漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

続編が待ち遠しい

2012-01-31 06:03:03 | 本と雑誌

 

お気に入りのシリーズものである居眠り磐音の新刊を買いにいったのだが。

おっ!返り忠兵衛も出てたのね。あれ?この本のタイトルも気になるぞ。う~ん・・これも面白そうねえと^^。

雨天で自転車は乗れなそうだったこともあり、ついつい買い溜めしてしまったのであります。

 

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そんななかで、またまた続編出してシリーズものになって欲しい作品にめぐり会ってしまった。

【家なき殿さま旅日記 (聖龍人/廣済堂文庫)】

 

陣屋大名(城を持たない大名)である殿さまの伊達嶋美濃守源次郎と乳兄妹でもある家来の浮田小五郎が主人公格。

国元から江戸への帰り道に警護の家来達から離れて(逃げ出して^^)二人で街道を旅をする。

理由は殿さまの源次郎が江戸屋敷から抜け出して江戸の町で暮らしてみたいと考えたからなのだ。

道中出会う様々な事件を解決していく物語であり、二人とも剣術の方はめちゃくちゃ強いのであります。

時代小説なので事件に殺しはつきものなのだが、最初から最後までどこかのほほんと陽気な雰囲気なのです。

何故こんなに明るいのだろうと考えたら主人公が絡むチャンバラシーンで死人が出ないからなのだと思い至った。

品があって屈託がない源次郎と、間抜け?な小五郎の掛け合いも良い味出しているのです。

面白い時代小説が出たものだと妙に感心してしまいました。続編が待ち遠しい作品であります^^


秩父往還山通りを行く(2012年) ①

2012-01-30 06:28:22 | 秩父往還 野次馬道中記

今年は旧秩父往還を使って起点の熊谷から雁坂峠を目指し往復するロングライドをやってみたいのであります。

日帰り前提なので旧道がどこだか判っており、且つどの程度時間が掛るものか事前にある程度知っておきたい。

今まで何度か往還を走ってはいるのだが、最長で大滝までで、しかも連続で走っておりません。

また秩父神社から先の旧道も調査不足なので実際どの程度の負荷なのか見当もつかない状態であります。

今回は事前調査のまた事前調査として起点から出来れば秩父神社あたりまで行ってみようと出発であります。

 

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R17号石原1丁目交差点。ここのちちぶ道と刻まれた道標が出発地点であります(8:39/0.0km)。

ここから広瀬方面へ向かい、基本的に旧140号や脇道を走って寄居の正喜橋を目指すのです。

 

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R140号山王宮を少し過ぎた左手にある地蔵堂(8:53/2.9km)。

昔は旧秩父往還にあったものがこちらに移転されたと説明にあるものです。

ここから旧140号を旧道の痕跡を辿ってジグザグと寄居へ向かって走ることにする。

 

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旧140号沿いの赤城神社境内にある道標「左ちちぶ道」(8:58/3.3km)。かつてはどこに設置されていたのだろう。

大麻生中郷で大里幹線用水路沿いに左に入り旧駒形神社跡の地蔵尊の前を通る(9:06/4.1km)。

 

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大麻生駅前通りとの交差点にある道標「左よりい・」(9:08/4.2km)。次はこの橋を渡って直ぐに右折する。

道は再び大榮神社前で旧140号と合流するので神社の裏手へ回って、ほぼ旧140号と並行に瀬山方面へ向かう。

 

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瀬山にある土地の人からドウロクジンと呼ばれる道標を兼ねた祠(9:23/7.1km)。

この時は光の加減で側面に刻まれた「左よりい 右ふかや 道」の文字がはっきり見えた。これは幸先良いぞ。

左手の道は民家があり進めないので右手に進み、突き当った桜並木の道を左折して明戸駅へ向かう。

 

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旧140号と線路を越えて明戸駅から旧道を寄居方面に進むのであります(9:28/8.3km)。

オトウ坂を越えると藤野屋人形店の向かいの敷地にフェンス越しになにやら石板と石塔が見える。

初めて気付いた石板には「明和元・・・」、石塔には「武?榛澤郡菅沼村・・」とあるが正面が気になるなあ。

今度時間があるときに見せて頂けないかお願いしてみようかしら。

 

ここから先はまた旧140号と合流するので素直に寄居方面へ向かうのであります。

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武川でちょっと旧道に入って石塔群を観賞(9:43/11.1km)。

 

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旧140号沿い見目墓地内の青面金剛像「享保九」(9:52/11.8km)。

頭がソフトクリームみたいと思ったら蛇がとぐろを巻いているのね。

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更に旧140号を寄居方面へ。 

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荒川交差点近くの寿楽院前におわす如意輪観音像「享保十七」(10:15/15.4km)。

うっすらと紅をひいた微笑みにちょっとだけドキッ!

