漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

晩秋の行楽と贅沢ライド その2

2011-11-30 07:04:26 | 旧ブログ記事

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下りは紅葉など愛でつつ、のんびりと。

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山繭が風に揺れておりました。淡い緑色が綺麗なものであります。こいつで糸を紡げば贅沢な織物が出来るらしい。

猿の大好物なので、猿との争奪戦になると聞いたことあるなあ。

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真冬のウエア着て来たのだけど下りは丁度良い感じ。足先は寒さで感覚鈍くなってしまいました。

もう日陰の下りではシューズカバーがあっても良い感じですね。

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こんなところに三峯山道が。まさかここから奥秩父まで続いているのかしら・・・

街に戻る途中で釜宮神社(たぶんそんな名だったかと)に寄ろうとしたとき見つけた標。

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神社脇には立派な自然石の庚申塔が多くありました。

上右の写真の梵字の刻まれた桃だかタマネギのような形のものはなんという名称だろう。

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更に街に近づいて柄杓山の標識に誘われて逝ってみることに。

2kmとか書かれていると、いってみっかと思ってしまうのですね。そして大抵すぐに後悔^^。

上っていくと鎖が張られた場所があり「最近この付近に  が出没しておりますので   してください 桐生市」の表示が。

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鎖の先は更なる傾斜のコンクリート道となっておりました。

「最近この付近に弩Mが出没しておりますので注意してください 桐生市」かな? 祠の木造の姫観音も笑っておりました。

拙は弩Mじやないので引き返すことにしたのであります。

 

お腹も空いたし、足先が冷え切りました。さて贅沢しに参りませう。

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桐生は錦町の山もとで、鰻丼に肝吸付けて2000円の贅沢を満喫する。

掘り炬燵に入り鰻を調理する主の姿を眺めたりテレビののど自慢を眺めたりぼけっと鰻丼が出来上がるのを待つ愉しみ。

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温められた丼の蓋を空けた瞬間にぶわぁっと立ち上る湯気と蒲焼の香りがたまらない。

甘味を抑えたタレとホコホコで適度に歯応えがあり噛むと鰻の脂がじゅわ~っと出る蒲焼に熱々の飯の組み合わせ^^

拙には時間と懐にゆとりがあるときしか味わえないちと贅沢な幸せ。これから寒の時期にはなお愉しであります。

 

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食後はちょっとだけ街中をふらふら走り鋸屋根など見物。

予め頼んでおいた、定番の土産である藤掛屋の栗まんじゅうを受け取って桐生の街におさらばであります。

つづく


晩秋の行楽と贅沢ライド その1

2011-11-28 06:21:41 | 旧ブログ記事

道路地図を眺めるのが結構好き。それも都会方面ではなく、どちらかというと山間部。

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そして気になるのは上の写真にあるような地図上では山に向かって途切れているように見える道。

以前は古道があったのか、通り抜けることが出来るか等、すごく気になってしょうがない。

気になりだすと、どうしても現地へ出掛けて自分の目で確かめたくなってくる。

そんな理由から今回は紅葉狩りも兼ねて今回は群馬県道343号線に出掛けて参りました。

 

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身支度を整え8時に出発、刀水橋を渡って太田を抜けて桐生へ向かう。いやあ寒気で耳が痛くなる季節になったなあ。

刀水橋で、この季節の風物の鮭の溯上が見れないかと川面を覗き込む。

見えたのは季節の風物は同じでも、銀杏洗いのおっちゃんなり^^。

 

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桐生の錦桜橋から遠くお山を臨む(9:28/29.1km)。

街中を通り抜け、66号線(桐生田沼線)を上っていく。途中、栗生坂の送り狐なる民話の看板がありました。

童話や民話の狐って、なんか憎めない奴等なんだよなあ。

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ここが343号線の入口。左折して高沢川沿いに鍋足方面に上っていく(9:57/37.0km)。

道路工事現場で働くぐんまちゃん。ほんとに群馬県では至る所でぐんまちゃんを見掛けるなあ。

 

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基本的にこの道は拙でもゆっくり上ればアウター縛りで走れる傾斜が続く。

