漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

サクラサクライド 弐

2016-03-27 19:43:44 | 近場のポタリング
桜咲く頃は、一年で一番、頭上を見上げる事が多い。そう感じるのは拙だけではあるまい。
皆が桜に惹かれるからだろうか、この時期は桜の樹の下で思いがけない自転車仲間に行き会ったりする。
皆、元気そうでよかった^^


3月27日、春分桜初めて開く頃、
館林の茂林寺、寄居の鉢形城址、長瀞の法善寺など桜や春の草花を愛でにエンデュランスマイル。


普段は殺風景な熊谷近辺の利根川CR、この季節は別格だと思う。

刀水橋から昭和橋まで利根川CRを走って館林へと向かった。
羽虫が多く閉口したが、利根川の土手も水面も菜の花色に染まっており、なんだか嬉しくなった。


この年も狸と見上げる桜かな

オレは独りじゃない・・・^^
館林の茂林寺、茅葺の本堂前に咲く満開の枝垂れ桜の古木を眺めたかったのだ。


古木の下に立った幼い子が、花を見上げ「きれぇい」と何度も素直な賛辞を呈していた。
ああ、本当に綺麗だね^^ この季節、桜の樹の下で見掛ける人は皆笑顔であるな。


ときおり吹く風に揺ら揺ら揺れる花を、気が済む(「澄む」の方が適切かな?)まで眺める贅沢。

この道のずっと先に、微笑みを浮かべたエアリス・ゲインズプールが佇んでいる気がした。
この感覚、ファイナルファンタジーオタクじゃなけれや判りませんね。



脳内BGMは、氷室京介氏のCALLING。
平地巡航する際に拙の脳内を流れるBGMのトップ10に常時入っている。


妻沼の聖天さまに寄り道。目当てのニャンコには会えなかったが別の出会いがあったりして。


久しぶりにトラネコがいたので、ナデナデさせたもらった^^

昼喰ライムin寄居。鉢形でエドヒガン桜を花見の際は桜亭と決めている。

昼メシは寄居の「うさぎのキッチン桜亭」。
チキンソテーにサラダ・スープ・ライスのセットにコロッケをつけて1100円なり。

  
カウンター席で、のんびり料理を愉しんで、後半のエネルギー充填であります^^

鉢形のエドヒガン桜、満開なり^^

花曇りの日は花曇りの日ならではの風情があると思う。

桜、人それぞれに御贔屓の場所があるではないだろうか?
それは好みの樹形や花の色形、周囲の景観との取り合わせだったり、
その樹にまつわる想い出などによって、その人にとっての特別な桜になるのだろう。
因みに拙にとっての鉢形のエドヒガンは、樹形萌えなのです^^


金尾峠を越えて長瀞へ。途中、脳内にテキィ~ン!と閃く白いなにかが・・・

見える・・・私にも見えるぞ!!
視界の左隅、枯草の中に小さな白い花が見えた気がしてフルブレーキング。
引き返してみたら、アズマイチゲだった^^


こんな場所に生えていたのね。今年初めて見る花開いたアズマイチゲに心が弾んだ。

法善寺の枝垂れ桜、来週末あたりには見頃になるかしら?

三部咲くらいを期待したのだが・・・まだほころび始めだった。
また来週、雨が降らなければ来てみよう。


そして帰路。

寄居のカタクリ群生地で、雅な紫の色にうっとりしたり、

深谷唐沢堤沿いにソメイヨシノのご機嫌を伺ったりしながら帰宅。

さて、来週は雛祭りであるな^^


走行距離:136 km(総上昇量:753 m)

3月21日 花追いライド

2016-03-21 19:36:34 | 埼玉を走る
3月21日、寄居から皆野、東秩父へ、あちこち季節の花のご機嫌伺い。

午前中は薄曇り。カタクリやアズマイチゲも消沈気味で残念なり。

寄居のカタクリ自生地、まだ日が射しておらず花達もショボ~ン・・・
見ている拙もショボ~ンであります。
こちらは午後に再訪することにして、三沢方面にアズマイチゲを見に行った。