 

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旧140号沿い小前田の長善寺境内の青面金剛像(10:24/16.7km)。それぞれ造形が異なっていて面白いものです。

ところで本来ならば青面金剛像は彩色するなら青色らしいのだが、拙は未だに赤く塗られたものしか見たことが無い。

いつか青く彩色された青面金剛像を見つけるのが夢なのであります^^

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道標「右 小川川越ちちぶ 左久まがや」。これもかつてはどこに設置されていたのだろう。

 

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寄居の街中の伊勢屋でちょっと休憩。団子と赤飯結びを頂く(10:37/20.2km)。どれも旨いのだ^^

団子を購ったついでに年配の御夫婦の話を聞かせて頂いた。旧道の情報も頂きましたわ^^

玉淀ダムが出来る前のライン下りや桜並木で遠方から行楽客が大勢寄居を訪れた頃の話が聞けました。

面白くて思わず長居してしまいましたわ。 良いお話を有難うございました。

 

この時点で10時50分なり。20kmの距離を2時間11分ですと?!ちょっとのんびりし過ぎでありますね。

 

つづく

 


真冬に初鮎

2012-01-29 06:05:37 | 酔いどれ

 

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【初鮎 純米生原酒 ・・・ 国産米 精米歩合65%(鮎正宗酒造㈱ 新潟県妙高市)】

 

平成23年12月に蔵出しの新酒であります。アルコール度も17度とちょっと高め。

初鮎の名に野趣を連想して常温のを茶碗に乱暴に注いで、ぐびっとひっかけるのであります。

口当たりがいいからどんどん呑めちゃう。これは気を付けねば^^


銀乗の青面金剛像コレクション№004

2012-01-28 07:10:42 | 青面金剛像など

ここでは日月、猿、鶏、蛇、邪鬼等を配し四臂以上の人型立像で庚申塔と判断したものを青面金剛像と記しています。

なかには正式には庚申様と呼ばれる青面金剛でないものも混じっている可能性もあります。

そこはひとつご愛嬌ということで勘弁頂きたいと思います。

熊谷市野原の八幡神社脇にある石仏群に混じる青面金剛像が二体。

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向かって左手のは邪鬼を踏んでおり、風化のせいなのか二鶏が彫られていたのかどうかよく判らない。

三猿は正面を向いた見猿を中心に言わ猿と聞か猿が向かいあっております。

 

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気になったのは向かって右手のちょっと大きい青面金剛像(天和ニ年?)の方であります。

ニ鶏が丸々と太っているんだな、これが。 それになにやらでかいし^^

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三猿もおでこのシワも鮮明でユニークな顔の造形でありますよ。

 

 

おまけ

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こちらは八幡神社に近い須賀広の釈迦寺前にある青面金剛像。先のと比べるとシャープな造形であります。

この近辺はシンプルな青面金剛像が多いと言えるかどうか、もっと探してみなくちゃです。


3時のおやつは満願堂なポタ

2012-01-27 06:38:42 | 近場のポタリング

自転車のカセットスプロケットを13~25Tから11~28Tに変更したので、ちょっと変速の調子を見ようと走りだした。

赤城HC以来のワイドレシオにどうも様子が掴めないのであります。なにより11Tってこんなに重かったっけ?

