勢いで申し込んでシマッタ大会に向けて何かしらの修練が必要だと判っている。
鯉だって修練を積めば龍に変じて天に向かって空を駆け昇るのだ。
拙だって修練を積めば空は無理でも城峯の坂くらいは駆け昇れるようになるかもしれない。
目指せ60分切り!ペダリングは龍の勢いの如くであります!
しかしチームKとしては独りで走る場合、苦しくなるとすぐに言い訳を見つけて止まってしまい限界突破できないのデス。
そこで、今回はチームAのはる様(上り坂の途中で足は付かない主義のMリーダーなのだ)に御一緒して頂いた。
道の駅はなぞのに8時待合わせ。
事前には龍勢コースをと御誘いしたのだが、やっぱり激坂練習で願いますと趣旨変更したのであります。
目的のコースより、距離長い坂コース、高い斜度コースを走ってこそ修練といえませう。
この日の拙のクロモリのタン号は、上り坂専用設定に変更してきました。
サドルを5mm下げ、ステムを110mmから100mmに変更し、更に高さを10mm上げた。
CSを11-28Tから13-25Tに換装して阿波ダンシングし易くしました。
拙のルーラー脚質?に合致するかどうかは判りませんが、上り坂に限れば楽に(速くではない)走れる設定です。
寄居の街中を抜けて一旦140号線に出て、折原からダムを通って荒川を渡ります。
この日は3・4番ゲートから水煙が激しく昇る放水でありました(8:25)。
ダムサイドは漂着物で埋め尽くされているかのようで一見陸地かと錯覚しそうであります。
少し漂着物観察と参りませう。
ドラム缶 風呂桶だよね?
過ぎ去った夏の想い出の小道具達 荒川にはシャチがいるんだよ・・・
ダムを渡り終えたら川に沿って上流側へ進み、この日1本目の激坂修練の開始であります。
先の台風の影響なのか木の葉や枝が路面に多く散乱しています。
下手にトラクション掛けると激傾斜と相まって容易く後輪が空転するので、俺様の脚力すげぇ~と勘違い出来ます。
風布館の脇に出てきました。川沿いに咲く彼岸花が綺麗であります(8:52)。
花より人を撮るほうが難しいと聞き齧っていたので、花を撮るはる様を撮ってみました^^
題は「自転車を背負ってうずくまりパチリする人」であります。
風布館から塞神峠まで2本目の激坂修練。日本水汲みの誘惑にも負けずに上れましたわ(9:15)。
続いて釜伏峠、二本木峠を抜けて、ふれあい牧場へ向かいます。
やっぱりこのルートはキツくて阿波ダンシングというより千鳥足ダンシングといった感じでしたわ。
ソフトクリームで燃料補給(9:56)。 ソフトクリームは牛乳から出来ているのさ!と実感できるお味です。
秋桜といえば・・・浮かぶのは百恵ちゃん、それともまさし? そんなことを考えているうちに汗もひきました。
3本目の激坂を目指して11号線に降りて新井・落合・越中へと走っていきます。
向かい風があって、にわかアップライトポジションの拙には結構キツイものがあります。
でもこれも修練だから・・・あぁ意識が薄れてイク・・・かもしれない。
ここは・・・涅槃というやつなのか? 賽の河原? なんちゃって腰中の槻川の河原なのであります(10:47)。
それはそれは見事な眺めでありました。あと数年後には彼岸花の名所に数えられるかもですよ。
はる様を止まらせて堂々と休憩するには被写体がある場所に行くに限る^^。
ここからは川沿いに下って(直ぐ上るのですが)栗山線で笠山に上るのであります。
おっと!道標を発見であります! 『右 笠山 左 慈光山』と刻まれた安政のものでした。
ちょっと進んで二十二夜塔の脇で再び撮影会の開始であります(11:08)。
横目ではる様のアングルを盗み見しつつ、こうか?こうなのか?って感じでパチリしてみたのであります。
それにしても見事なシュウカイドウの群生でありましたわ。先の彼岸花といいお勧めのルートであります。
峠という峠の中腹に季節折々の花の種を蒔いて回って、いつかは見事な群生に・・・