従って言い訳パチリ休憩する必要はないのだが、橋の袂に見事な金色に染まったモミジを見つけて撮影タイムなり。

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道沿いには風化の進んだ庚申塔が点在していた。

昔は人が暮していたことを教えてくれる廃屋や社の跡も目に留まる。

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川のせせらぎが絶えず聴こえてくる。行き交う車もこの県道に入ってから一台のみ。

路面の状態も比較的良いし、気持ちの良い路であります^^。

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庚申塔と石仏群を見つけた(10:41/41.8km)。こういう出会いがあるからたまらんのであります^^。

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観音像が立ち並ぶ脇に首なし地蔵の一群が・・・御顔は転がってませんでしたわ。

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この青面金剛像は面白い。三猿ならぬ一猿(言わざる)とニ鶏?(右側のやつは鶏より狼か鹿のようにも見える)であります。

見ちゃうよ、聞いちゃうよ、でも喋らないから安心してイイヨってことかしらね。

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この集落を過ぎると、道は山から流れて来た石混じりとなって直ぐに未舗装の大粒の砂利道となった(11:01/42.9km)。

これはちょっと23Cで走るのはキビシイ感じ。せめて25Cが欲しい。行くべきか引き返すべきか大いに悩んだ。

バーストの不安と、シューズのヒールの在庫が問屋にもないことから、今回は断腸?の思いで引き返すことにしました。

準備を整えていずれ再挑戦であります。

つづく


夜間走行再び

2011-11-27 06:33:55 | 近場のポタリング

 

冷え込んだ夜に満天の星空の下で。

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夜のしじまを切り裂けといわんばかりに、ひたすらペダルを漕いでゆく。

 

日中の憂さをを晴らすかのように、いや日頃の悩みを一時忘れたかっただけなのかもしれない。

 

ただひたすらに車の往来も絶え絶えとなったルート17を走り続ける。

 

冷え切った夜の大気にさっきから涙が止まらない。既に指先の感覚も無くなってどれくらいの時間が経ったのだろうか。

 

先程から我が心臓は早鐘の如く悲鳴を上げている。

 

もうこれ以上漕ぎ続けることが出来ない。路肩に自転車を寄せて止まる。

瞬く間に全身から湯気が立ち上る。静寂が支配する暗闇のなか聴こえるのは我が鼓動と荒い息遣いだけだ。

 

ふと見上げれば、魂を吸い込まれそうな程の満天の星空・・・

 

 

なんて情景を大都会の熊谷で疑似体験したのであります^^

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熊谷の誇る百貨店の電飾の樹の下で空を見上げた夜の出来事でした。


なっとうの唄

2011-11-26 06:31:49 | 食・レシピ

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なっとうは偉い。一部の人達から腐れ豆などと悪態をつかれながらも腐り切らずに耐えている。

納豆ダイエットよ、納豆キナーゼでヘルシーよ、納豆プラスチックよと世間からもてはやされても奢ることなく生きている。

わたしはそんな納豆のような人になりたい。

・・・納豆を食べていると「なっとうの唄」という言葉が浮かんだのでネタにしてみようと思ったのだが、後が続かんなあ。

 

話は変わるが、納豆に付いてくるカラシのこと。近年のあれはカラシではなくマスタードの類ではないのだろうか。

拙は納豆に混ぜるカラシは鼻にツンとくるような和ガラシであって欲しいのだ。

納豆にカラシを落として徹底的にかき廻す。箸も折れよとばかりに糸を引きまくるまでかき廻す。

もはや混ぜるより練るといった感じ。諸君らはどうしているか?(作家先生の真似^^)

カラシと出会うと納豆の持つ微かなアンモニア臭が消える。納豆とカラシのマリアージュなのであります。

これからネギが旨くなる時期には、刻んだネギも是非混ぜたい。

納豆とカラシが結婚して和気あいあいを暮しているところにネギを割り込ませるのだ。

こういった行為は真っ当な人間としてどうかとも思うが、旨さが倍増するので黙認することにしている。

更に海苔を散らしたり、卵の黄身を落としたり、刻んだオクラでネバネバを増強したりと贅沢し放題な時も結構あるのです。

あと醤油ではなくて塩で味付けなんての粋な感じで試したりもした。

でも結局、拙はカラシと醤油に戻ってくるのだなあ。

炊き立ての飯に納豆を掛けて食べる幸せ、質素だけど贅沢な朝のひとときであります。

 