妻沼に向かって走ったは良いが聖天山でもうダメ・・・立ち漕ぎ(ダンシングとは呼べない)状態でありましたわ。

今度のAKVポタは無理せず元の13~25Tで参加ですね。 (でも金曜現在、業務の方がなんか怪しい雲行であります。)

 

3時のおやつは満願堂。焼きそばの中盛り(2玉)を喰っていきませう^^

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あっさりとしたソースがなんとも懐かしく子供の頃の縁日を思い出しちゃうのよねえ。

でもあの頃の焼きそばって肉入ってた記憶ないですが、こちらはちゃんと入ってました^^

結局おやつを喰いに自転車で出掛けたようなポタになってしまったのであります。

 

走行距離:24.4km


縛る・・・

2012-01-26 06:56:43 | 自転車

 

縛るといっても、そっち系のMな話ではありません。自転車で漕ぐ方の弩Mな話であります。

ここのところフロントに2枚のチェーンリングが付いているにも関わらず、1枚しか使わない人達がいるのであります。

それもわざわざ急斜面の登り坂を選んで行って、急斜面を上る為にあるフロントのインナーリングを封印するのだ。

そして脚腰に負荷の大きなアウターリングを使用(以下アウター縛りと略)して激坂をヒィハァ言いながら上るらしい。

アウター縛りであの激坂を歯をくいしばって上っていくのさ・・・・なんかカッコ良い感じがしますね。

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拙も一度位はやってみっかな。ということでカセットスプロケットを最大25Tから28Tに交換であります。

これでアウター縛り出来なかったらクランクセットをトリプルにして一番アウター側を外してダブルにするしかないな。


なんて大きさ

2012-01-25 06:58:06 | 食・レシピ

晩飯にトンカツが食べたくなったので、駅前の「のんき屋」に行って揚げてもらって来たのであります。

 

喰い盛りの子供等連れて家族で晩飯を喰いにトンカツ屋に行ったら大変な散財ですからね。

かといって自宅で揚げても上手く揚がらないし、なにより狭い家じゃ揚げる時の油の臭いにやられちゃって。

こういう時に近場で美味しい揚げものを調理する肉屋を知っていると便利なのであります。

 

奮発して大きい方にしました。揚げたてを急いで持って帰ってウスターソースをじゃぶじゃぶ掛けて喰らうのだ。

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肉の厚さ2センチ、幅12センチ、長さ18センチの圧倒的なボリューム。後ろに写る唐揚げが小さく見えちゃうねえ^^

なんとこれで500円なり。第3土日なら100円引きで400円とお得なのも嬉しいところでありますわ。

 

残ったら(というか1/3はわざと残すのだ)翌日の朝に炊きたての飯に載せて喰うのもまた一興なのでありますよ。


忘れてた

2012-01-24 06:43:14 | 日記・エッセイ・コラム

お札を納めに行くのをうっかり忘れてましたわ。

遅ればせながら嵐山の鬼鎮神社に日曜日の午前中行って参りました。

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昨年のお札を収めて今年のを頂きました。

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相変わらず金棒が沢山ありますな。一本当り何キロ位あるのか気になるなあ。

目玉のオヤジと鬼のストラップ付きのおみくじがありました。鬼鎮神社限定らしいですわ。

もうすぐ節分祭で『福は内、鬼も内、悪魔外!!』と連呼する声が響くのだろうなあ。

 

この神社は鎌倉街道に沿って建立されたらしいから、後日街道を探してみようかしら。


何度も読み返す本

2012-01-23 06:40:40 | 本と雑誌

何度も何度も読み返す本が何冊もある。手持無沙汰の休日などにふと思い出して探してしまったりする。

なかでも一番古いのは小学生の時読んだ「トムソーヤの冒険」だったりするのだが、今回は10年強続いている本を。

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【魯山人味道 (北大路魯山人 平野雅章編/中公文庫)】

 

芸術家であり美食家として知られた魯山人が残した「味道」に関する理想、理論、思想を記した書物。

非常にわかり易く文章が書かれていてエッセイとしても愉しめるのであります。

 