金尾峠を超え、金崎から三沢へイチゲやニリンソウの様子を見ながら82号をコギコギ。

あちゃぁ・・・アズマイチゲもだよ。
カタクリやイチゲの類は福寿草と同じでお日さまにつられて笑うので、訪問時間も大事デス。
こちらも午後に・・・なんて思っても脚が保ちそうにないのでイチゲのご機嫌伺いはまた後日。


話は前後するが、長瀞の桜を眺めながら走った。

井戸の大手桜が咲き始めていた^^ そういえばこの樹もヒガン桜であったな。

金ヶ嶽春日神社上り口にある桜も花がちらほら^^
この儚いような白い花が拙は好きで、毎年見に来ていたりします。
お隣の法善寺の枝垂れ桜達は、まだ蕾。
満開の頃には通りのソメイヨシノ見物と併せて賑わうのであろうな。


ちょいMな走りを愉しみつつ、寄居へ戻る。
ちなみに最初は「ちょい」でしたが、数分後には止めときゃよかった!というのが真実デス。


三沢から枯れたポピー畑を横目に高原牧場へとヨロヨロ上った。
連休だからか自動車が結構通り過ぎていく。
脚が売り切れても、斜行が出来ず腰は痛いは鼻水垂れるはでモウタイヘン。
青息吐息で彩の国ふれあい牧場に辿り着き、ふかふかの羊を撫でさせてもらって気力回復^^


花桃笑う大内沢の郷、雅な桃色に染まっていた。

上ノ貝戸線を大内沢へと下った。

春の苑くれないにほふ桃の花 した照る道に出で立つをとめ
ああ、家持先生にあやかりたいものであるな^^


こいつは絶景じゃあないか。
麓へと伸びた桃色の景色を眺めたくて、見晴の良さそうな所へ上ったり下ったり。
こういう時は、不思議と上り坂が苦にならないのよね。


鉢形のエドヒガン、三部咲強といった咲き具合。

枝が花で埋まり、樹が白く霞んだように見える情景を味わうのは、まだ少し先のことかな。

次の休日、雨が降りませんように。

昼喰ライムin寄居

昼メシは、洋食つばきの、相盛り丼(850円)。
肉厚で柔らかな豚ショウガ焼きとタレカツが一緒の丼に載っている。
あれも喰いたい!これも喰いたい!で優柔不断な拙にぴったりの丼なのだ。
合間にヌカの好い匂いのする漬物を齧れば、最後まで美味しくペロリと喰えたよ^^


さて、本日のトリはカタクリ。

結局この日、花弁が凛と反った花に巡り会うこと叶わずで残念無念。
まあ、まだチャンスはあるさ。
若葉が萌え花咲き誇る季節はこれからなのだから。(注:酸っぱい葡萄じゃないのよ)


走行距離:86 km(総上昇量:1269 m)


サクラサクライド 壱

2016-03-20 17:02:03 | 群馬を走る
拙の住むこの辺りでは、春分の日前後が桜初めて開く頃だ。
この時期は、あちこちで色々な花が微笑むので、行きたい場所が沢山あって悩ましい。


3月20日、館林は茂林寺の枝垂れ桜のご機嫌を伺いに自転車で走った。

眩しいくらい菜花で鮮やかに染まった利根川CR沿いであります^^

行く路の先々左右に菜の花。

走っても走っても菜の花。

そして一面の菜の花。
強風注意報が出ていたこの日の利根川CR峠、体感斜度は8%デス。
風に吹かれてゆらゆら揺れる花と一緒に拙の走りもユラユラ(正しくはフラフラ)。


