漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

木枯らしの吹く頃に

2015-10-25 20:47:51 | 食・レシピ
深まりゆく秋、日中でも少しずつ寒さを感じるようになってきた。
昼メシに、何を喰おうかと考えれば、タンメン、鍋焼きうどんが浮かんでくるようになるのです。


まだ10月だというのに、朝から、気の早い虎落笛の音が聴こえる日だった。
こうなると昼メシに、なにか暖かいものを喰おうかという気になる。

季節ものの鍋焼きうどんには、ちと早い。
そうだ!久しぶりに伊勢屋食堂のタンメンを喰いに深谷へ行こう^^


胡椒と胡麻油の匂い、そしてシャキシャキ野菜がたまらない。
熱々のスープを絡ませた固茹での麺を、ふぅふぅしながら、すする幸せ^^


厨房から漂ってくるカレーの匂いに誘われて。食欲の秋が止まらない。

食欲の秋、拙の胃袋、一品では収まらない。
具は豚バラ肉とシャクシャクのタマネギのみ。
カレー粉の香り豊かな、煮込まないカレーが、なんとも美味いのだ。



食後は深谷宿付近を散歩。家並みが取り壊された空き地に、小さな花を見つけた。

この辺り、見慣れた家並みが取り壊され、ぽっかり空き地が増えてきており、ちと寂しい。
そんな場所も少し経てば、誰が蒔いた訳でもあるまいに植物が根付き、小さな花を咲かせていたりする。
思えば、ずっと昔の街並みは、こんな風景だったのだろうか?
そんな事を想像しながら、歩いた昼過ぎの路地裏。


散歩したら小腹が空いた。三時のおやつは串団子。

煎茶のお供は、伊勢屋で購った串団子^^
団子を頬張りつつ考える。そういえば、そろそろ焼きイモやタイ焼きが美味くなる季節であるな・・・
こりゃ、当分の間、ポタリングの目的地選びに事欠かないわ。

10月18日 エンデュランスマイル

2015-10-19 19:48:30 | 埼玉を走る
当初は、みなかみ町方面へロングライドに出掛ける予定だったのに寝坊したシマッタ。
上り坂も含めて距離を乗りたかったので、秩父方面へ紅葉の様子見と合わせてエンデュランスマイルなり。
途中、チームマイナーのリーダーに出会い、独りじゃあ、ちと心細い八丁峠から滝沢ダムへ至る隧道多き道も無事走れた。
秋晴れの季節的には暑いくらいの一日を愉しく過ごせました。


シッティングでも後輪が空転して、まるでローラーに乗っているみたい。

R299を志賀坂峠へと向かう途中にある小鹿野町大指の上り坂を初めて上ってみた。
行き止まりの上まで行けば、絶好の紅葉スポットだと思ったのだけれど・・・
濡れた路面に、ところどころ苔が生えていて落ち葉もチラホラ。後輪が空転するするスルスル滑るよ。
下りの転倒リスクを考えて、行き止まりの場所を見ずに探索を断念であります。


志賀坂峠へ至るR299から遠景を望む。御山の上の方が、ちょびっと染まり出していた。

出来るだけ綺麗にペダルが回せるように、程々のケイデンスでトルクをかけながら上った。
こういった負荷だと景色を眺めながら走る余裕も出るし一石二鳥なのだ。


志賀坂から八丁峠へ向かう路、道端のもみじの紅葉が始まっていた。

ここに限って見れば、昨年より半月ばかり早く紅葉が始まっているみたい。今年は秋も駆け足なのだろうか。

そして、路傍の竜胆を愛でたり、

魅力的な隧道を眺めたりしながら、薄暗いトンネルを幾つも通り抜け、滝沢ダムへと下った。
ところで、トンネルの中程って妙に闇が濃くなっていて気分がザワザワしませんか?拙は、なんとも苦手なのです。


滝沢ダムのもみじ橋を渡り、R140の対岸を走った。

ダム湖を左手に眺めながら快適な路は鶉平まで続いていた。
車の往来は極めて少ないし、サイクリング気分を堪能出来ました。


昼メシは、豪勢に肉を焼いて白メシを頬張ったのだ^^

昼メシは三峰口駅まで下り、駅前の食堂そりまちでホルモン焼き定食(800円)。
コンロで肉を焼きながら、美味いタレを絡ませて白メシと一緒に頬張る幸せ^^

 
デザートは、道の駅あらかわで、季節の栗をあしらったソフトクリーム。

季節の味、栗の美味さよ^^ 冷たさが御馳走に感じる秋晴れの日でありました。

走行距離:170 km(総上昇量:2112 m)

