ここでは日月、猿、鶏、蛇、邪鬼等を配し四臂以上の人型立像で庚申塔と判断したものを青面金剛像と記しています。
なかには正式には庚申様と呼ばれる青面金剛でないものも混じっている可能性もあります。
そこはひとつご愛嬌ということで勘弁頂きたいと思います。
熊谷市野原の八幡神社脇にある石仏群に混じる青面金剛像が二体。
向かって左手のは邪鬼を踏んでおり、風化のせいなのか二鶏が彫られていたのかどうかよく判らない。
三猿は正面を向いた見猿を中心に言わ猿と聞か猿が向かいあっております。
気になったのは向かって右手のちょっと大きい青面金剛像(天和ニ年?)の方であります。
ニ鶏が丸々と太っているんだな、これが。 それになにやらでかいし^^
三猿もおでこのシワも鮮明でユニークな顔の造形でありますよ。
おまけ
こちらは八幡神社に近い須賀広の釈迦寺前にある青面金剛像。先のと比べるとシャープな造形であります。
この近辺はシンプルな青面金剛像が多いと言えるかどうか、もっと探してみなくちゃです。