鮑(アワビ)やふぐ、洗いづくり等の話に憧れ、蝦蟇(ヒキガエル)や山椒魚(サンショウウオ)の話に拙はちょっと無理・・と思う。

わらびに酢醤油を掛け喰う話や納豆の茶漬け、昆布とろの吸い物、錦木等に親近感を覚え、ちょっとやってみっかと思う。

昆布とろ吸い物や錦木は、ぞんざいにやるなら以下の通りで出来ます。

椀にとろろ昆布と化学調味料を少し入れ、薄口醤油(濃口ダメ)とネギの微塵切り(必須)を加え熱湯をさすだけ。

梅干しを潰して入れるとまた変わった味が愉しめるのよね^^

錦木は、かつおぶしにわさびを混ぜた猫まんまでありますね。

もっとも先生はどれも極上品を使いますが、拙は美食家を目指してないのでこれで充分愉しむことが出来ております^^

 

「結局、料理は好きでつくる以上の名法はない」と仰るが、これは興味がなければ駄目ということか。

「良いと聞いたら先ずやってみるようでなければ・・」とも書かれてましたよ。

なんだか何事にも通じる成功の条件にようでもありますね。これは自己啓発書としても優秀そうだぞっと。

 

「山鳥のように素直でありたい。太陽が上がっては目覚め、日が沈んで眠る山鳥のように・・・」

狷介な性格が災いし晩年は孤独の日々を送ったとか負の風評ばかり聞いていたが本書で印象が変わったのであります。


心変わり

2012-01-22 07:46:04 | 食・レシピ

 

今年初めて降った雪は路面に積もる前に雨に変わったものの翌日になっても雨は降り続いていた。

午前中は所用で出掛けたので昼は外食となった訳であるが、さてこんな冷え込んだ日には何を食べるべきなのか?

こんな日は鍋焼きうどんが、その持てる魅力と実力の全てを発揮するのだ。

ここのところマイブームとなっている鍋焼きを啜りに饂飩屋へ足を運んだ訳なのであるが。

人の心は移ろい易く・・・

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店内に入り席に着く途中で先客が食すカレー饂飩の香りが鼻腔に届いたその瞬間、そういえばカレー饂飩も良いねえと^^

カレーの風味と和風出汁の絶妙なハーモニー、そのとろみの付いた汁が絡む麺をふぅふぃと息を吹きかけながら啜る。

そんなシーンが脳裏に浮かんだ途端に先程まであんなに魅力的だった鍋焼きがどうでもよいように思えてしまったのです。

もうカレー饂飩に首ったけ状態であります。そうです鍋焼きとの恋は終わりを告げ、新たな恋に落ちてしまったのです。

 

カレールーを載せて出す店もあるが、拙は最初から饂飩汁にカレー粉とカタクリ粉を溶いたやつが好きなのであります。

ネギもタマネギでなく長ネギ、それも青い部分が入って欲しい。そして豚のバラ肉が多過ぎず少な過ぎずで入れば最高。

こいつを汁が服に飛び散って、「なんてこった。またやっちまった!」とならないよう緊張しつつ喰っていくのだ。

これで当分カレー饂飩を求めて放浪する生活が始まるかも・・・カモ?そういえば鴨汁もいいねえ。

これって心変わりなんてもんじゃなく、饂飩浮気症候群かも^^


寄ってみるものだ

2012-01-21 06:50:40 | 日記・エッセイ・コラム

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歩いて行くにはちと遠いが自転車を使うには近過ぎる。

そんな微妙な距離に位置するお寺や神社などは、案外立ち寄ってみることが少ないものです。

今回はそんな場所の一つである拾六間の徳蔵寺というお寺にひょんなことから寄ってみたのであります。

延宝五年の薬師と十二神将の石像があったり(お堂を覗いて数えると15体おわすような・・・)しましたよ。

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近所から移されてきたのだろう道標(よりい めぬま等が刻まれている)を兼ねた庚申塔もありました。

これで三ヶ尻(以前めぬま方面を示す青面金剛像を見た)から妻沼までの旧道がちょとだけ繋がった気がしました。

いやあ寄ってみて良かったなあ、十二神将像と道標が見れて大収穫であります^^


羆嵐

2012-01-20 07:05:58 | 本と雑誌

 

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【羆嵐(くまあらし)  吉村昭/新潮文庫】

 

大正四年に起こった日本害獣史上最大の惨事を描くドキュメンタリー長編。

野生動物の怖さを認識させられる作品でありました。

 