選択基準

2015-10-17 17:26:52 | 本と雑誌
ワイン、拙には敷居が高過ぎる気がして、未だ、さっぱり判らない。

日本酒を選ぶのと違って、どうも気が入らない。
理由は、ビジュアル的に似合わない事を自覚しているので、外で飲む事は自分からは先ず有り得ないからだろうか。
でも、味は苦手ではないので、人目のない自宅で、こっそりグラスを揺らしていたりするのです。
銘柄の選択基準はラベルのデザインの一点のみ。金額は1本1000円前後というところで、それなりに愉しんでいる。


自転車に乗れない雨の休日に備えて、常時、数冊は備蓄しております。

料理ものに人情もの、冒険もの、奇譚、そして気楽にニャっと出来そうな本を見つけては活字、マンガを問わず選択している。

本中毒かしら。未読本が切れると本屋へ駆け込みたくなる衝動を抑えることが出来ない。

休日は普段より数時間早く目が覚めてしまう、雨模様だと夜明け前から読書となる訳で。
雨降りだった今日、本屋へ開店早々に駆け込み、ツボにはまりそうな本を探して3冊収獲なり。
ワインで酩酊しつつ、ほっこり、ぞわっと充実した時間を過ごせました。
山怪・・・暫く夕暮れの林道を走れなくなりそうデス。明日のライドは人気の多い路を選択せねば^^

気になる場所へ

2015-10-12 17:31:16 | 群馬を走る
地図を眺めて、あれこれ思いを馳せるのが好き。
そして、地形だったり地名だったり、気になる場所には行ってみたくなるのです。


縁起の良さそうな名に惹かれたからかもしれない。

群馬県神流町の大福峠。以前から、この峠を訪れて是非とも確かめたいことがあったのです。
ついでに距離を踏みたかったので、R462号で上野村にランチに行く途中に回り道してみる事にした。


子供の頃、小島や中州を見ると冒険心が刺激されたものだ。
トム・ソーヤの冒険の影響かな。その気持ちは今も変わらなかったりして^^


きっと、あそこにはお宝が隠されているに違いない!下久保ダムで魅力的な小島に暫し妄想であります。

初めて走る道は、ドキドキが一杯。願わくば、ずっと舗装路でありますように。

小平から船子川沿いに県道172号を上った。

序盤は傾斜も緩やかで、せせらぎに耳を傾けながら、路傍の花を愛でたり、

苔のモフモフ感を愉しみつつ、走っていたのですが・・・
最初の集落を越えた辺りから、徐々に傾斜が増していき、


クリートを外す間も与えてくれない程の激傾斜となり、心臓バクバク&脚腰ガタガタになったのデス。
数メートル程の平地に辿り着く度に、休憩して弩Mなモチベーション充填であります。


神流町持倉。まるで天空の集落みたい。



穏やかな秋晴れの日。なんとも素敵な眺め。ここまでゼェハァ上ってきた甲斐があったってものだ^^
あとは大福峠に向かって平地を行くが如しだ。林道桜井沢線を走って魚尾(ヨノオ)方面へ。


大福峠で大福を喰う。きっと他所で喰うより格段に美味いに違いないと思うんだ。

貴方が落したのは、この白い豆大福ですか? それとも緑色の草大福ですか?
聞く者とておらぬ大福峠で独り言を呟きつつ喰らう大福。とっても美味しゅうございました。

さて、今回の主目的は達した。後は上野村でランチを愉しむのです。


ゆったりとした雰囲気が気に入っている。カフェよたっこでランチを愉しんだ。

枝豆ごはんセット(800円)。
内容は、与太郎豆のご飯、赤芋の味噌炒め、いんげん胡麻よごし、新生姜の佃煮、茄子と若芽の自家製味噌汁。

そして、マロンパンケーキと珈琲のセット(600円)を頂き、満腹満足であります。
  
新落花生や枝豆の塩茹でを御馳走になったり、自転車向きの路を教わったりした。

のんびり昼飯を喰った後は、志賀坂峠を越え、吉田町から長瀞へと抜けR140号で帰宅。


そろそろ冬桜の季節ですな。

その儚さに惹かれるのだろうか? 春の桜に比べ冬桜は、ちょっと寂しさを漂わせている気がする。
道中、鬼石辺りから、冬桜が、ちらほら咲き始めていた。次は城峰公園か桜山公園でも上ってみようか。


