受賞したのを期に(?)
関東でいま放送しております。

ドラマ全体として
テンポがすごく良くて
見やすいです。

つぎつぎに
いろんなこと
起こりすぎじゃない!?
と思ってたら
15分の放送時間を
どうやら関東用に
1時間に編集しているらしいです。

博多華丸さんが主演で
富田靖子さんが
奥様の役で出ております。
ゴリケンさんが良い感じです。
パラシュート部隊斉藤さんが
前回は大活躍でした。
大吉さんのスケトウダラ役は
…ファンサービスだと思います。

このドラマ
なにがいいか
っていうと
華丸さんが
いい。

華丸さんのチャーミングさが
出まくっている。
明太子の有名店
「ふくや」の創業者をモデルにしているんだけど
華丸さんそのもののような…。
演じているように
もはや見えないし
芸人・博多華丸でもない。
中州で食料品店を営んでいる
おっさんにしか見えない。
そのくらい
ハマっております。

まっすぐで
ちゃらんぽらんで
人情味にあつく
お酒を美味しそうに飲み
熱血。

博多華丸・大吉の芸人としての人生とも
なにかしら
かぶるようにも見え
ついついグッときてしまい
毎回ぼろぼろ泣いてます。


このあいだの
アメトーーク
「すぐ腹立つ芸人vs腹立たない芸人」で
華丸さんの
腹立たないエピソードに
一気にファン度がグッとあがったせいもあるかな。
だって
なくしたタクシーチケットを一緒に一生懸命さがしてくれる。
口についたプリンを注意してくれる。
ほんとうに素敵な人。
まわりにいるひとは
大好きにならざるえないだろうな
と思いました。
このひとのために何かしなきゃ
って思ってしまうだろうな。
と、一方、品川庄司の品川さんが
タクシーチケットを失くしたそのマネージャーさん(品庄と華大掛け持ち)を
「なめてる」
と言っているのを見て
そりゃ対応の差をつけてしまうよ。
華丸さんだよ、と思った次第です。

話がそれました。
ドラマの話だったわ。
ドラマは
とくに
博多弁がいい。
あったかくて
素敵。

キャラクターたちが
生き生きと命を生きているように
みえます。
博多弁で漫才したいと言っていた
華丸さん。
いまや
博多弁でドラマの主役だよ。
すごいなあ。

華丸さんが地元を愛するように
地元も
華丸さんを愛しているんだろうな
って
見ていて思いました。

そんなに郷土にこだわらなくても
良いドラマなんでお勧めです。
連ドラで
分かりやすい話なんで
途中から見ても大丈夫と思います。

ちなみに
テーマソングもいいです。

そんなわけで
続きも楽しみ。
早く放送しないかなー。


中川家の波乱爆笑

2014年03月19日 | テレビ
仮説。
中川家がベテラン芸人さんと絡むと
奇跡的に面白い。

そんなことを思い出す
『誰だって波瀾爆笑』でした。
先週のゲストは中川家。

剛さんのパニック障害のこと。
兄弟で支えあったこと。
師匠や仲間たちの応援があったこと。
今いくよくるよ師匠は
毎晩ごはんに連れて行ってくれた。とか。
また
家族の話や
奥さんからのメッセージ。
ほぼ想定内の話なのに
なぜか何度も聴けます。
同じ話でも、
狙った感じがしないからかもしれません。

わたしの中川家史上
いちばん好きな(前も書いたな)話、
もう一度聴けてうれしかったです。

これ↓
小さい頃はお父さんの会社の優待券で
電車賃だけもらって
なんばグランド花月に通って
一番前の舞台にかじりついて
兄弟二人で見ていた。
ブラックデビルの頃の明石家さんまさんが出ていて
さんまさんがひとこと発するだけで
ドーンとウケる。
でも直接はなしたいから
ラジオで本名言われるのが嫌いという情報を得て
「杉本!」と野次る。
するとウルサイと言う感じで
こちらを見てくれるのが
たまらなくうれしかったと剛さん。
白いエナメル靴に「アホ」と書いた話も。