茂林寺の枝垂れ桜は咲き始めたかな?
ここの枝垂れ桜、花で染まった姿を眺めてみたいと思って数年、まだ一度も叶っていない。



ありゃまあ・・・まだ蕾の状態でありました。

でも、見上げてみれば・・・

陽当たりの良い枝には、こちらに一輪あちらに二輪と花が咲き出しておりました。
暖かい日が続けば来週には見頃となるだろうか?今年こそ見事な眺めを見たいものだ。


館林では気の早い鯉のぼりが泳ぎ出しておりました^^


茂林寺を出て、鯉のぼりや早咲きの寒桜を眺めながら館林市街へ向かった。

昼喰ライムin館林。

まずはベルボアで自生パインのクレープ(300円)を購い店先で喰った。
春の浮き立つ気分にはクレープがよく似合うと拙は思っている^^


そしてメインは、昭和の香りぷんぷんな森田屋支店で中華そば(450円)。
いわゆる佐野ラーメンですな(本店は佐野にあるそうな)。


う~ん・・・このダシは? なんて眉間に皺寄せずに愉しめる優しい味と言えば適当かしら。
一杯きこしめした善男善女達が好い味を醸していた店内で、啜るそばの美味さかな^^


帰路はニャンコを探しつつ、向かい風に翻弄されながらノンビリ戻った。

行田サイクリングセンターのニャンコに会ったの久々。元気そうでよかった。

妻沼聖天さまのニャンコには、またフラレてしまった。
でも、笑い出した桜の花二輪を見つけたので結果オーライとしておこう。


走行距離:62 km(総上昇量:467 m)

皿の上にも春

2016-03-19 22:27:48 | 食・レシピ
なんと華やかな^^ 見れば浮き立つ寿司であることよ。
春雨に濡れた三連休の初日、自転車に乗れなかったが、祭り寿司を見つけ嬉しくなった。


房州の郷土料理である祭り寿司。起源は1800年頃みたい。
最近は、アニメのキャラを図柄にした手作り弁当として知名度を上げている。
そんな祭り寿司、拙の記憶では季節の花などの図柄の、もてなしの御馳走であります。

3月13日 秩父寄居方面花華追いライド

2016-03-13 21:08:00 | 埼玉を走る
3月の第二日曜は山田の春祭り(恒持神社例大祭)。
この日から秩父路には春が訪れるそうな。
でも、天気予報を信じて冬用ウエアで出掛けてよかった3月13日。


ルート概要は以下の通り。
四阿屋山をちょいと上り下り⇒堂上で名残の節分草探し⇒贄川⇒三峰口駅
⇒浦山ダムで昼メシ⇒秩父札所十番の大慈寺ここさけ聖地巡礼⇒山田の春祭りで華見物
⇒寄居で花探し⇒深谷経由で帰宅。


四阿屋山に上る途中、不思議な光景を見た。

設問. 作者は、なにを不思議に思ったのか?答えは最後に。

名残雪で薄化粧した山を眺めながら堂上の節分草自生地へ。

サイコンが表示する気温は0~2℃。
モウ ハル ナノダカラ サムクハナイ・・・
でもグローブを冬用装着してくるの忘れたので指先の感覚が麻痺してシマッタ。


名残の節分草は双子の花を咲かせていた^^

節分草園地は無料開放されていた。今季の節分草は、もう終わりといってもいいだろう。
花の枯れた群生の中、遅咲きの花を探し園地内を歩く。
僅かだが見頃の花を見つけて嬉しくなった。しかも双子の花が混じっていたよ^^
次に来る時は、この花も終わっているだろう。節分草は、また来年のお愉しみでありますね。


節分草からアズマイチゲへと主役交代。もう蕾が膨らんでいた。
これで日さえ射せば花開くだろうに、残念なり。


三峰口駅、ここの雰囲気は旅情気分が味わえるので好き。

新緑の頃に三峰山へ上ろうか。そして中津芋田楽を喰うんだ。
はやく山が新緑にならないかな・・・今からそんな事を考えている。


昼喰ライムin浦山ダム。これが浦山ダムカレーとラーメンだ!
県道73号(秩父上名栗線)をダム方面へ。この坂は何度上ってもMな愉しみを満喫できる。
斜度10%超えの坂道を、雅な牛車の如き速度で上り、ダム資料館内のさくら湖食堂へ。


ダムカレー(750円)諸元  ダムタイプ:重力式ライスダム
カレー高さ:約35mm(ハムカツ部まで), 堤高さ:約180mm(堤体白米部分)
ダムカレー重量:約200g(堤体白米部分)・・・要は中辛のハムカツカレーだわ^^


