桜saka

上り坂を速く上るのは苦手だけど、自分のペースで気持ち良く上るのは結構好きだったりする。

でも、日頃から努力もしないくせに、後続者に抜かれると案外凹んだりする。自分でも、うざったい性格なのだ。

だから、アスリート率の低そうな坂道を探しては、誰もいないと嬉しくなって、鼻唄交じりで走ることが多い。

 

この日も俺様オンステージ状態だったのであります。

♪桜山に行きました　　あの冬の日と同じ道で

 

♪まだ慣れない傾斜の坂　　苦しさこらえ　　上ってみるよ

 

「この先３．０kmの看板」が出ると、この坂一番の難所であるコンクリート舗装の傾斜が待っている。　

一度脚を付いたら再発進は無理。拙はこの場所に敬意を表して桜坂と呼んでいるのだ。

初めての坂でも初めての夏でもないけれど、拙の脚にはフロント３０Ｔが欲しいくらいなのデス。

♪この坂で　ここから　を歩いてく　　

♪するとしばらく　　乗れなくなるけど　　目一杯　　精一杯　　駆け抜けてくんだ（自転車を押してだけど）

 

 

「この先２．５kmの看板」から先の上りは、今までを思えば平地みたいなもんであります。

♪桜saka 　　今はさよなら　あの日から上り続けてる

♪歩くのならばこの坂で　　そう決めて　　見上げた　坂・・・

 

 

とまあ先週の日曜日は、こんなお気楽な感じだった。

今日は赤城山に地場産のトウモロコシの出来具合を確認したついでに白樺線でオンステージと計画していたのだが。

せっかく早起きしたのに外は雨がシトシト降っていて未だ止む気配なし。こりゃ来週に持ち越しだ。

今更ながら昨晩の喰い過ぎが悔やまれるが後の祭りであります。昼前には雨が上がってくれないかな。

そしたら城峯方面へ向けて出陣だ！

 

２０．７

待ちに待った健康診断。この日の為に自らに苦行を強いてきた。

減量してスマート＆体脂肪率減。そして流行りの細マッチョな肉体の獲得によるＨＣタイム短縮を目指せ自分！！

 

三月から約四か月間、毎週のように禁酒宣言をしてみたり、就寝前ラーメンの禁止等、極力自分を律してきた。

 

 

なのに・・・この結果とは・・・脂肪量以上に筋肉量が減っていたのかだろうか。

減量の方は順調に推移していると考えておこう。しかし、体脂肪率が納得出来んのだ。

公表では体脂肪率：２１％切りを目標に掲げていた。

でも、減量結果が思った以上だったので、密かに、こりゃ体脂肪率が１９％台になってんじゃねと期待していたのだ。

急激な減量で腹周りの皮は弛んだが、欲の皮は突っ張った訳であります。

 

さて今後はどうしようか？　今のまま摂取制限を試みるだけでは改善は難しそうだ。

「継続して飲むだけで、みるみるモテモテ細マッチョに・・・」を謳ったプロテインダイエットを試してみようかな。

バーニングマン、赤城、上野村、龍勢に向けた拙の自分との戦いはまだまだ続くのであります。

と言いつつ、タイム短縮からモテモテの方に目的がシフトしてきているような・・・なんちゃって＾＾

 

とある日曜のポタリング

何度も天気予報を調べたり、遠くの空を眺めた後に自転車を担ぎ出した。

野生の狼は二度と同じ罠に嵌らないのだ。　二日続けて濡れ鼠は御免であります。

児玉から稲沢川沿いに杉ノ峠を越えて、桜山へと向かった。

桜山公園上り口近くの神社境内から双体道祖神が、「羨ましいだろ？」と、拙に声を掛けてきた（ような気がした）。

 

桜山公園へと続く５km前後の坂道をえっちらおっちらと上った。

この坂は、汗が吹き出すよな天気の日に上るのが相応しい気がして、冬桜が咲いていない季節も来てしまう。

誰もいない公園で、木陰を独り占め＾＾

鳥の囀りを聴きながら、青空を眺めていたら、ちょっとだけ居眠りをしちまったい。

あれほど時間の掛かった道も下りは、あっと言う間。昼メシ時には、ちと早いので、どこかで時間を潰そう。

汗ばむ陽気なので、水際が心地よい。神水ダムを見学した。

 

この日の昼メシは二日前からピザと決めていたのだ＾＾

パニーノガーデンで野菜のピザを喰った。減量中の我が身に禁断の蜜ならぬチーズの味でありました＾＾

 