自ら言い訳パチリポイントを創る壮大な計画を思いついたのですが、種の多様性に反しそうですね。
やはり自分を鍛えるのが正しいと反省であります。
この日3本目の激坂、林道栗山線を上り始めます(11:19)。この道は最初が急で何度来てもキツいのデス。
延命堂にて(11:37)。「ここは民俗学的に貴重な場所だから止まって見ないと損ですよ!」
ちょっと休みたかったのと、驚くはる様を観たかったのであります。
古びた二十二夜塔がなんともよい味を醸してました。
湧き水好きなら停まらずにはおれまい(11:50)。別に脚が売り切れたから停まったのではないのデス。
焦らず、けれどゼェゼェ言いながら栗山線の終点(萩殿線の終点と同じ)に着きました(12:10)。
先に到着したものの、こうも笑顔で息も切らさず上ってこられると、なんだか悔しいのであります^^
ちょっと煙っててスカイツリーは見えませんでした。さて昼飯を喰いに来た道を引き返します。
相変わらずローディが多い。それにしても皆さん軽そうなホイールを履いてるなぁ。
ラジュモハンでチリなんとかだっけな?期間限定のセットを頂きました(13:04)。
食後は、行ったことが無かった横松郷(裏松郷だったかな?)に案内して頂きました。
ここまでくると松郷峠も激な勾配に感じましたわ(13:37)。
明覚駅も実は始めて来たのであります(14:02)。新しくも味のある駅舎なのですな。
駅周辺のオブジェ?が面白い。
タヌキとウナギ?それともモグラかしら? これ以外も沢山あって正体不明なのも多かったですわ。
高札場跡にある道標(1919年製)や板石塔婆(1323年製)などを観賞しつつ嵐山を抜けて戻る。
この後は農林公園近くまで牽いて頂き、練習の終了! はる様有難うございました。
循環器病院の近くの雑木林で三面青面金剛像を見つけたと一瞬思ったのだが・・・(14:55)。
足元の草を掻き分けると三猿がいない。頭部に馬のような顔があるし馬頭観音像のようでありました。
走行距離102km パンクなし 雨にも降られませんでした^^
三連休を気持ち良く自転車遊びするには、それなりの気配りが必要なのであります。
温泉に入る準備はしてきたけど、この寒さでは湯ざめしそうなので、土産を買って撤収です。
温泉土産といえば温泉饅頭でしょう! チームAお勧めの「ちちや」で先ずはまんじゅうを購いまいました。
白い方は栗餡混じりの漉し餡でありました。どちらも旨かったのであります。
続いては道沿いの農産物(店名忘れた)でフルーツコーン「恵味(メグミ)」やキャベツ等を購入!
この辺りはまだモロコシがあるのですね。生でも旨いとありましたが、レンジでチンして喰ったら甘いのなんの!
恵味の名を覚えておこうと思いましたね。一本100円はお値打ちでした。
八ツ場の辺りは立派な橋などのコンクリート構造物が多いのですね。どうやって造ったのか想像すると楽しいのです。
お次は、やんば館に寄り道です。
「こどもピーマン」と「ジャンボししとう」ですと?! どちらも同じピーマンの小さいのに見えるのですが^^
好奇心で両方とも買いました(一袋100円は安い)。どちらも単独で炒めてオカカ醤油で頂きました。
こどもピーマンは普通のよりずっと肉厚で旨いし、ジャンボししとうはピーマンそのものな感じでしたわ。
温泉たまごもいっときましたわ。
更に下ってあがつまの里にも寄っちゃった。刺身こんにゃくと、おやきに青唐辛子を買う。
結局、家に着く頃には上右の写真の如くの有様でした。
これで後二日の休みも自転車三昧だ!・・・とはいかなかったのデス。
道祖神や鳥頭神社の神代杉を観賞していったのであります。久しぶりにチームKらしくなってきたぞ^^
東吾妻町では、ふるさと祭りが開かれてました。
中島農園のサンつがるが5個入りで500円でしたわ。こいつも家族に評判良かったですわ。
幼稚園の側の踏切ってことなんでしょうが、安直過ぎるような・・・
「停車?」一体誰にどうせよと知らせているのでせうか?