そしてダムラーメン(500円)。
長ネギと挽き肉が入った甘目の餡が掛かっていて、冷え切った体に嬉しかった。

 
ダムの名を冠したメニュー、
茹で玉子は水質観測装置、ハムカツやカニカマは旧秩父橋をイメージしているらしい。
う~ん、言われてみればそう見えなくもないような^^


秩父札所十番、大慈寺前の祠で玉子の飾りを見物^^

春祭りへ向かう途中、ここさけ聖地巡礼を気取り大慈寺に寄り道した。

これって、玉子の願掛けの飾りだよね?
どなたが掛けたのかは知らないが、なんとも粋なことであるな^^


ホーリャイ!! 恒持神社の例大祭で祭りの華を見物。




この華やかさと素朴さが入り混じった風情が、たまらなく好きなのです。
暫し、めでたい春を告げる祭りを愉しませてもらった。


拝啓ジロジロ先輩、鉢形城址のエドヒガンの蕾が膨らみ出してました。


この分なら今週中に花開きそうでありますね。

城址近辺のカタクリが蕾をつけて、今にも花開きそうなのもありました。
今週末にはエドヒガン桜やカタクリなど寄居の春告げ花を愛でる事が出来そうです^^


寒い日だったけれど、春の気配をあちこちに感じたライド、あきちゃんのタイヤキ(110円)で〆て終了。

走行距離:137 km(総上昇量:2509 m)

冒頭の答え


根元が折れて無くなっているのに宙に浮いていた杉の木。
なんとも不思議な眺めであることよ^^

定例 春の彩湖で轟沈

2016-03-12 19:03:23 | 自転車

3月12日、TOKYOエンデューロ 2016 in 彩湖でヘロヘロになった日。

己の衰えは、チームメイトの脚を削って帳消しよ (三石琴乃女史風に)。
それが老ディーの特権というものだ (池田秀一氏風に)。 


ゴラァ~!! 今の内にもっと順位を上げとけぇい!!! 
自分ならもっと早く走れる・・・待機中限定の想いに心が滾った。
心に、自分を上げる堅牢強固な棚を保有する拙ならではの感情だろうか^^


脚が折れるまで・・・
いや、それはサラリーマンとしてまずいので心が折れるまで、ブン回す!!!


冬に逆戻りしたような気候に拙の心も冷えまくり。
今春は追い込んでないせいもあるだろう。あっという間に心が折れました。
結果、出走1回目:67分間走行,平均時速37 km。出走2回目:47分間走行,平均時速35 km。
昨年の己を維持出来ておりませぬ。これは次のイベントに向け気合入れなけりゃあデス。


M王様、そしてトレインに乗せて下さった皆様、どうもありがとうございました^^

かくれんぼう

2016-03-10 20:06:00 | 
かくれんぼう 【隠れん坊】
鬼(この場合は捜す役)になった者が、隠れている者達を捜し出す子供の遊び。


何だよこれ、かくれんぼなんだろ? だったら、おまえ見つけなきゃ終われねーだろ!!
あの花の台詞を呟きつつ、抜き足際足忍び足^^


拙の育った土地では「かくれんぼう」ではなく「かくれんぼ」って言ってたな。

庚申信仰の説明色々

2016-03-08 21:59:38 | 青面金剛像など
石仏・塔や石碑などの脇に立てられた説明板中の表現が色々で面白い。

Y町の例

庚申塔
庚申の信仰は、干支で六0年あるいは六0日ごとに巡ってくる「庚申」の年や日に
行われる祭りである。
わが国では平安時代の九世紀初め、貴族社会で始まったのが起こりとされる。
その基ずくところは中国の道教の説である。
つまり、体内に住む三尸虫が庚申の日に眠っている間に、体から抜け出して
天帝に罪を告げるので守庚申といって徹夜で過ごすものだった。