高校の部活の合宿の朝飯で出された納豆を女子達が揃って「納豆は食べられな~い」と言っていたのを思い出す。

あれは思春期特有の嘘ではなかったか。

いつの日か同窓会など開催されることがあったなら、そこのところを追及してみたいと思う。

 

木枯らしが吹き始めて、思索に耽る秋ももうすぐ終わり。


チームAに挑戦なポタ?(後編)

2011-11-25 06:35:35 | 近場のポタリング

風布館で饅頭でも補給していくかと思ったが、館内は満員で忙しそう。観光シーズンなのだなあ。

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みかん山もみかん狩りの方々で賑わっておりました。皆さんパンパンに膨らんだ袋を提げて楽しそうな笑顔。

 

さて、拙は『あの坂』目指して出発であります。ここから500mも上らぬうちにアウター縛りは挫折。

日本水の汲み場を通り過ぎる頃にはインナーロー入りっぱなし状態でありました。もう少しで脳内麻薬が出てきそうです。

こんな坂を嬉々として上るチームAは、アスリートの域を越えて、あっち側の世界に足を踏み入れているのかも^^

次の総選挙時のチーム名はAKV48じゃなくてMKV48だな・・・などと苦しさを胡麻化しつつ漕ぎ漕ぎであります。

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釜山神社前のモミジ。この木は枯葉も混じらず綺麗に紅く染まっておりました。

秋の夕日に照る山紅葉?。そういえば子供の頃は『テルヤマモミジ』という品種があるのだと思っていたなあ^^

脚のガクガクが収まるまで暫し(というか結構な時間)紅葉狩りを愉しむ。

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高原牧場で今季最後のソフトクリームを味わう。来年4月までこの味とも暫しお別れ。

ユーモアたっぷりで笑わせてもらった幟も、また来年であります。

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もと来た道を引き返す。

この時期は車(それも紅葉でよそ見している場合が多い)が多いので注意はして速度落としているのだが。

なんとスクータが並列で突っ込んできましたわ。当方はというと接触避けてコースアウトのジャックナイフ状態でモウ大変。

ブラケットを握ってたので、拙の荷重でハンドルが下がっちゃったい^^

奴等を追いかけてやろうと一瞬考えた(まだまだ青いなあ)けど、この状態と拙の貧脚じゃあちと無理ですね。

その後はハンドルを直して、より慎重に中間平方面へ下るのでありました。

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中間平にて。和気あいあいなカップルが二組いらしたけど拙はへっちゃら。お邪魔虫と化したのであります。

お囃子を聴きに道の駅はなぞのに戻る。

当初は高原牧場から笠山方面へと考えていたが、お囃子演奏があると緑の回廊のプログラムにあったので。

もっともあの足腰の状態では上れなかったかな^^

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向在家囃子の演奏。横笛を吹く方が躍動的で良かったなあ^^

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金たらいじゃなかったです^^

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小前田本町屋台囃子の演奏。

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一生懸命練習したという子供達のバチ捌きと笛の音は見事なののでありました。

延々と絶えることなく受け継がれてきたリズムと音色を聴く幸せ。昼飯も食わずに戻ってきた甲斐ありましたわ^^

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土産に花園フォレストのアウトレットバウムを購った後は、ランチというかお八つというか、とにかく補給であります。

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お洒落にオープンテラス?で頂く煮ぼーとぼうとう。時間帯のせいなのか、しっかり煮込まれてました。

めんこ麺のコシはしっかりしていて且つ適度にダシが滲みていて旨かったのであります。

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さて、土産を片手に陽の傾きだした道をのんびり漕いで帰宅であります。

走行距離:66.7km

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バウムクーヘンといえどぶら下げて走ると結構重いものだということが判りました。次からはステムに縛りつけよっと。


チームAに挑戦なポタ?(前編)

2011-11-24 06:23:17 | 近場のポタリング

先の龍勢ヒルクライムレースを最後に今シーズンの競技志向な漕ぎ漕ぎ行為は終わるはずだった。

しかし、その後チームAの面々の行動がなにやら怪しく思えるふしが多々あることに気付いた。

曰く「レースの帰りに風布から釜伏に上った」、曰く「折原から風布までアウター縛りで・・・」。

これじゃまるで特訓ではないですか!さては次回総選挙前に何か画策しているに違いない^^

拙もチームKの看板を背負っているからには、このまま見過ごす訳にはいかんよ!