イベントで昭和の自動車が至るところに停められてました。子供の頃に憧れたコスモスポーツもありました。
う~ん、いいネ! 解る人には解るはずであります☆^^
まだまだプラプラしたかったけど遅くなるので撤収であります。
渋川に着く頃には、すっかり日も暮れプチ渋滞、関越道で埼玉に入れば激しい雨に見舞われましたが無事帰れました。
『ZERO様 はる様 寒かったですが、とても愉しかったです。有難うございました。次は全員で行きたいですね。
草津ヒルクライムコースを堪能した後は渋峠に向かうのでありました。
ようやく観光ムードで写真など撮りつつ上るようになってくれました。
日本国道最高地点に着(12:37)。 熊谷ではちょっとお目にかかれない風景であります。
はる様を尊敬しちゃう。拙一人だったら「ワタシエイゴワカリマセ~ン」とか言って逃げちゃうかも^^
でも相手の方々が日本語堪能なことが判り、ちょっとだけお話させて頂きました。
渋峠に着(12:52)。 やっぱり「ちょっと」の基準が大きく異なっていたのデス・・
県境がはっきり示されていると人は色々なことをしてみたくなるのであります。
昼飯はリフトを使って横手山頂に行って、ヒュッテでお洒落に食べるんですって^^
拙としては暖かいものならなんでも大歓迎状態であります。
以外とお茶目なチームAなのであります。
この日、山頂は1℃強の気温だったとか・・・
雲の上の世界のはずですが、この日は雲の中の世界といった雰囲気でした。
ボルシチのセットとカレーパンをいただきました。 ボルシチのスパイスが激効いてましたわ。
人参を残している御方(ストーブで暖をとってる御方ね)がいたのを拙は見逃さなかったのであります。
ヒュッテのワンコに見送られつつ再びリフトに乗って下山します。
渋峠の気温は4℃でありました。下りの寒さに震えつつ天狗山駐車場へ下ります。
お約束ポイントで風景撮影したりしながら、ゆっくり下りました。
途中、道に落ちてた赤い木の実で自転車をドレスアップしてみました。上りと違って下りは心に余裕があるのよね。
さて、お疲れ様でした。後は車中の人となるのであります。いくらも走ってないけど、たまにはいいのだ!
つづく
秋分の日のこと。ZERO様に御誘い頂き、はる様と草津ヒルクライムのコースを走りに行って来た。
事前に聞いたところでは、あくまでの観光で上るんですよとのことだった。
しかし、そこはチームAな方々のこと。いったいどうなることやら^^
でも草津へ行くのは初めてなので愉しみなのでした。
てっきり自走かと思いましたが、待合わせ場所の天狗山の駐車場までは車で移動であります。
これって、しっかり脚を溜めておいて現地で全開ってことじゃないの?
道の駅はなぞのでZERO様と待合わせをしてもらい草津へ向かいます。
出発時点では雨がポツポツと降っていました。やっぱりZERO様は雨王だと思います^^
草津の辺りは雨こそ降ってませんでしたが、9時前の気温は12℃と肌寒い陽気でした。
こう寒いと自転車で坂上りより温泉だよね・・・チームKの心は揺れまくるのでありました。
予定より早く天狗山に着いたので、はる様を待つ間に湯畑を見学しました(9:34)。
麓でこれだけ寒く感じるのだから白根山に上ったら凍えちゃうんじゃないかな?