杉ノ峠を越えて、太駄、出牛を通って国神方面へ向かう坂道を下り、日野沢へと坂を上った。

水潜寺から秩父華厳の滝辺りでは、ユキノシタの花が満開。

この花は遠くから眺めると可憐だか、近付いてよく見ると結構派手な格好をしている。

野鳥の雛も巣立ちの時期。

上り坂では、よほど上体が潰れてうつむいて走っているのだろう。色々なものが見えるのだ。

地面で休む雛鳥を発見＾＾。自転車を停めて見ていたら、親鳥に威嚇されてしまいましたわ＾＾

 

ゆっくり走っているのだが、やはり坂道は疲れる。天空の楽校で一休み。

冷凍パインアイスを喰ってみたかったのだけど、混んでいたのでカルピスを飲んで撤収。また来よう。

途中で龍勢ＨＣのコースを逆に辿って石間から上吉田に下ろうと思ったが、３６３号は復旧したのか判らないので中止。

結局、下吉田に下りて正解だった。今年の龍勢ＨＣは開催出来るのかな。

 

吉田では、ちょいと志賀坂までひとっ走りしてきたという好敵手と遭遇。有無を言わせずご一緒させてもらった。

見栄っ張りな拙は紳士な拙は先頭を牽いたのだが、後方からラチェット音が頻繁に聞こえた。

結構頑張って漕いでいるのに・・・・これがオールドタイプということなのか・・・

おっちゃん、もっと気張らないと追突されてしまうにゃ。

草むらでギャラリーをしていた猫に声援を受けるも、悔しいけどこれが現実の拙の実力だ。

真夏の祭典まで、あとひと月と少し。なんとかせねば。

走行距離：１２２．２km

 

とある土曜日のポタリング

青空が出た土曜日は、近場をふらふら。

午前中は、秋山から中間平。釜伏、高原牧場へと路傍の花を眺めながら、のんびり走った。

途中、自然の紫陽花の類であろう花が群生している場所があり、停まって、じっくり眺めたかったのだが。

拙の脚力では再発進は困難そうなので諦めた。

天気の方もまずまずで、山頂付近は、なんとも気持ちが良かった。カエデのサイダーを飲みながら、ちと休憩。

 

高原牧場から長瀞の季節の七草を見物するために皆野側に下った。

天空のポピー畑は、すっかり枯れ色。もう暑い暑い夏がそこまで来ているのだな。

 

 

長瀞で不動寺のナデシコ、多宝寺のキキョウを見物した。

ナデシコは盛りをちょっと過ぎていて、キキョウは咲き始め。短い花の盛りを見物するのは案外難しいものだ。

 

午後は、深谷ビックタートルで 、ニャオざね好きのtoropiさんと、ふっかちゃんのバースデーぱーちぃを見物。

この日は、熊谷市のニャオざね主査が、深谷市のふっかちゃんの三歳の誕生日を祝いに来ていたのであります。

昼メシは、会場の屋台で焼きそば。なんだか夏祭り気分であります＾＾

ひととおりイベントを見物した後は、トレインを組む練習を兼ねて陣見山を上った。

これでバーニングマンの風避け対策はバッチリだ（当然、大会では拙の方が牽いてもらうつもり）。

また、宜しくお願い致します。お疲れ様でした。

走行距離：１３０．３km

復活の雨王

一日を愉しく過ごした帰り道、突然の豪雨であります。まさか降られるとは思わなんだわ・・・

 

 

大粒で密度の濃い雨にアイウエアを装着してても目を開いているのが辛くなって、御堂の軒下で雨宿りなり。

なんとも風情があることよ＾＾

 

暫く待ったが、降りやまぬので強行軍であります。久々に泥ディーになりました。

太陽の道を行く漢への道は果てなく遠いようであるな。

傘を鳴らすような雨の日は

終日、自転車に乗って遊んで過ごそうとしていたのに、雨が止まないそんな日は、何をして過ごそうか。

しとしと降る雨なら、近くの公園を散歩したり、図書館に行って物語に没頭したりすることもある。

しかし、傘を鳴らすような雨の降る日は、外へ出るのが億劫だ。

幸いにも、居眠り磐根江戸双紙や、みをつくし料理帖の新刊を買っておいたので退屈はしないのだけど。

 