怖いもの見たさで買ってしまったが、これから独りでは山奥の林道とか行けなくなっちゃいそうな気がします。

本州の熊は月の輪しかいないらしいが、確か別の本で羆と月の輪を一緒の檻に入れると月の輪が牛耳るとあったな。

いずれにしても鉢合わせする前に熊に気付いてもらえるよう鈴でも自転車に付けようかしら。

でも人が持ってる食糧に味を占めた熊は意図的に人を探してくるとも山歩きの人に聞いたこともあるぞ。

う~ん困ったなあ。


いい坂夢気分 第4話 旧道通って氷柱見物 ②

2012-01-19 05:47:04 | 旧ブログ記事

 

【299号線を上っていく】

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小鹿野方面でよく見掛ける石仏は馬頭観音、それも僧形(と言っていいのかな)のものが多い。

それに対して青面金剛像は今のところ皆無なのであります。庚申信仰が流行らなかったのかしらね。

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299号線も飯田の辺りからだんだん良い雰囲気になっていくのよね。

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所々で急停車しては琴線に触れた部分を観察していく。

【ひさつきのつらら】

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久月の氷柱に到着なり(11:36/54.2km)。いやあ、初めて見ましたが綺麗なものですねえ。

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師匠、そのアングルは人のこと言えませんよ。でも師匠自身がインリン様のポーズって感じもしますね^^。

 

【また299号線を上っていく】

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道中、休憩がてらパチリパチリとしながら進むのであります。師匠、橋の床が抜ける心配はないのでせうか?

橋から氷柱が・・・と思ったら消防のホースを干しているところでありました^^

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尾ノ内渓谷の入り口に到着なり(12:16/61.9km)。ここから林道八日見線を上るのであります。

 

【八日見線を上る】

ちょっと休憩も兼ねて八日見線起点にある神社を見学していくのであります。

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師匠は神社や仏閣に立ち寄ると律儀に参拝していくのです。その間に拙はあちこち観察であります。

こちらの狛犬も狼でありました。

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灯籠を支える童子達であります。              んっ?君はホントに担いでいるのかい?怪しいなあ^^

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真面目に頑張っておりますね。               軽々って感じ。なんてマッシブなんでしょ。

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御顔が歪む程に力んでおられますね。          ちょっと昔の不良っぽい髪形と座り方でありますね^^

皆様はどれがお好みですか?拙は一番右上のに親近感を感じますわ。

 

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これが尾ノ内の氷柱かあ・・・

って呟いたら、通り掛った御婦人達に「ちがぁ~う!」と突っ込みを頂戴しましたよ。有難うございます^^

 

結構急な上りで歩行者も多いので、「ププッ^^、あいつバテて休んでるよ!」と悟られたくないので言い訳が必要なのだ。

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こう寒いと湧き水にも手を出す気になれません。五月頃に九輪草見物と兼ねて水汲みに来ますかな。

ようやく着いたようであります。やはり寒いですねえ(12:34/63.2km)

 

【尾ノ内の氷柱見物】

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腹が減っては氷柱見物は出来ぬ! 

無料で振舞われていた甘酒と一緒に、ナニ焼きだったかな?お好み焼きのようなものを買って食べたのです。

こういう寒い屋外で呑む甘酒の味は格別であります(熱燗だったらもっと格別だろうけど)。

 

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これが尾ノ内百景(冷っけぇ~)かあ。見物客も多いですねえ。吊り橋を渡ってみましょうかな。

ひぇ~!足元から下が見えるわグラグラ揺れるわでモウ大変。

大勢の人が橋上で写真撮ってるけど耐荷重の許容範囲なんだろうなあ。

 

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気が気じゃないので慌ててパチパチ写真を撮って撤収であります。

 

【秩父でちょっと聖地巡礼 そして帰路に】

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聖地巡礼なり^^

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すっかり遅くなった昼飯は見晴亭で。

せっかくチャーシュウ麺(大)と奮発したのに手がかじかんでいたので酢を入れ過ぎてしまったのデス・・・

師匠、美味かったですか?拙は自業自得ですが温い冷やし中華に更に酢を足したものを食べた気がします。

 

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店を出ると丁度、海外からいらした聖地巡礼者が記念撮影をしておりました^^。

ん?ちょっとちょっと!そこの手前の貴方ですよア・ナ・タ!!

