7月18日の海の日、遥か昔は海底だった岩盤が隆起して山地になったという秩父方面に皆様とポタリングしてきた。
あの日以来、連日のアルコール摂取会で記事を書く時間がとれず、遅ればせながらようやくアップのはこびとなった。
詳細は既に皆様が様々な視点で記事にされているが、それ等を読み比べてみるのも面白いものだと思う。
皆様には当日の漕ぎっぷりを自転車に乗ったまま木に登れる位、持ちあげて頂いたが、4日後の本日現在も体中の節々が悲鳴を上げているのが事実であります^^
さて、以下が銀乗視点での、『海の日なのに太陽寺ポタ(略してAKV総選挙)』と銘打った苦行ポタの全容であります。
《銀乗ズレポート・・・ 罵詈雑言?で綴る夏の一日》
◆集合場所は、道の駅はなぞの
自分で待ち合わせ場所を指定したものの、自宅からの所要時間が判らなかった。
前回の赤城ポタで、ZERO様が集合時間ギリギリだったのを散々茶化しただけに、自分が遅れるわけにはいかない。
約束の1時間前に出発し、15分前に到着した。
暫し待つと、tomochan様が到着。勇姿をパチリしたいのでポーズをお願いしてみた。
本当はチームVのリーダーなのだから「シェ~!」とかのポーズを期待したのだが・・・
さすがに、朝からシラフでそこまでのノリは期待する方が間違っていると反省であります。
続いてZERO様が到着。
事前に「今度は絶対早く行きますよ~!」とメールを頂いていたので30分前には来ていると思ったが・・・
上り坂では圧倒的に速いのに、待ち合わせに来るのはちっとも早くないチームAのエースである。
hayazou様がリュックを背負っていらした。おやつ1500円以下のレギュレーション違反の可能性が高いと思った。
リュックの中身を検査しようとしたが、ヤンキーな威嚇ポーズを取りガードするので近づくことが出来ない。
今日の彼はなにやら自信に満ちているようであります(後で判ったが前日にスイーツカーボローディングをしたみたい)。
まだ約束の時間前ではあるが、チームAリーダーのはる様がいらっしゃらない。
そういえば前に奥我で御一緒したとき「道の駅はなぞのって何処にあるの?」と県北民らしからぬ発言を聞いたのを思いだした。
ひょっとして迷子?・・・と思ったが、ちゃんと定刻3分前に到着されたのでした。
むむっ、ひょっとして宮本武蔵戦術なのか?とも勘繰ったが、そんなことするのはチームKだけですね。
初対面のtomochan様が、はる様に名刺を出してご挨拶・・・紳士のオフ会の始まりであります。
◆親鼻から43号線(皆野荒川線)で道の駅あらかわへ向かう
従来ならば秩父へ行くときは140号線(彩甲斐街道)を溯上するのだが、今回は仮にもポタである。
トラック等大型車を気にしながら排気ガズにまみれ走るより、ちょとだけ風景などチラ見しつつ走れるルートにしたかった。
でも出発前に相談したら、いきなり金尾峠を越えてとか、彩甲斐街道をちゃちゃっと等、脚に宜しくない案ばかり出る。
このまま放置すると陣見から城峰を越えてとか、定峰から芦ヶ久保に抜けてとか、先ずはライン下りをとかになりそうだった。
そこで幹事権限を発動し、自分が走ったことないものの地図でみる限りは脚に優しそうな43号線ルートを強行することにした。
途中、野上までは彩甲斐街道を走ったが、波久礼を過ぎた辺りで、美しいローディとスライドした。
予定を変更し、彩甲斐街道を下るポタにしようかとの考えも浮かんだのだが、紳士としてどうかとも思い断念した。
後日知ったのだが、あの御方は走行中にもパチリパチリしていたようだ。
ひょっとして美しい画像が記録されてないか、次回のポタで聞いてみたいと思う。
ちょっと道を間違えちゃった。新皆野橋ビューポイントにて(8:02)。
橋から荒川を眺めると、黄色い歓声が風に乗って聴こえて来た。
水着姿の川ガールを期待して必死に探したが、他の皆様は山の話と風景に集中しておられた。
山や激坂が好きな人は、禁欲的なのだろうか・・・それともアイウエアの奥で視線はあらぬ方向を向いていたのだろうか。
さて、リルートせねばならないのだが、やたらと道に詳しいチームVリーダーの御蔭で直ぐに予定のルートに戻ることが出来た。
これからは心の中では人間GPSと呼ばせて頂こうっと。
皆野荒川線は、のどかな雰囲気の気持ち良い路だが、石仏等が少ないようだ。ゆるゆると上っていく。
峠手前の道路から少し離れた雑木林の中になりやら道標のようなものが目に留まり小躍りした。
しかし、よくよく眺めてみれば「滑りやすい・・・」と一部のチームの方には禁句が刻まれた注意書きでありました。
峠を越えると、ようばけの上部がちょこっとだけ見えた(8:34/47.2km)。
皆様の御言葉に甘えて、石仏石塔らしきものが目につく度に停車して観察させて頂く。
他人の不幸は蜜の味。あの御方の後輪がパンクであります(9:05)。
「チューブが噛まないよう、よく揉み解すのだ!」とのメンバーの助言に「最近、御無沙汰だから・・・」との弱気発言のエース。
一体なんの話なんだかボクには分からないや・・・
でも御無沙汰と仰る割には手つきは慣れたものでありました。
道中、「野鳥獣の供養塔」なんてのもありました。
彩甲斐街道に出てから少し街道を下って、道の駅あらかわで小休憩なり(9:47)。
隙をみて証拠写真を撮って歩くのであります。
うん!インナーだ!! いいね!インナーだ!!
インナーだけど39T・・・・しかもリアが・・・ げげっ!アウターであります。
若干二名程を、大血川沿いに上る道に入る前に潰しとかねばとこの時決心した(嘘です)・・・
つづく
《次回予告》
いよいよ12%の激坂を上り女人高野山へ向かう自転車乗り達。弩Mは誰だ?