とにかく演芸が大好きで
という
小学生の中川家ふたりの仲の良さ。
またその頃から
笑いを愛する気持ちが
随所に垣間見えてすごく良かった。

そして後半のサプライズゲストとして
今いくよくるよ師匠が登場。
そこから
神がかって面白かったです。

マシンガントークの今いくよくるよ師匠に
抜群の間で、
下からツッコむふたりが
とにかく面白い。
テンポがものすごく速くて
縦横無尽な師匠を
楽しそうに転がしており
たぶんだけど
相思相愛だからなんだな
と思いました。

中川家のふたりの今いくよくるよ師匠モノマネも
VTRで流れましたが
ふたりが
師匠を好きで尊敬しているのが
良く分かる。

いくよさんもくるよさんも
ふたりをとっても可愛がっている。
基本、中川家を全褒めです。

いくよさんが
体調壊して入院したときに
一番初めに電話してきてくれたのが
ふたりだと言っておりました。
「なかなかできることじゃないよ」
という褒め方…。
親戚のおばちゃんのような。

中川家は
「家」な感じなんですよ。
兄弟だけど
ほっこりとした家庭が見える。
可愛がられ方が家族っぽいのです。

どこがどう
って説明しても
つまらなくなるので書きませんが
とにかく
久しぶりにすっごく笑ったので
この番組は
保存しました。

中川家絡みで
すごく笑って保存したものって
あした順子ひろし師匠との絡みのやつで
これ以来
師匠と絡むと超おもしろいっていう仮説を立てたのです。

そういえばふたりは
あした順子ひろしモノマネもやってましたね。

中川家の漫才中に
お兄ちゃんの剛さんが
礼二さんを見て
「ふふふ」って笑う理由も話してた。

小さい頃は
あんなに暗かった奴が
こんなことやっている

と思ったら笑ってしまうのだとか。
ね、「家」感!

マセキの流れ

2014年03月14日 | テレビ
3/4の『ロンドンハーツ』は
『密室検証!もしもこんな2人を飲ませたら?』
という企画で
ふたりきりで芸人さんを飲ませて
それを見る
という
どうなのそれ!
と思いつつ、
芸人好きとしては見逃せない企画でした。

千原ジュニアさんとオアシズ大久保さん。
有吉弘行さんと手島優さん、
田村淳さんと狩野英孝さん。

大久保さんのジュニアさんへのセクハラ迫り
有吉さんの手島さん全流し
と想像がつく展開のなかで
淳さんと狩野さんの話が
実はいちばん芸人話をしていて
熱かったです。

淳さんがMCとしてやっていく葛藤とモチベーション。
高校生(時代)の狩野さんからのダメだし。
面白かったです。

狩野さんは
テレビやバラエティが大好きなんだな
と思い、
可愛げとこちらの想像を超えてくる受け答えとリアクションは
芸人さんとして
他にかぶらない希少な存在だと思いました。

ん?
最近
こんな感覚になることあったな?

と記憶の引き出しをさがすと
先日の『アメトーーク! 若手プレゼン大会』で
三四郎の小宮さんが
「出川、狩野の流れをくむ…」
と数回言われていたことを思い出しました。

これは本編の『アメトーーク』とは別日の深夜に放送されています。
テロップが少なくや
お客さんがいないため
少し盛り上がりからすると本編より下がるのですが
これまた芸人好きとしては
たまらない
実力者が毎回たっくさん出ているわけです。

今回のプレゼンターは
タイムマシーン3号・関さん
風藤松原・風藤さん
三四郎・小宮さん
吉田たち
うしろシティ阿諏訪さん
オジンオズボーン
ニッチェ近藤さん
とろサーモン久保田さん
ダブルブッキング川元さん。
ね。
久保田さんと川元さんが並んでいるの、たまらなかったけどねっ。

それはそうと
小宮さんの
転がるようなダメな進行と
独特のキャラクターが
かなり場を盛り上げておりました。
完全にダメなひと
みたいな扱いとして
売れるかもしれません。