と鼻息も荒く出掛けた勤労感謝の日のことでした。目指すは折原から風布、釜伏峠なのだ。

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川本の白鳥だの、馬好きの武将だの、ニャンコだの、ミルク082様などパチリしつつ折原へ進路をとる。

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道の駅はなぞのでイベント『緑の回廊』をやっていた。植木のせりでは皆が笑顔。こういうのって良いね^^

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商工会青年部の大鍋とん汁を頂く。具もたっぷりで、これで100円はお得感たっぷりでありました。

 

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玉淀ダムでは浮きゴミの除去作業が行われていた。初めて見たけど根気の必要な作業であります。

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玉淀ダムの真ん中で。チームAは、ここである誓をたて自らの闘争心を奮い立たせるとの噂がある。

『ダムの女神よ、ここより上り坂で地面に足を着いたら、我が愛車をこのダムに捧げませう!』

恐るべしチームA!アスリートの名は伊達じゃない!(もっとも噂の出所は今拙が出したのだけど^^)。

さて、折原から風布までチームAリーダーが辿った山道を拙もアウター縛りで上ってみるのであります。

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序盤は、『なあんだ、心配して損しちゃった。これならリア21Tでもイイんじゃね?』と思ったが・・・

最初の峠に辿りつく頃にはリアファイナル、心臓バクバクの青息吐息状態となっていたのデス。

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まさか『実はクランクセットをデオーレに換えてね』なんてオチは・・・チームAに限ってある訳ありませんね。

風布館の手前に差し掛かる頃には、顔が引き攣る変わりに足腰がおもいっきり笑って帳尻を合わせてくれましたわ。


上安城と宮田不動尊でカンパイ

2011-11-23 07:36:56 | 旧ブログ記事

《前回のあらすじ》

棚下不動の滝を見ること叶わず、枯葉舞い散る道をとぼとぼと引き返すことにした(11:47/67.4km)。

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上案城入口の表示を勘違い(12:07)。

以前からここを下れば城跡があるのだろうなあと思っていたが行くことはなかった(だって道が下ってるんだもの)。

この日は、せめて城跡など写真に収めんと考え、戻りの上りも厭わず行ってみることにした。

ところが・・・探せど探せど城はおろか城跡らしき表示の影すら見つけられない。

干された大根(こういう季節感を感じる風景、晩秋って感じで好き)の如く次第に萎びていく我が探究心。

ようやく畠仕事をなさっている方に場所を尋ねることが出来たが、ここが上安城だと仰る。なんと地名でありましたわ。

う~ん騙された!って勝手な勘違いですね^^

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上越線の線路沿いにおわした青面金剛像。腕が太いですな。三猿もどことなくユーモラスな彫りで気に入りました。

さて、もとの道に戻りませう。

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秋色に染まった公孫樹に惹かれて福増寺に寄り道(12:38)。

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「えもいわれぬ□□□のお庭。えもいわれぬ・・・ 何かが漂っています」と表示されている。

各自の感じるままに言葉を入れて名前を付けて観賞するお庭ですか?

漂う・・漂う・・・う~ん、えもいわれぬオヤジ臭が漂うお庭。じゃなくて静けさが漂うかな^^

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とても静かで気持ちが良い境内でした。

 

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宮田不動尊入口(12:36)。文化財の石造不動明王石像と、室町時代の石灯籠があるらしいので見に行く。

一段一段が狭く急な石の階段をクリートシューズでコンコン音を立てて登っていく。

滑るし脚にくるけど、石仏観賞の為ならなんのそのであります。

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石洞に安置されているはずだが、なんと鋼鉄の柵と扉で封印?!鍵が掛ってましたわ。

覗き見出来るような隙間もないし、ここでも完敗なり。

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風雨に耐えたさびのある室町時代の石灯籠の逸品(と説明にあった)。

石灯籠の方は、雨除けさえされておらず、観賞することが出来ました。確かに風格あるなあ。

でも今日はツイてないなあと思いつつコワゴワとへっぴり腰で石段を下る。

石段登り口脇におわした素朴な彫りの青面金剛像が「ドンマイ」と囁いた気がした。

 