O町の例

庚申さまの由来
人の体内には、目に見えない「三尸」と云う三匹の虫が住み、
一匹は体を飾る黒色の虫で頭の中に住み、おしゃれで虚栄心が強く、
もう一匹は青色の虫でグルメ狂でおいしいものばかり食べたがる美食家です。
他の一匹は白色の虫でお腹の内に住みつき性道徳をみだす色情狂の虫である。
頭と背中とお腹に住む三匹の虫が人にこのような行動をおこさせておきながら
六十日に一度の「庚申」の夜、人が寝ている間に体内から抜け天に昇り、
帝釈天に人の行動を報告し、帝釈天は人の善悪に応じて寿命を縮めたり
地獄に落としたりするので、人は三匹の虫が体から抜け出し
庚申さまの夜に告げ口しないよう徹夜で番をしたり・・・

同じ庚申信仰の説明なのに、どうしてこんなに違うのか?
いつか上記の両極端な二例に勝る説明文を考えてみたい。
傑作が出来たらK市のどこか青面金剛像脇に勝手に立てる暴挙を企てている。

3月6日 春を探しにポタリング

2016-03-06 20:35:22 | 埼玉を走る
二度寝してしまい遠出を諦めた日曜日。
寄居から東秩父へ花の様子を確認しにポタリング(でも走行中の負荷はテンポ走)。


鉢形のカタクリやエドヒガンが咲く日が待ち遠しい。

俯いてカタクリ探したり、見上げて桜の蕾の膨らみ具合を確認したり、首の運動に励んだ。
鉢形城址付近をウロウロして春の進行具合を確認した。
カタクリ、葉は順調に育っていたが、花芽はまだ確認出来ず。桜もまだ暫く先といった感じ。
今年はいつ一番花を見つけられるか、暫く愉しめそうだ。


次は花桃の様子見。294号でかやの湯前の坂をゼェハァ上って大内沢へ向かった。

大内沢の花桃、陽当たりの良い場所の樹は桃色に染まり始めていた。


例年、花桃を見下ろせるお気に入りの場所は、枝を落としたようで、ちと残念。
蕾を付けた枝を持つ樹を求めて、けっこうな傾斜の坂道をよたよた上ってみたりした。
そのまま登谷山へ上る気力も体力もないので、元来た坂を下り、小川町方面へ向かった。


あら?こんなところに蕎麦屋が出来ていたのね^^
東秩父村ふれあい広場前の民家が蕎麦屋になっていた。
ここ半年ばかり、この道を通らなかったので知らなかったわ。


これはいい^^ そば処奥沢の雰囲気と味、拙好みだった。
野菜の天麩羅の揚がり方も上々で、盛りを追加してしまったよ^^

 
この辺のひな祭りは四月だそうで、お雛様が飾られていた。
時を経た風情ある居間で、雛飾りを眺めながら、しやっきりと喉越しの好い蕎麦を手繰る。
こういう雰囲気に弱い拙、すっかりはまって季節感ある美味い蕎麦が愉しめました。
盛り蕎麦大(850円)、並(650円)、天麩羅(200円)。


小川町まで下り、R254号で寄居方面、そして林道梨子ノ木線で再び鉢形。
上り坂で適度に脚を使った後、深谷廻りで帰宅することにした。


草餅は春の匂い。
子供の頃は蓬を摘んで帰り、草餅を作ってもらった。懐かしい春の想い出の一つだ。


牛車に揺られていると、輪に踏まれた蓬のほのかな匂いがしてきた・・・雅であるな。
そんな件を何かで読んだのだが、詳しく思い出せない。


草餅の文字に引寄せられた。
深谷の伊勢屋で三時のおやつに草餅(130円)団子(90円)を購い、帰宅。ポタリングを終了。


走行距離:71 km(総上昇量:1094 m)

3月5日 BLR(房総ロングライド)

2016-03-05 23:54:30 | 千葉を走る
記事を作りながら酒を呑み、酔っては作成中の下書きを公開する失敗を繰り返している。

3月5日、籠原から始発電車(5:41)に乗り、輪行で房総の勝浦へ。
そして浜金谷まで走り、再び輪行で20時前に戻った春の房総ライド。こういう走り方もたまには好いものだ^^