寝転がって本を読むと、知らぬ間に本を枕に寝てしまっていたりすることが多くなった。

喉が渇いて目を覚ませば、大人の贅沢な休日よ！などと独り呟きつつ、好みの黒ビールを昼間から?んでみたりする。

そして、これまた知らぬ間に寝てしまっていたりするのだ。

 

雨垂れの音を聴きながら、夢心地でうたた寝する休日、グリコーゲン貯蔵に有効だと思っておこう。

でも今度の土日は雨は降らないで欲しいな。

自転車に乗って貯蔵した燃料が脂肪に代わる前に燃焼せねば、数日後に控えた健康診断がヤバそうだ。

目指せ体脂肪率２１％切り！

 

給油

朝練、夜錬と連続でこなした翌日は、減量（全く動かないよりは消費してるはず）の開放日で給油をするのであります。

 

五目あんかけ焼きそばは、焼きそば族の頂点に位置する（あくまでも具のコストがだけど）と思うのだ。＾＾

ソース焼きソバも好き（ざっけない普段着感覚がたまらん)だが、こういった揚げソバ系のよそ行き感も好き。

 

パリっとしたおコゲの部分に、旨味濃厚な「あん」を絡めて口に運ぶ。

半分ほど食べた後に、酢をかけ回して味の違いを愉しんだりするも良し。溶きカラシを付けながら喰うのもいいね＾＾

 

 

写真は深谷の萬来。

 

イギリス料理と紫陽花

タイトルはそのまんま。日曜に自転車で出掛け、イギリス料理を喰って紫陽花を見たという記録であります。

 

日曜日は自転車仲間と走りに行こうと計画していた。

しかし、数日前から天気予報が曇りから雨に変わり、当日朝も、前日から降り出した雨は止まなかった。

泥ディーである拙としては雨降りであっても、お構いなしにサイクリングに出掛けたりすることが多々ある。

でもローディにとっては冗談ではない状況だろう。ここは素直に予定のサイクリングを中止、二度寝したのだ。

１０時過ぎに寝床から這出ると、雨が上がっていた。

ここで走っておかないと、三週間まともに走らないことになり、深刻な状態になりそうだ。ここは走っておかねば。

お洒落に昼メシを喰って、季節の花を観て、無理のない坂を上る。そんなプランで皆野方面へ向かった。

 

イギリス料理を喰えば、カベンディッシュのように走れるようになるんじゃないかな。

そして、頭脳は名探偵ホームズのようにキレキレ＾＾

そんな期待を抱いて、秩父市黒谷のＴＨＥ　ＱＵＥＥＮ　ＶＩＣＴＯＲＩＡ（ザ・クイーンビクトリア）で昼メシ。

イギリス料理といえば、子供の頃、シャーロックホームズを読んで、パイだのプティングだの美味そうな描写に惹かれた。

でも、今まで喰う機会が無かった（というか、栄養重視で味には構わないと聞いて尻込みしていた）。

ヨークシャープディングとビーフカスロール（プディングにビールで煮込んだビーフシチューが入る）を注文。

たっぷりとしたマッシュポテトと温野菜、サラダに、にんまり＾＾　

味付けも気にいったし、１２００円という価格以上に愉しめました。

 

ちょっとだけ坂道を上っておこう。

紫陽花は咲き始めたかな。美の山公園の紫陽花を見物しに坂道を上った。

結論から言うと、状況は宜しくない。荒れた園内の歩道に痩せた感じの紫陽花にがっかりというのが本音だった。

まだ蕾のものも多かったから、これから整備されるのかしら。

 

 

この後は晴れ間の下、路面もすっかり乾いたＲ１４０号をツール気分でひたすら漕いで帰宅。

こんなことなら集合時間を遅らせればよかったかな？後悔先に立たずだ。

人生なかなか思惑通りにはいかないものであるな。

走行距離：９１．１km

雨上がりの夜錬

雨上がりの週末に夜錬。　久しぶりだったのでピッチを上げ過ぎたのか、ちと脚がもつれました。

 

ウォーミングアップをビールで済まし、純米酒×３本のインターバルを実施。

これぞアルコール分解能力の強化練習なり。

 

あまり長い時間、練習を続けると、財布の中身も疲弊するので、早めに切り上げた。

そして、路面の湿った夜道をふらふら歩いてクールダウン。

 