狩野さん、出川さんについてもそうですが
テレビのなかほど
本人はダメではないということを
こちらは知っており、
小宮さんに至っては
漫才完ぺきじゃないですか、いつも
と思っているので
わたしの思っていた売れ方とは違う方向で
スターになるかも
と感じました。
ただポップで可愛らしいのは
舞台の上でもテレビでも変わらんよ。

ここへきて
マセキ芸能社…来てる。
かも。
注目です。


R-1ぐらんぷり2014

2014年03月05日 | テレビ
今年も開催されたR-1ぐらんぷり2014です。
全ネタ感想をしようと思います。

【グループA】
 1 レイザーラモンRG(初/よしもと)
  スティーブ・ジョブスからの布袋寅泰にのせたipad,iphone,ipodあるある。
  トップバッターなのにこの破壊力。
  RGさんはTHE MANZAIのときもそうでしたけど、
  笑いを信じる強さがあると思う…って格好いいこと書いちゃったけど。
  「7時台いちばんアホ」という板尾さんの審査員評すばらしかった。

 
 2 ヒューマン中村(4回目/よしもと)
  形容形容詞。フリップネタの真骨頂と思います。
  しかもこのネタはオチを最初にいっていて
  ある程度こちらに想像させておいて
  こちらの想像を超えてくるようにする大喜利形式。
  素敵だ。頭脳派。

 3 TAIGA(初/オスカープロモーション)
  お前だれだよ。
  大好き。わたしTAIGAさんレッドカーペットでお見かけするたびに好きだな。
  と思っていた。もっとも好みです。
  だってひたすら明るくって
  難しく考えなくても笑顔になる。ハッピーなのだもの。

 4 スギちゃん(3回目/サンミュージックプロダクション)
  ♪港のヨーコ~に乗せた、ワイルド…。
  ある程度なにをやるかこっちが知っているのに、ここまで面白いのは奇跡と思います。
  ハプニングかどうかは分からないんだけど、
  ああいうのがあるとスギちゃんの楽しさやスター性が活きます。

【グループB】
 5 小森園ひろし(初/よしもと)
  ラーメン屋の幻のスープ。のひとりコント。
  どうしてよ!
  と笑った。展開も好き。
  小森園さん演じる店長の気持ちの良さが
  爽快でとてもいい。

  
 6 ミヤシタガク(初/フリー)
  駅員の放送。で駆け込み乗車をおやめください。
  から始まるひとりコント。
  このコントも巧いなあ。
  気持ち悪さや、嫌な感じを笑いで包むのは
  このひとの持ち味か。
  構成もいい。
  わたしのタイプではないんだけど。寂しいから。
  でも面白かった。

●7 やまもとまさみ(2回目/佐藤企画)
  取り調べ室の刑事のひとりコント。
  ひとりコントが続く。
  そして続いて思った。
  まさみさんの安定感ね。
  芸歴による芸の厚みというのでしょうか。
  実力あるんだなあ、って思いました。

 8 中山女子短期大学(初/よしもと)
  「魔王」の替え歌を歌いながらフリップをめくる。
  このネタ、上位に位置するくらい好きです。
  絵の感じも。
  あと「魔王」を知っていたからってのもある。
  魔王をそこでもってくる!?と驚いて心つかまれたの。
  娘が朝からずっと「魔王」歌っています。 

【グループC】
 9 バイク川崎バイク(初/よしもと)
   BKBとかショートコント・シンデレラとか。
   巧いし、ずるい。と思ったのは、説明が丁寧なところ。
   初めての人にでも分かるような
   ちゃんとした説明が入ったよね。
   あ、芸歴と実力があるの見せたな
   と思いました。

●10 馬と魚(初/よしもと)
   コブクロ、アジカン、サザン、ももくろ、aiko風桃太郎。
   アジカンやばかった。
   世代的に、いまはこんな感じなのですね。
   あとコブクロの「く~ださいなぁ~」は、ずっと歌っている。

 11 おぐ(初/SMA)
   身支度。この日の私のナンバーワン。
   ツッコミの声のテープが本人ではなくて、しかも複数。
   展開も好き。
   「だいじょーぶだよっ」って皆が励ますところ。
   すごく良かった。
   あと、おぐさん男前。