そのポスターは「あの花」じゃなくて「らき☆すた」ですから鷲宮に行って下さいね!!

帰りは相生町の「左 国神本庄道  右 皆野熊谷道」と書かれた道標を見て長瀞へ向かいます(14:25/90.9km)。

 

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長瀞で定番の土産を買った後は陽の陰りだした140号をひたすら漕ぎまくって帰宅であります。

師匠、お付き合い&モデル有難うございました。

 

走行距離:135km


いい坂夢気分 第4話 旧道通って氷柱見物 ①

2012-01-18 05:20:01 | 秩父往還 野次馬道中記

【プロローグ】

昨年、さる弩M&偏食王な御方のブログで小鹿野の氷柱の存在を知って実際に見てみたいと思っていた。

それが今季も見頃になったとの情報を聞き、久しぶりに我がデジカメラ小僧の師匠を誘いポタリングに出発であります。

 

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師匠とは8時に深谷駅前で待合わせ。寄居から長瀞、吉田町、小鹿野へと進むことにしました。

いつも気になる末野陸橋近くの右上の写真のこれはなんじゃらほい?

まさか不発弾じゃないよね。叩いてみたいけど怖くて出来ないのであります^^

 

 

【秩父往還の旧道を探す】

どうせ140号線を走るなら秩父往還旧道の熊谷通りを探しながら走りたいと思い師匠にお付き合い頂く。

熊谷から秩父へ向かう旧往還は寄居から末野・矢那瀬・野上・長瀞・金﨑・黒谷・・と秩父へ向かう熊谷通りが一つ。

また、寄居から対岸へ渡り、風布・釜伏峠・三沢・曽根坂峠・黒谷で熊谷通りと合流する山道り道が一つ。

更に波久礼から対岸へ渡り金尾・井戸・・と進む平通り道、あとは川通り道なんてルートがあったらしい。

下二つのルートは黒谷までなんとか辿ったと思っているのだが、肝心の熊谷通りが未だ釈然としないのです。

 

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折原から出来るだけ140号を走らず、それらしき側道を見つけては走ってみる。

波久礼手前の西行の戻り橋での写真を撮影し忘れたなあ。

波久礼駅からは暫く140号を走るが、矢那瀬からは進行方向右の小路を探っていくのであります。

右上の写真は140号沿いの「下破崩石仏」と表示がある場所。こちらから140号を再び右に左にジグザグ走行。

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左上の写真の二体は青面金剛像、右上の写真は馬頭観音像(馬頭観音像も造形が様々で面白い)。違い判るかな?^^

 

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きっとこの小路が旧秩父往還の熊谷通りに違いない^^(事実、暫く進むと説明板がありました)

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壊れかけた祠には可愛らしい地蔵様がおわしましたよ。

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どうです師匠?なかなか味わい深いでしょ?宝永ニ年の青面金剛像でありますよ^^

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眼下に140号線と荒川を眺めつつ小路を走るのであります。

塞ぎの草鞋なんかあったりして旅情気分満点ですわ。大型車にびくびくしながら走る下の道と違って快適快適^^

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野上下郷の石塔婆には寄らずに、小路を140号とほぼ平行に進んでいく。

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こちらでちょこっと師匠から撮影のレクチャーを受けるレッスンタイム休憩であります。

長瀞ニ小の裏を通って樋口駅のちょっと先で140号と合流しました。

たぶんここまでが旧往還熊谷通りの一部だと思いたいなあ。ここから先は時間の都合で別途調査と致しませう。

 

【長瀞・金崎・国神・吉田・宮戸・小鹿野へ進む】

 

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長瀞では140号右にある蔵前通りと小路通りを走ってみます。金﨑古墳群をちょっと見学。

十二社大神も気になるけど時間が気になるから今回はパスであります。

 

さて長瀞からは吉田町を通って小鹿野を目指します。

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金﨑から国神に抜ける途中で薪釜ピザの店が。機会があれば喰ってみたいですね。

ここから龍勢会館まではノンストップで走りましたよ。

 

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道の駅龍勢会館で。

龍勢HCの前あたりから壊れて外されてたドラゴンサーカスが戻ってましたわ。自販機があの花色に染まってます。

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道の駅の福寿草園の福寿草も咲き始め。春だねえ^^と言いたいけれど、まだまだこれから寒くなるのよね。

 

つづく


士師の辻を観に姫街道を再び 2/2

2012-01-17 06:19:55 | 近場のポタリング

 

結局この日のなにもないまま長浜まで来てしまった。こりゃ埼玉県側は諦めるしかないかな・・・

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猫を見つけたけれど近寄らせてもらえない・・・ちょっとだけ逃げて振り向くのはやめてくれないか?