あぁ、お湯が暖かい。こうなったら、大人しく温泉にでも浸かって・・・あの御方の心も揺れているようでした。
しかし、チームAが寒いくらいで坂上りを諦める訳がなかったのデス。
はる様が到着すると早速ヒルクライムの開始であります。低速で体を動かすと暖かく感じます(10:39)。
草津ヒルクライムのコースは赤城のコースよりずっと斜度も距離も楽だと出走前に教えられたのですが・・・
「今日は観光なんだからゆっくり行きましょう^^」確かにそう聞いたと思ったのデスが・・・
路傍に見える竜胆などの秋の風情に脚を止めることなく上るチームAであります。
不意を突いて前に出ることが出来ました。とにかく瞬間的にでも先頭で上った既成事実が出来ました。
ロープウェイ山麓駅でようやく止まってくれました(11:04)。この時点で、「赤城より楽」発言に疑問が湧いたのデス。
これが殺生ヶ原って奴ですな(11:07)。火山性ガスの匂いプンプン。こんなとこではパンクは御免であります。
九尾の狐が変じた殺生石があるんでしたっけ?道路から見えるのかしら、探しても判りませんでした。
拙の言い訳パチリには目もくれずに上っていくチームA。
観光ポタだと仰ったことを思い出されたのか見晴らしが良い場所でようやく休憩(11:34)。
走れば苦しいが、止まれば寒い。怠け者には走らざるを得ない練習に適した環境と言えましょう。
草津白根レストハウスに着きました(11:56)。空気が薄いのかしら、斜度の割りに結構ツライものがありました。
なにやらZERO様にトラブル?
先程の写真撮影用にギアをアウタートップに盛ったの忘れて発進してシフトチェンジに失敗したみたい^^
ヒルクライムのゴール地点まで来たわけですが、今日のポタリングはこの先の渋峠がゴールなんですって?!
「ここまで来たらもうすぐそこだから」とチームAの御二人は仰るのだが・・・
大都会熊谷に住まう拙は、深谷や寄居に住まう方々との「すぐそこ」のモノサシの差を痛感することになるのデス
つづく
三連休の最終日のこと。
前日は龍勢試走と斜度に関する練習を兼ねて城峯、釜伏に行ってきた。
次は距離に関する練習だ! 比較的斜度があって距離が取れるコースということで赤城に行ってきました。
大会で配布された500円券も使わなくちゃ勿体ないしね^^
7時30分に自走で出発、前小屋から利根川CRに入る。この辺りの土手にも彼岸花が少しずつ増えてきています。
昨日の虚勢ヒルクライムの疲れが抜けていないのか向い風が気になるものの青空が気持ち良いのです。
利根橋から前橋市街に入り上細井の交差点へ向かいました。先の大会当日より大分暑いのであります。
上細井の交差点に着(9:50)。この時点で走行距離は46km超なのでアップは不要であります!
総合観光案内所を目指して早速走り出します。
自己新記録狙っちゃおうかな^^・・・とこの時点では虚勢を張っておりました。
大会前は、あれほど自転車乗りで賑わっていたのに、この日は一人も出会っておりません。ちょっと寂しいデス。
それにしても脚がダルくて踏むことも廻すこともままなりませぬ。
ヘロヘロと自己新記録の遅さで上っていきますが、誰にも抜かれませんわ。
やっとのことで観光案内所に着(10:29)。 今日は給水ポイントの練習も兼ねているので停車するのであります。
今日のゴールは観光案内所だったよね・・・誰も見てないし、自分さえ黙ってればバレやしないさ。
しかし、根が真面目な拙はポケットに入った500円券を使うことを思い出し再び走り出したのであります。
こんなに遠かったとは知らなんだわ・・・姫百合駐車場に着(11:18)。
最初は気持ち良くて結構なことよと思った青空ですが、こうも暑いと憎らしくなってくるのであります。
なんとか挫折せずに総合観光案内所に着きました(12:04)。
サイコンの計測時間から計算すると途中22分近く休憩じゃなくて給水練習してきた訳ですね。
結局のところ134分掛けてゼェゼェ&ヘロヘロと上ってきた訳ですが誰にも抜かれませんでしたよ^^
ラックに掛けられた自転車は拙のも含めて2台のみ、まさに夢の跡状態であります。
ソフトクリームは抹茶に限る!こいつにペットボトルのお茶を組み合わせ500円券を使い目的達成。
観光客から絶え間なく問われる「この自転車ナンボ?」攻撃に辟易したので下山開始であります!