この後は子持宿に廻って昼飯と撮影会をと出発時点では計画していたのだが、気力が失せました。

 

お腹もそれほど減ってないし、このまま利根川CRで戻ることにします。

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リバートピア吉岡で足湯に浸かる(13:19)。

ここの足湯は貧脚改善の効能があるとの噂があり老ディー達が浸かる姿が一日中途絶えることがない(嘘です)^^。

長時間ロードシューズを履いた後に浸かる足湯は極楽であります。

お尻に根っこが生えてくるようなこの感触は、まさに温水炬燵と呼ばせてもらおう。

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せっかく混浴状態になって気力が回復?してきたのに雨がボツボツと降って参りましたわ。

みっちりと葉の詰まった旨そうなキャベツを選び抜いて、キャ別と名付け土産にします。

追い風で楽々走れるのですが、中途半端に降る雨が辛いのであります。

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虹が掛ったよ(14:37)。

五料橋に差し掛かったとき、遠くの御山に虹が掛るのが見えました。子供の頃のようにしばらく見惚れてましたわ。

終わり良ければ全て良しとしますかな^^・・・と思った矢先に強風で立掛けてた愛車が強烈な勢いで転倒しましたわ。

いやあ走行中じゃないし、フレームもクロモリで良かったなあ(傷だらけの老後バイクにまた近付いたなあ)^^(ヤケクソ)。

16時帰宅。走行距離:136.9kmの完敗な労愚スローディスタンスなポタリングでありました。

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キャ別。適度な質量がトレーニングにぴったり。走行後のカロリー調整にも役立つ優れものであります。

 


棚下不動の滝でカンパイ

2011-11-22 05:04:42 | 旧ブログ記事

日曜日、紅葉と滝を絡めた風景が見たくなり利根川CRを遡って渋川から棚下にある不動滝へ向かった(8:00)。

事前の天気予報では土日とも雨だったので、自転車に乗るのは諦めていたのだが、よかったよかった^^

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まだ雨に濡れた道路を走って利根川CRへ。遠くのお山も紅葉真っ盛りな様子。それにしても向かい風が強い。

聴こえる風切音は時速50km越えといった感じだが、実際の時度は23km前後なのであります。

こういう秋声は出来れば御免こうむりたいものだなあ^^

既に顔色は力んだ赤色を通り越して長ネギの葉に負けず劣らず青ざめている感じデス。

 

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坂東大橋を渡る頃には陽が射してきました。

今日はLSDのつもりだったんだけど^^。福島に入る頃には、なんだか峠を上ってきたような疲労感を感じました。

 

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落ち葉を踏む音が愉しめる場所。この時は雨で湿っていたので今一つでありました。

リバートピアの風車がギュルギュル音を立てて回ってました。

ここまで向い風で苦労した分、帰りは楽チンなはずなのだ。

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渋川で大正橋を渡り255号線を上っていく(10:40)。左手遠くに見えるは榛名山かしら?

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汽笛を鳴らしてSLが走っていきます。

シュッシュポッポ、シュッシュポッポ、シュッシュポッポォ?信州一信州一オミオツゥケ?・・何故か脳裏に浮かぶはこの曲^^

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棚下不動の滝入口に着(11:25/67.4km)。さぁ、雄滝と紅葉をじっくり拝むのだ!

ところが・・・・な、なんと?!立入禁止の看板が立ち、階段が封鎖されていて滝壺まで行けません。

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階段下からでは、どこからどう見ても滝の全貌が拝めない。完敗であります。

ちょっとだけ見える滝の一部や石仏等をパチリしてお茶を濁すしかありませなんだ。

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なんの為に向い風に逆らってまで、ここに来たのか・・・

路傍の草に埋もれ朽ちかけた石仏の姿が寂しげに映る。下を向いてトボトボと自転車を停めた場所に戻る。

路面に落ちた枯葉かと思ったら蛾だった。お前達もボロボロだなあ。ちょっとだけ感傷。

枯葉が舞い散る頃は、オヤジの心すらおセンチにする情景と巡り合うこともあるのだ^^


雨の妻沼をフラフラと

2011-11-21 03:13:50 | 日記・エッセイ・コラム

最近、眼球の奴が近眼に遠視と乱視が混じってきたようで(断じて老眼とは認めん!)、長時間の読書が辛くなってきた。

ふと窓の外を見ると雨が上がっていたようなので、masa様に教わった聖天山の秋の桜を見物しに行くことにした。

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仁王門前に貼られた地図で桜の咲く位置を確認。

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これが秋の桜なのね。拙には冬桜と見分けがつかないなあ。

枯れ木にぽちぽちと白い花を付けたような姿は、春の桜と比べるべくもないが、これはこれで可憐で美しいのだ。

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折角ここまで来た(もちろん車です)のだからプラプラと街中を散策して参りませう。