   
 12 じゅんいちダビッドソン(初/アミー・パーク)
   本田で無回転あるある。
   わたしスポーツまったく知らなくて
   未だに本田というひとが
   どの人なのか。ああいう話し方をするのか知らないんですけど。
   JDさんのモノマネはなぜか好感持てる。
   もともとこのひとのアメリカのネタ大好きだったし
   芸人さんとして好きなんだろうな。
   そして「基本はできてますんで」と言った通り、
   ハードルを下げてからのひねりに拍手してしまいました。

【ファイナルステージ】
   レイザーラモンHG
    またもスティーブジョブスで♪ラブファントム~B’zに乗せて海苔あるある。
    海苔バージョンのほうがくだらない!
    良かった。

  ●やまもとまさみ
    留学生に変な日本語を教えるのを注意する店長のコント。
    これは展開もあり、とても楽しい。
    でもさ留学生って一体どこの国のひと?
    漢字も英語もイタリア語もダメでしょう。
    気になる~。

   馬と魚
    「宮迫さんありがとう」
    この歌いろんなひとの歌いすぎてませんか。
    いいんだけど。よい歌だから何度聴いても。
    アンコール。っていうの、良かったな。


さてさて
褒めるだけの感想ではございますが
たくさん書きました。
総じて、
やっぱりショーレース物は楽しいです。
R-1って
いつも他の大会に比べて
少しだけ残念なんですけどね。
なんでなのか。コンセプトか。
今回は見たことない新しいネタが
全部よくて
良かったです。

一番のハイライトは、
グループCで
馬と魚さんのコメントを
フォローしたBKBと本田とおぐさんの絡みです。
そのほかには
ネタのすぐ後にインタビューする
千鳥と友近さんのやり取り。
ほんわかした。

楽しい番組で良かった。
来年もまた楽しみ。

あと『さんまのまんま』にやまもとまさみさんが出るのも楽しみ。

ネット音声配信でも話そうと思います。

渡辺リーダーと千鳥ノブ@東西芸人いきなり!2人旅

2014年02月28日 | テレビ
先週関東で放送されていたのは
渡辺正行さんと
千鳥ノブさんの回でした。

これ熱かった。

渡辺リーダーは
無邪気にボケて
ノブさんは最初は及び腰ながらも
ツッコンで良い雰囲気だった。

熱かったのは、
夕食で
ふたりがお笑いについて「熱く」語り合う
という
いつもの恒例演出の場面だったんですけど、
渡辺さんは
優しい口調で
自分たちもコントやっていて
やめようとおもったことがあって
それが
ダウンタウンを見たから
という話をしていました。
こういうシュールなことをして大阪でウケるようになったのだ
という衝撃について熱く話していて、
さらに
千鳥は
ダウンタウンにしか漫才の影響を受けてない
というノブさんの言葉に
うわあああ
ってなりました。

千鳥の漫才の独特の雰囲気は
そうかこれか
ホッとするような安心感は
もしかしたら
ダウンタウンに源流が…
なんて思って。

渡辺さんはさらに続けます。
笑いは強さ。
自信だ。
だと。

自分たちが信じて、面白いと思うものを貫き通すことだ。
それか80%の笑いを取りに行くのか。

千鳥は
縮こまらないで
自分たちの信じた笑いをやったほうがよい
というニュアンスを含ませた
リーダーの優しい助言に
じいいん
としました。

2013年1月の放送ですが、
ここから千鳥は何か変わったかしら。
と考えると
去年一年で
劇的にこれ!
とはわたしのような鈍い人間には言えない。
だけど
確実に言えるのは
わたしが千鳥のめっちゃファンになったこと。
去年の
THE MANZAI
でもそうですけど
もうそのちょっと前から
千鳥に対する愛着のようなものが
ムクムクと育っていた気がします。

もしかして
このときの
ノブさんの「今日で吹っ切れました」という決心が
『ピカルの定理』の終了をマイナスではなく
プラスに作用させているのかも(わたしが思っているだけ?)
しれません。

いい番組。
そして
渡辺さんが絡むと
若手芸人はたいてい良い味出す。