暑い陽気でありましたが、秋の気配が漂っております。
この日は下りでもウインドブレーカー不要の暑さです。紫外線が痛い感覚でありました。
舗装路から雑木林を100メートル弱歩いて一杯清水を味わう。甘露とはこのことなり。
まだ山栗は熟してませんでした。
赤城のモロコシも今日限り。また来年のお楽しみであります。
通水期間も今月一杯かしら。左が第一で右が第二円筒分水工なり。
大沼から水を出して半日掛って第二円筒分水工に達するみたいね。今日も流れる水の豊かさよ。
畜産試験場にて。 どうしてもやってみたかったのであります。
上りは必死なので周囲を見回す余裕がなく、下りはスピード出るのでよそ見する余裕がない。
一里塚や道標、石仏などがポツポツあったりするのですが見落としがちなのです。
次回は紅葉の季節にでもノンビリキョロキョロ上るかな(いつもはノンビリじゃないのか?の突っ込みはナシね)。
利根川CRでは玉村の彼岸花が見事でした。
始終強烈な向い風のせいで、彼岸花に負けない位真っ赤に力んでの帰宅でありました。
楽して鍛えられる夢のような練習方法ないかしら・・・
◆城峯山へ上る 緩そうに思えてやっぱりキツい・・・だってヒルクライムですから
龍勢ヒルクライムのスタート地点に着いた時点で自走距離は47.8km。アップは充分であります。
まぁ、大会じゃないんだから制限速度は時速30kmとしてっと、ゴールまでの目標タイムは40分は無理だな・・・
スタート前は虚勢てんこ盛りだったのですが、鳥居を過ぎた辺りからはる様にチギられてしまったのデス。
途中の下りとなる手前ではる様に待ってて頂き、コースを間違えずに済みました。
途中、湧き水テイスティングの誘惑にも負けず拙としては珍しく止まらず上ったのですがねぇ。
やっぱり目標40分は無理でありました(正確には70分でありますが嘘じゃないでしょ^^)。
ゴール地点の石間峠から望む景色は見事でありました(11:00)。
昼飯を喰いに出牛へ下ります。途中荒れたり崩れたりした林道はスリリンクでありましたわ。
◆お洒落な昼飯 AKV48ポタで食生活に変化が・・・なんだかローディっぽい
はる様の提案で44号線沿いの「かぼちゃとやぎ」へ入る。拙一人じゃ絶対に入れないな^^
チキンとトマトのスープとパンのセットを食す。
これがロハスってやつなのか!・・・かどうかは判りませんが素朴で優しい味でしたわ。
◆販売機コーナー観察
ボトルの水分補給に自販機コーナーに寄ります。この日は何故か大人が復数たむろしておりました。
右から二つめのボタンには値段の代わりに「まいど」の文字が・・・押したらナニが出てくるのかしら?
自販機観察も終わったので、再び出牛、国神、金﨑を経由して長瀞へ向かいました。
◆虚勢ヒルクライム再び
スポーツ公園のテニス場前から釜伏峠(民宿きりしまを途中通る)へ上る道があります。
急勾配となる前の皆野寄居バイパズを潜る辺りに彼岸花が咲いている場所があるので観たかったのであります。
しかし、行ってみると三分咲きといった具合で見頃は次の三連休あたりかな。
「ここまで来たら、ひとつ釜伏峠を経由して帰りませんか?」虚勢ヒルクライムの再開デス。
この道は今までは下り専用で上るのは初めて。牛車の如くノロノロヨタヨタでありました。
とてもじゃないけど釜伏峠まで直行は無理!
民宿きりしまでひと休みであります。 吹きぬける風と景色が爽やかでありました(13:50)。
神社の狛犬も復帰してました、よかったよかった(14:24/95.6km)。
風布館でみかんのかき氷を喰いました。 かき氷の冷たさが嬉しく感じる位の暑い日でした。
この後は、プチ峠を一つ越えて折原へ抜け農林公園経由で帰宅。走行距離128.3kmなり。
『はる様 城峯ルート教えて頂き有難う御座いました。本番までにあと3回は行きたいですね^^
◆プロローグ
龍勢ヒルクライムに勢いでエントリーしてみた。
独りでは心細いので仕事関係からブログ関係まで裏工作して5名程の道連れに成功した。
でも龍勢ヒルクライムって情報では序盤は時速40kmオーバーの高速バトルらしい。
それってホントにヒルクライムですか?