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「でっかいいなり寿し」ときたか。「目を剥くような」とか「ほれぼれする」とかもアリかな^^

大福茶屋さわたの顔出し。こんな甘酸っぱい想い出作りを企む子供は縁結びの街とはいえどケシカラン^^!

今日オジサンは独りで聖天さまにおまいりに行きました。お願いごとはナイショです・・なんか惨め。

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歓喜院ではツワブキが黄色い花を咲かせていた。 ツワブキの若い葉は佃煮にすると旨いのよね。

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この長~い看板の文言と絵がユーモラスでいいねえ。やるな妻沼西中美術部。

こういう細い路地というか隙間を見つけると通り抜けたくなる衝動を抑えるのがタイヘン。

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大我井神社にて。ガランガランの紐(正式名称がワカラン)が妙に長~い。賽銭箱に掛ってます。

手水場なのか?取り付けられたモダンな蛇口になんとも違和感を感じるのであります。

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そろそろおやつの時間なので、熱々のタコ焼きを。

この日は激辛ソース味も買って土産にしました。ピリっとしたアクセントが旨いですね。


晴漕ぎ雨読

2011-11-20 06:30:23 | 本と雑誌

折角の週末は雨。

もっともインフルエンザの予防接種を受けてきたので激しい漕ぎ漕ぎは無理だが軽くポタをと思っていたのだが。

こんな日は無理はしないで、買い溜めしておいた小説を読むのだ。

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【返り忠兵衛 江戸見聞  ②疾風烟る ③秋風惑う (芝村凉也/双葉文庫】

忠兵衛が次第に周囲に気遣いを見せるようになったり町人から頼りにされたりで江戸の長屋住まいも慣れてきた様子。

この手の小説は主人公が成長していく様子が感じられるのが、愉しさの一つだと思う。

「返り」の意味も語られたし、また身の周りの世話を焼く与茂平との間の話など思わずほろりとさせられてしまった。

剣の闘いも外していないし、人情話もちらほら散りばめられており、これぞ時代小説の王道をいった感じなのです。

はやく次が出ないかな。

秋声(しゅうせい):秋に吹く風の音や、その風が木の枝を揺らす音のこととあった。季節的にも臨場感あって良いね。


スペシャルなめんこ

2011-11-19 06:40:04 | 食・レシピ

武蔵野系の饂飩が食べたくなると利用しているお店。拙はスペシャルの特盛りが定番。

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熱々の付け汁に、豚バラ・茄子・干椎茸の旨みと長葱の香味が溶け込んでいるのがスペシャルの所以かしら。

めんこ(麺と言わずに敢えてめんこと呼びたい)に唐辛子をパラパラ振る。

真っ白な手ぶちめんこに紅い唐辛子の取り合わせは見た目も美しいし、ピリリ感も引きたってよいね。

汁にはスリゴマをたっぷりと振り込み、めんこを啜り込むのであります。

半分ほど食べたら、併せて注文したキンピラを汁に入れればまた違った味となるのも面白いところ。

日曜定休なのが、つくづく惜しい店なのであります。
拙はパスタより、めんこでカーボローディングするのが馴染みだし、なにより気楽で良いですわ^^


オッサンの夜間走行

2011-11-18 06:14:29 | 近場のポタリング

◆オッサンテグジュペリの夜間走行

少年だった頃、夜の静かな田舎道を自転車で走るのが好きだった。まるで夜空を滑空しているような気分になれたのだ。

何故かそんな昔のことを思い出し、ちょっと夜道を走ってみたくなった。でも最近の夜道は危険だしなあ。

一方、先の日曜以降、タガが外れたように食欲が湧いてきて折角減らした体重がピンチとなっていた。

ローラー台を持たない拙は漕ぎ漕ぎ運動をするには実際に外を走るしかない。どうしようか・・・

週末の降水確率が60%だったこともあり夕食後に自転車を持ちだした。

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夜道はとにかく目立たねば危ないと思い、先のサイクルフェスタでもらったランプを取り付けた。