いつの間にやらどんどん追掛けて、気付いた時には何処にいるやら判らなくなってしまうから。

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やっぱりここだった^^   信州街道から大木が見えるから気になるのですよね。

あの御方の足跡を辿った後は藤武橋を渡って群馬県へ。

 

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やられたあ~、やっぱり土師だ!ここではハジ(土師)を書くほうが恥をかかずに済むのでありますね。

近くには埴輪窯址もあるようだし、薄々そうじゃないかとは思ってたのですが。

せっかく来たのだから境内を観て帰りましょう。

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土師神社の境内には相撲辻があり日本三辻の一つなんですって。

「土師の辻」は「土師神社にある相撲辻」の略ということですな。ようやく意味が判りました。

相撲辻は屋外で行った相撲の土俵とその場所を表したもの。他のニ辻は大阪の住吉神社と石川の羽咋神社だそうです。

幕内力士でなければ相撲壇に上がれなかったらしいですよ。う~ん勉強になったなあ^^ 来た甲斐あったわ。

 

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本郷埴輪窯址や葵八幡の板碑ニ基(1300年代に造られたもの)など見学しつつ神流川に沿って上流へ向かう。

 

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襟の後ろが立っている地蔵尊は珍しいと下仁田で学んだ。この地蔵尊も襟の後ろが立ってましたぞ。

 

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堤防の上の道を鼻歌まじりで快適に走っていく・・・・って行き止まりであります。

吾輩の辞書に引き返すという文字は無いのだ!! 微かに見える獣道を突っ走れ俺!

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止めときゃ良かった。もうロードバイクの範疇を越えています。でも引き返さないぞ!

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自転車を担いで竹藪の丘を越えると目の前がぱっと拓けたのであります。

更に砂利道を走っていくと馴染みの13号(前橋長瀞線)に出ました。いやあ良かった良かった^^

 

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昼飯は、また韓情で。今日は比較的暖かかったので石焼きビビンバを食べました。

徹底的に混ぜてから頂くのであります!おコゲの香りがたまりません^^ 酸味ある冷たいスープも面白いものです。

 

 

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前回同様に462号線を飯倉から44号の元田に抜けるべく道を探すのであります。

前回は左折したところを直進すると・・・きっとこれに違いない^^。林道浅間沢線であります。

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なにやら標識の文字がホラー系なのが気になるが、まあ行ってみませう。

おっと陽の当らぬ場所では凍結箇所がありますな。まだフレームに傷付けるのは早いので気を付けねば。

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アスファルト道ながら小石や枯葉が結構散らばっております。傾斜も陣見山以上だと感じますね。

池を見つけて小休止。まだ大して走ってないのですけどね^^

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起点から1.5km程上ってくると路面は砂利と赤土に変わって・・・ん?なんと起点から1.6kmで通行止めなり。

フェンスの脇を抜ければ先に進めますが、どうしましょう?

吾輩の辞書に・・・そうは言っても嫌な予感がするなあ。陽も陰ってきたし今度は引き返しませう。

まあ、こんな日もあるさ。ていうか結構多いな^^

ちなみに、もし先へ進んでも路面は部分的に落葉の覆われたデコボコの赤土に変わって傾斜は更に増すと思うな。

シッティングでは凌げない急傾斜も所々にあって、ダンシングで下手にトルク掛けるとローラー台状態だな、きっと。

そしてフェンスから2km弱で頂上となるけど、そこは社のような場所で行き止まりになってると思うな。

そんでもって急勾配のデコボコ&ズルズル滑る細い道を後輪滑らせ跳ね飛ばされそうになりながら戻ること確実だな。

そして泣きそうになりながら薄暗い林道を引き返すよ、きっと。

 

走行距離:92.1km