コースは3年程前にポタリングで通ったはずだが・・・どんな道だったけかな。
水車小屋で既に休憩し、鳥居の辺りで血管が切れるかと思ったっけ。後は分岐が二、三あった記憶しかない。
なんとしても大会当日は、失速した挙句に低速移動する障害物と化すことだけは避けたい。
まぁ、ペース配分を間違わなければなんとかなりそうな気はするが早目にどの程度の負荷か知りたかった。
運良くチームAKV48のはる様に誘って頂いたので、日曜日に早速出掛けて参りました^^
さて、試走初回の本日の目標は現地まで自走りということもあるし40分前後としときませうかな?
◆道の駅はなぞので待合わせ
先ずは集合場所の道の駅はなぞのに向かって7時に自宅を出発であります。
この日はとても良い天気でありました。花植木街道沿いで畑に散水してましたが浴びたくなる位であります。
少し早目に着いたので、市の準備を見学します。「にゃんとも可愛いバリ猫専門店 ニャンニャンバリ」に惹かれましたわ。
リュック背負ってきてないのが残念なり。
定刻通り8時にはる様が到着。今回の城峰ルートは、はる様におんぶにだっこのお任せ状態であります。
車の多い140号線を避けて寄居の街中から裏通りを通り、寄居橋で荒川を渡って金尾峠を越えて行きます。
親鼻から栗谷瀬橋で再び荒川を渡って、あとは37号線で道の駅龍勢会館まで一気に走りました。
◆道の駅龍勢会館 あの日見た女の子達の名前を僕達はまだ知らなかった
道の駅龍勢会館に着(9:13)。それにしても暑いのであります。暫し休憩しましょ。
おっ、痛車であります。しかもナンバープレートに注目! なんと秩父ナンバーですわ!
一瞬秩父ナンバーがホントに出来たと思っちゃったい^^
秩父を舞台としたアニメ「あの花(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)」のイベントなのですって。
登場人物の女の子の名が「めんま」で誕生日が9月18日だから「め・918」なのだと教わりました。
ほほぉ~、また一つ知識が増えたぞ!
リアルめんまちゃん達が登場なり。こういうの結構好きなのであります。お願いしてパチリさせて頂きました。
【アテレコ?】
・オジサン お嬢さん、よかったらオジサンに裸足の訳を聞かせてくれるかい?
・お嬢さん めんまですから
・オジサン えっ???
・お嬢さん ウフフッ テッシュどうぞ!
要はアニメのキャラの「めんま」は裸足だから、わたしも裸足なの!ということなのですが・・・
あの御方(名誉の為、実名は伏せます)には、さっぱり通じてなかったことは言うまでもありませんね。
でも、あの御方の鼻の下が普段より伸びていたように、拙(色眼鏡が好きデス)には感じられました^^
それに拙も気付かなかったのに裸足に気付く視点・・・ホントにワタシ老化しちゃっ隊なのか疑わしくなりました。
テッシュもらいました。記念にとっとこうかしら(なんちゃって)。
アニメとお酒・・・なにやらミスマッチのような気もしますが、今はアリというか定番なのであります。
特別純米酒とワインがあるのね。 付加価値設定が拙的にはちと高額であります。手が出ないや・・・
眠くて仕方ない(今日は虚勢はって結構無理しました)ので続きは後日ということで。
う~ん、これヒルクライム兼ねたポタリングの記事のはずなんだけど・・まぁ、勘弁して下さい。
つづく
【働かないアリに意義がある (長谷川 英祐 / メディアファクトリー新書)】
なになに?働き者(者? まぁいいや)だと思っていたアリの7割は休んでて1割は一生働かないですと?!