朝メシは、勝浦の食事処いしいで、勝浦タンタンメン。

漁に出て疲労し冷えた体を、癒し温めるに適していたので、根付いたのだったっけ?
朝市会場近くの店では、朝7時からタンタンメンを喰うことが出来るのです^^


食事処いしいのタンタンメン、800円なり。
勝浦タンタンメン、一般に知られる担担麺のようにナッツ類のペーストが入っていないみたい。
挽き肉と玉ネギをラー油で炒めた具に、生玉ネギと白胡麻を載せた醤油ラーメンといえば適当かしら。
一口二口と喰ううちに汗が噴き出してくる。ピリ辛あっさりで朝から美味い一品でありました^^


朝市の雰囲気を愉しみつつ、季節のイベントである雛祭りを見物。

春を感じさせるフキノトウやカラシ菜漬けが目に留まった。とても美味そう。
でも、予想以上に気温が高く、ここから暫く自走するので購うのは断念デス。



朝メシ後のデザート?にサザエのつぼ焼き(170円)を喰って、雛飾りの見物に向かった。

雛人形が一体。雛人形が二体。雛人形が・・・数えきれない程沢山の雛人形。

遠見崎神社の石段に飾られたお雛様達。圧倒的じゃあないか^^

覚翁寺山門前の雛飾りも見事なもの。


吊るし雛かどうかは知らないが、延命地蔵尊堂内のお飾りも素敵でした。
勝浦のビッグひな祭り、見に来た甲斐があったよ^^


勝浦の春を愉しんだ後は、主に黒潮ラインを通って和田浦方面へ。

海沿いの町の、どこかしら懐かしい雰囲気を味わいながら走った。


上総興津駅近くの田辺商店で売っていた、イカバーグ(180円)が目に留まり、ちと休憩。
手作り感あふれる家庭の味、拙は気に入った^^


おせんころがしの現場に寄り道したりしながら、

海沿いの道を、ゆったり走った。

二夕間川河口から入る海沿いの路、ロシア人上陸の地の碑があったりで面白かったです。

キミの名は、ひょっとしてジョナサンかい?


群れから離れ、独り海原を見つめるカモメの姿に惹かれた。
う~ん・・・さっきから立ち止まってばかりで、ちっとも先に進めん!海沿いの魅力恐るべし^^


江見から白浜に向かって道沿いを彩る花畑。


華やいだ景色にペダリングも軽やか。なんとも愉しくなるのです。
春の房総ライドの醍醐味ってやつだねえ^^


昼喰ライムin和田浦
和田浦に来たら、クジラを喰わにゃあなるめえ。


漁港近くの「魚」で昼メシ。ここに来たらクジラを喰うと決めている。
刺身、カツ、しぐれ煮、竜田揚げ、南蛮揚げ、さてなににしよう?暫し迷って竜田揚げに決めた。

 
ツチクジラの竜田揚げにウルメイワシの刺身を付けた定食(1800円)。
適度な弾力のある龍田揚げに、春のウルメの柔らかな味が、なんとも美味かった。


そして、和田浦から県道和田丸山館山線で内房の富浦に抜け浜金谷を目指した。

イカメンチ、やっぱり美味い^^


富浦にある肉乃釜新のイカメンチ(130円)。
サクサクの衣の中は、下味の付いたイカの身がぎっしり。店先での立ち食いは美味さ倍増だと思う。
さて、これでまた暫く走れるぞ。


国道側の未だ走ったことない路を走って、冒険&旅情気分。


古びた隧道や小さな花畑を見つけたり、これぞサイクリングって感じが愉しい。

今回の房総ライドの〆は、金谷のカフェえどもんずで、ほっと一息。


   
浜金谷駅に予定の特急電車到着1時間前に到着したので珈琲タイム。
駅近くの不思議空間で、おすすめコーヒーと炙りバームクーヘンのセット(1000円)で一息。


そして、今回の自走の終了、車中の人となって帰宅。
hayazouさん、おつかれさまでした。

輪行代:7820円なり。


走行距離:87.4 km(総上昇量:674 m)・・・ロングじゃあなかったわ。