街灯の明りが届かぬ場所で、なにかにつまずいて危うく転びそうになった。

ナニ？！　こんな場所にでっぱりなんてあったかな？？？　

携帯電話の明りをかざしてみれば、なんとウッシーであります。

川も池も遠いこの場所に、どうして来たのだろう？　久々の長雨に浮かれて夜の散歩で遠出したのだろうか。

 

大都会で生き抜くウシガエルだけのことはあって、ザルを自認する拙に向かって「下戸　下戸」とほざきやがった。

ふてぇ蛙だぜ＾＾

 

 

 

コマイヌサン

コマイヌサン　ア！　　　コマイヌサン　ウン！

中山道は坂本宿、八幡神社の狛犬さんであります＾＾

 

 

 

なんとも愛嬌ある御顔をしているのだ。モデルはブルドッグですか？ってな感じなのです。

朝練

しとしと降る雨音と雀共のさえずりで目が覚めた。どうやらまとまった雨になったようだ。

どれ、雀共でさえ朝も早くから雨の中を飛んでいるのだ。拙も見習って朝練（散歩）でもしてみよう。

 

菖蒲の花には、やはり水が似合う。久しぶりの雨に草木も喜んでいるみたい。鮮やかさ倍増なり＾＾

 

万物にとって恵みの雨と言われていても、自転車乗りとこいつ等には、うらめしいものだったりする。　

お～い！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこの二足歩行のお前にゃ、お前！　朝メシ持ってにゃいか？

 

日照りは困るが、降り続くのもかなわんにゃ。　　　　　　夕べから降りっぱなしで濡れ鼠になってしまったのにゃ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同情するにゃらメシをくれ！！

 

 

猫なのに濡れ鼠とはこれ如何に？　　?んでなくても酔狂と言うが如し。

猫に負けずに濡れ鼠になりました＾＾。　週末は晴れるといいな。

 

 

慌て者が撮る写真

まだだ！　まだだぞ。焦るなよ俺。　そうだ！じっくり引きつけろ！

 

こういう時、慌てた方が負けなのよね。

 

ちぃ！　しまったぁ！　落ち着け俺！　まだ間に合・・・・わなかったわ・・・

 

秩父線近くをポタリングをしている最中に汽笛が聞こえると、慌てて線路沿いに向かってカメラを構える。

ばい～んと迫力ある構図で煙と蒸気を吹き出して目の前を走り抜けるＳＬを撮ってみようとすること約３年。

未だ成功した試しなし。けれど連写機能には頼りたくない意固地野郎なのであります。

霧積でのんびり

母さん僕のあの帽子どうしたでしょうね？ 

 

物忘れがひどくなった訳ではありません。大人の休日と称して、霧積温泉に行ってきたのであります。

あれ？これがかの有名な僕の帽子かな？　夏用に麦わら帽子がひとつ欲しくなりました＾＾

 

ヤマボウシにフタバアオイ。雅な緑であるな＾＾

季節は新緑。頭上の至るところでエゾハルゼミの大合唱であります。

エゾハルゼミの鳴き声は初めて聴いたのですが、なんて素敵な音色なんだろう。セミとは思えない＾＾

沢のせせらぎと、セミの鳴き声を聴きながら、ぼうっとしていると心の凝りまで解れる気がするのです。

もっとも拙の場合は、心の狐狸凝りより、筋肉痛の方が深刻なのですが。

 

萌ぇ～＾＾

迷いネコが居着いたとのことですが、人懐っこい仔でしたわ。また会いに行きたいものであります。

 

霧積温泉金湯館、まさに秘湯の佳い宿でありました＾＾

 

 

モテ期再び？

夜道を歩いていたら、急に腕にしがみ付かれてビックリ！！　なんとレディ・クワガタ・ノコギリではないですか？！

もうそんな季節になったのだね。

 

 

 

今年の夏も虫のレディにだけはモテそうな予感＾＾・・・・自分で書いてて、なんだか悲しくなってきたわ。

 

ちくっと蕎麦前に一杯

たまにはこんな風に昼メシを愉しむのもありだね。オヤジのお洒落ランチであります。

混雑する昼時から、ちょいとだけ時間を遅らせて、ちくっと蕎麦前に一杯＾＾

 

拙の美学としては、あくまでも蕎麦を手繰る前の粋な愉しみなので、一合きっかりで終えることにしている。

気の利いた肴と一緒にゆっくりと酒を味わうのであります。

 

お後は、ほろ酔い気分で、せいろを二枚手繰って、ひと手間掛かった濃厚な蕎麦湯で酔いを醒まして御馳走様。

 

奈良の藍にて。