アリの1割はキリギリスだったのね・・・
しかも働かないのがいるから組織が存続できるんですって。
人間社会で、この説を全て肯定したら色々問題ありそうですが、落ち込んだときには良い支えになるかもね。
ヒルクライム大会における1割(やるときゃやると言いつつ、やる時が来ない)に該当しそうな拙としては有難い本デス^^
大会で遅い拙がいるから速いアスリートがいるのだ!なんだか自信が湧いて来たぞ!
それに休んでいる7割は働く2割が減ると、そちらに移行して働く為に存在しているとも解釈できますね。
だからチームKは、チームVやAが減った場合にそちらで働く為に普段は休んでよいのであります。
冗談はここまでにして、この本は生物学の見地での説明が素人にも判った気にさせてもらえる良書であります。
【スタート地点である合同庁舎へ】
アップを兼ねて宿から合同庁舎まで自転車で向かう。6時前だというのに街中はあっちもこっちも自転車乗りだらけ。
あっちの通り、こっちの店から出てくる出てくる。4号線では連なって走る状態になりました。
まさに自転車乗りの祭典!なにやら嬉しくなってくる雰囲気であります。
要所要所に立つ交通整理の方に挨拶しながら合同庁舎へ向かう。
スタートは300人前後を区切る第8グループに分けられます。
エキスパートクラスである第1グループを除き、あとはカテゴリーに関係なく自分好みで並んだ順です。
拙は考えなしに第3グループの後尾に並びました。
並んで出走を待つ間のこと。なにやらお腹の具合が・・・慌ててトイレへ向かったものの、な、なんと長蛇の列であります。
今にして思えばヒルクライム本番より緊迫した我慢と根性、耐久力の限界を試される時間を過ごしましたわ。
【いよいよスタート】
さすがにタイムアタック中の写真はございません。
道幅一杯に広がる自転車の群れと、明るく応援して下さる沿道の方々。忘れられない情景になりそうです。
結果はというと、序盤は調子良く飛び出したものの、中盤以降はゼェゼェ状態で後半は失速寸前でありました。
道中のこと、
計測開始と同時にhayazou様が飛び出して、あっという間に見失い慌てて追いかけたり
ガシガシと上るママチャリに乗り通学メットを着用した男子に抜かれたり
理由は判らないが、左端を走っていて並走車は無かったにも関わらず、後ろから追突されたり
フラッグシップモデルに乗った方を抜いて「へへ~ん!」と思ったり(ねたみそねみひがみなり)
途中雨がポツポツ降ってきたり、業務関係の緊急連絡が携帯電話に入ってきたり(電源切っときゃ・・・)
退屈する暇ありませんでしたわ。
それにしても苦しい時の声援って有難いものですね。その瞬間だけターボがかかりますわ^^
どうも有難うございました。
ゴール後は総合観光案内所でソフトクリーム(抹茶)を頂く。この日は更に盛りが多かったです。
おのこ駐車場は霧がかかっていて寒い位でありました。 計測チップはこちらで回収されました。
なかなかhayazou様と会えずに焦りました。
カインズホームが無料でスポーツドリングを配布していたので頂きました。
カインズのオリジナルスポーツドリンクで買えば1本68円なり。カロリーオフが嬉しいね。
【そして下山】
下山は集団で結構団子状態で下っていく。
事前の案内や説明では事故防止の為に間隔を空けてゆっくりとと聞いていたが・・・いやいや結構な速度であります。
ブレーキタイミングも皆違うしラインをいきなり変える方もいるし、指先より肝が冷えましたわ。
今後の大会運営の課題となるかもですね。
上りに応援して下さった方々が、下りでは「お疲れ様!」と声を掛けて下さった。
頭を下げながら下りましたが、前橋の方々って暖かいなぁ。
合同庁舎に着いた後にようやく給水車でまえばしの水にありついた(上りは停まる余裕なかった)。
水道水なのでしょうが、柔らかい水でした。
記念品をどれかひとつとのこと。迷わず赤城山麓ビール「赤城の恵」を選択。
さて混む前に撤収であります。 あぁ愉しかった、来年も来れると良いなぁ。
こうして拙の第1回まえばし赤城山ヒルクライム大会は終わったのであります。
【とりあえず減量は明日からね】
やはりジェルの類では空腹感は抑えられませんね。帰りは新町の17号線沿いにある大勝園で満腹なり。
帰宅後は早速、赤城山麓ビールを頂きました。この為に赤城山に上ったのだって感じであります。
土産を忘れ、参加賞?のとんとんストラップを土産だと強弁し苦戦しつつ味わうビールは、ほろ苦かったデス。
そういえば500円券を使わす帰ってきちゃった。せっかくだから3連休にまた上りに行くかな。
体重1kg増だし丁度よいや^^
【検車と受付】
会場に展示されたバイクにうっとり・・・。
いつかは乗ってみたいものであります。でもその前に性能に見合ったエンジンを準備しなくちゃね^^。
さて、観るとこは観たし、そろそろ検車と受付に参りませう。
検車は、ステアリングヘッドとサドルのガタ、及びブレーキの効きを確認するというものでした。
検車済みの証として写真左のようなシールを自転車のどこか(どこでもいいんかい)に貼っておけと渡されるのです。
ちなみに、このシールの粘着力は結構強力で大会終了後に剥そうに剥せない状態となっておりますが拙だけ?