これなら暗がりでも他の運転者や歩行者に視認してもらい易いだろう。

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籠原駅前にて。電飾が始まる時期になったのだなあ。

もうすぐ羨ましくもけしからん、いちゃいちゃなあの日がやってくるのだ。

さて次はどちらに向かうかな。

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あんなところにも赤提灯が。寒くなってくると、あの灯りに吸い寄せられそうになるのだ。

深谷駅前で青淵公と記念撮影。

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ライトアップされた酒蔵の煙突を見物しに街中をフラフラ走る。そろそろ熱燗をちくっとやるのもよいねえ^^

さて、今度は熊谷駅方面へ行ってみましょうかな。

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熊谷警察署前で挫折。耳が寒さで痛くなってきたし、補導されないうちに帰りましょ。

あの日の高揚感はもう無くなってしまったのだなあ、ということに気付いてちょっと残念。

でもちょっと痩せた気がするから良しとしておこう。


龍勢の傷痕

2011-11-17 06:16:29 | 自転車

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相棒(自転車)を中学校の壁に立て掛けて、開会式に出掛けた。

出走準備で戻ってみると、なんと我が相棒が寝転んでいるではありませんか。

しっかりするのだ!と引き起こしてみればトップチューブに無残な傷痕が・・・なんてこったい!

従来ならばタッチペンで補修するのですが、今回は会場でもらった「秩父サイクリングステッカー」を貼ってみました。

大会本部は、こういったことを想定してステッカーを配っていたのだろうか?まさかね^^


龍勢ヒルクライム 競技編?

2011-11-16 06:05:29 | 自転車

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いざという場合に備え、サドルバッグとジャージのポケットに分散して持参した小物は以下の通り。

1)予備チューブ1本 2)タイヤレバー3本 3)炭酸ガスボンベ2本 4)ボンベ用ノズル 5)イージーパッチ

6)クリートカバー(いざというときこいつを装着して自転車抱えて走るのだ)

7)携帯電話、その他:コンデジ、免許証・保険証、車の鍵、ウインドブレーカー

これでなんとかなりそうだぞ。なにがなんでも完走を目指す(往生際が悪い)のも一つのスタイルなのだ。

 

出走前のこと。最初は中程の位置に入ったが・・・

廻りの方々の会話から試走で1時間を切れない自分の位置ではないなと考え後方へ下がった。

よく見ると前方にコバトンとぐんまちゃんのジャージを着た方が並んでらした。

これから埼玉VS群馬のバトルが始まるのか?

後発のはる様に追いつかれた場合は「はる様をアシストする為に待っていたのです。」と言い訳しよう。

などと考えているうちにスタートの合図が鳴った。

 

さすがに走行中はカメラを構える余裕はなかった。接触しないよう邪魔にならないよう走るだけで精一杯でしたわ。

それにしてもスタート直後から前が詰まってしまい37号線を走るうちでも2回も停車サインが出されるとは・・・

前の方に並んでいた方々と完全に分断されてシマッタ!

もっとも分断しなくても付いて行くことは脚力面で無理だったでしょうね。

後半のこと。下り坂から右に入るカーブを曲がった時、後方で落車の音が聴こえたが大事なかっただろうか。

 

苦しくもなにやら気分が高揚するレースもやがてゴールへ。

プロカメラマンの前では、この日のために何度も練習した「両手で天を指す華麗なポーズ」を決める余裕もなくヘロヘロ。

俺様の龍勢は天に舞い上ることなく終わった・・・

こうなったら、せめて皆様の苦しさに歪んだ御尊顔をパチリして憂さを晴らすのだ!

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DO・M氏とZERO様のワンツーフィニッシュ。いいねえ、DO・M氏のその顔。

ZERO様はそんなポーズ決める余裕あるなら、もっと飛ばしてこんかい!^^

ところでDO・M氏はこの後いくら探しても見つからなかった。

係員の「立ち止まらずに前に進んで!」の指示に素直に従ったら下山チームに編成されちゃったんですって。

あの日味わった甘酒と玉コンの旨さを、この人はまだ知らない^^。

続いてhayazou様がなにやらニヤけながらゴール。暫し佳い香りに囲まれて上ってきたんですって^^

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Y君も完走。体重100kgをこれで切ったかも。来年はもっと減量してhayazou様のタイムを抜くと気を吐いてましたわ。

よつぴ様も涼やかにゴール。  あれ?いくら待てども、はる様の姿が見えない。まさかパンクリタイアですか?