受付では、ゼッケンと計測チップ、参加者リストに、るるぶ特別編集前橋赤城、ポカリスエットをもらいました。
会場のスタンドは高級車がズラリ状態。圧巻でありますね。拙だったらロックせずには離れられませんわ。
【前橋の夜】
宿は新前橋駅近くの格安のところを知合いが押さえてくれていた。
宿到着が17時前であり、暇を持て余しそうなので晩飯を兼ねて新前橋駅周辺をぷらぷらと歩く。
「新」というだけあって比較的新しい街なのでしょうな。拙宅の最寄り駅周辺と変わらない感じであります。
懐かしいガムの自販機と新聞(上毛新聞)配達の少年に出会う事が出来ました。
TONTONのまち前橋(豚肉算出額が全国トップクラスで、豚肉料理コンテストであるT-1グランプリとかあるらしい)。
出来れば豚肉料理など食したかったが適当な店が見つけられなかった。
結局、桃の絵に惹かれた店にて晩飯。 減量に苦しんだ後に計量が済んだボクサーの如く喰うのだ!
この日は夏が戻ったかのように暑かったのであります。だから生ビールを一杯だけ解禁するのです。
飲もぉ♪ 今日はと~ことん盛りぃ上がろぉ~? 気分爽快であります!
ちゃんと生ビールは中ジョッキー一杯で抑えましたよ。我が禁欲的意志の強さを褒めてあげたくなりました。
さぁ満腹になったし、後は宿に戻ってシャワーを浴びて寝ることにします。
【丑三つ時の宿 ホントにあった話であります】
大会当日は5時15分に宿を出発して自転車でスタート地点の合同庁舎に向かう予定だった。
従って睡眠不足にはなりたくないので21時には床についた。
どのくらいの時間が過ぎたのだろうか? なにやら人の泣き声のようなものが聴こえた気がして目が覚めた。
灯りを点けて枕元に置いた携帯電話を探し、時刻を確認すると午前2時ちょっと前だった。
夢だったのかしら・・・灯りを消して毛布を被った。
すると、やはり聴こえるのであります。な・・なんなのだ?! 一体どこから?
霊か?心霊現象ってやつですか? 断続的に聴こえる女性のうめき声だったような・・・
霊はカメラには映ると聞いたことがあったので所構わず部屋じゅうをパチリする。が怪しいモノは映らない。
落ち着け俺! 音源を探すのだ! ・・・どうやら壁の向こう側から聴こえてくるようであります。
まさか壁に塗り込められた・・・その時ふと気が付いたのであります。
これはアレだ!隣室の宿泊客が無料でないほうのテレビを観賞しているのだと。
耳を澄ませば、まさしく正解だったのデス。 よりによってこんな時刻に勘弁して頂きたいものであります。
原因は判ったものの、ナニやら悶々として寝不足になったことは言うまでもないことでありました。
でも隣室の方も大会に行かれたみたい・・・上には上がいるものであります。
つづく