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ってゴールどころか、既に玉コンニャクを頬張っておられましたわ。拙も並んで配給?を受けるのだ。

紅葉を愛でつつ、熱々の甘酒とカラシをたっぷり付けた玉コン(おでんのダシで煮たような味)を頂く。

 

下山ルートは体重がままならない拙には、やはり恐怖でありました。

特に体重の軽い方の後ろを走ると制動距離の差がばかにならないのですわ。何度も顔が引き攣っちゃったい。

パンクや落車の方々も数人見掛けたけど大事ないと良いなあ。

下山後、DO・M氏(この後は荒サイに走りに逝ったらしい)とY君にお別れ。お疲れ様でした。

チームAKVの面々で昼飯は奥我へ。

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ハバネロラーメン(中辛)とチャーハンを一気食い。もはや俺様を阻むものはナイ・・・

大会の感想など語りつつ楽しく食事出来ました。

はる様とZERO様(この後は釜伏峠に上りに逝ったらしい)とお別れ。

次は12月のtomochan様プロデュースのAKVポタでお会いしませう。

※来年の龍勢はtomochan様もエントリーなさると誰かの記事にコメントで公約?されてたな^^

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hayazou様を深谷で降ろして(お疲れさま)、そのまま産業祭見物へ。

晩酌の肴に「飛鳥の郷施設長直伝!鶏の手羽先あげ」をドンといってしまいました^^

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土産にあゆみ作業所で煎餅とクッキーを購い帰宅。

さて本物のビールを飲みつつ何羽分の翼を納めることが出来るだろうか?もう一つのチャレンジの始まりだ。


龍勢ヒルクライム ウォーミングアップ編

2011-11-15 06:18:15 | 自転車

大会当日、午前5時に出発。hayazou様を拾って霧が掛った道を吉田中学校へ向かう。

椋神社を過ぎると直ぐに、まさかの渋滞に遭遇、別の駐車場所を探さなければかと思ったが、暫く待ち校庭へ。

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受付を済ませ、自転車を組み立てる頃にはすっかり陽も上った。

DO・M氏と連れのY君がやって来た。大会に出るのが初めての二人の表情は既に「暗いまあ」となっている。

サイクルモードショウの展示ような自転車の数々とローラー台が発するギュンギュン音に気圧されちゃった・・・ですって^^

吉田支所に駐車したZERO様とはる様を探しに行った後、再び中学校に戻る。

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hayazou様がいない・・・と思ったら、あんなところでお嬢さんと親しげに話しているではないですか?!

後に知り合いのブロガーさんだと聞いたが、その場で紹介して欲しかったなあ^^

傍観してても面白くもないので、hayazou様はほったらかしてZERO様を誘いアップに出掛けた。

龍勢会館で、可愛らしい娘さんと親しげに肩を組むZERO様をパチリ・・・なんだか余計惨めな気持ちに・・・

俺達、出走前に負けちゃったのかな? いやいや、この悔しさを走りの原動力とするのだ!

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吊るされた干し柿が郷愁を誘うのであります。

「あの花」のその花の名前は「地縛(ジシバリ)」というのですね。しかし別名「小僧泣かせ」「小僧殺し」とは・・・

なるほど、あの花のその花は、写真のこの花なのかあ。その花の別名の所以を知りたいなあ。

ところで、龍勢コースの鳥居から先の「あの坂」は、「貧脚泣かせ」であるなあ。

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椋神社の境内のカオナシはいなくなってました。

誰が掛けたのか。小さな絵馬が掛けられており、涙腺の弱いオヤジを直撃なり。

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素晴らしい天気になりました。防寒対策は必要なしといった体感温度であります。

「あの花チャリ」を発見!軽量化を捨ててこっち方面を強化するとは^^ そのショウマンシップ見事なり!

さて、そろそろスタート時間だ。でもアップは万全だった・・・のか?