走行距離:166 km(躁じゃあなくて総上昇量:2112 m)

秋の匂い

2015-10-11 14:10:47 | 食・レシピ
「匂い」と「香り」、食べ物の場合は「匂い」の方が、しっくりくる気がする。

新蕎麦の季節だ。新蕎麦の匂いを愉しみに参ろうか。
いそいそと、お気に入りの蕎麦屋に出掛けたのですが・・・


日頃、蕎麦の匂いを愉しむのならば、シンプルな盛りが一番だと思っている。

でも品書きに書かれた松茸様の魅力に負け、松茸蕎麦を啜ったのです。

でも、蕎麦なら二、三杯は軽くいけちゃう口だし。二杯目は盛りを・・・

と考えつつも、菊切り合盛りを手繰ったりして、もってのほかですな。

蕎麦より松茸や菊の匂いが勝る訳なのだが、いずれも秋ならではの匂いだし、これはこれでいいのだ^^

そして、晩には炭火で秋刀魚を焼いた。

真赤に熾きた炭火に滴る脂が焦げた匂い、これもまた秋の匂いでありますね。

秋美味し お次は なにを喰おうかな




夏にサヨナラ

2015-10-05 05:34:05 | 群馬を走る
秋の気配を探しつつ走っていても、心の内の夏は、まだ終っていない。
じゃあね。また来年会おう・・・ちゃんと締め括らなくっちゃあ終れないことがあるのだ。なんちゃって^^

そんな酔狂な趣向で、日曜日は過ぎ去った夏の面影を求めてエンデュランスマイル。


ラスト ヒマワリ


 
先ずは、お日さま色に咲くヒマワリを求めて、上武大橋を渡り、大間々世良田線(69号)を走って、みどり市笠懸町へ。
ここでは、毎年、10月になってもヒマワリを見る事が出来るのです。


そしてラスト焼きトウモロコシ

秋空に向かって凛と頭を上げたヒマワリを愛でた後は、R353号で前橋方面へ。
三夜沢町から大胡赤城線(16号)で赤城山へ上って赤城道路(4号)を下り、今年最後の焼きトウモロコシを味わった。
型は小ぶりながら、甘みがのっていて、夏の締め括りに相応しい美味さだった。

そんなこんなで出掛けた赤城山、色々と愉しめましたのよ。


昨年、出会った仔猫、立派なおしゃまさんになっていた^^

大胡赤城線を上り始めてすぐ、忠治館におわすニャンコに一年ぶりに会った。
人に限らす、久しぶりに会った時、元気な姿を見ると嬉しくなってしまうのです。


透き通った風が水面や木々を揺らしていた。


  
昨日の疲れが抜けていないのだろうか? 牛石峠から八丁峠まで牛車の如くの進みっぷりになってシマッタ。
小沼から覚満淵、大沼周辺の風景は紅葉に染まり出しておりました。ここ幸いと脚を止めて、暫し秋の風情を愉しみました。
晴れているのに、半袖ジャージにアームカバー、ウインドブレーカーの装備では震えてしまうくらいの体感温度でした。
でも気持ち冴え冴えであります。

赤城山HCから一週間、大沼側の店では、もうストーブが焚かれておりました。
今年の春と夏に倣って秋も駆け足で通り過ぎていくのでせうか。紅葉狩りライドの予定、早くたてなければかも。


走行距離:143 km(総上昇量:2038 m)

秋の気配を感じにライド

2015-10-03 20:44:32 | 埼玉を走る
10月になり、ギリギリスはホタルになった。
せめてホタルでいられるうちに・・・カチカチ山のタヌキになる前に。極楽トンボになって気分転換しておこう。


収獲の秋というキーワードで浮かぶものの上位に芋類が入っている。
この時期になると、サイクリングがてら、中津川芋田楽を食べに行きたくなるのです。


土曜日は、二瀬ダム側から三峰山を、そろりそろりと上って、山麓亭へ中津川芋の田楽を喰いに行った。
この時期ならではの新芋だと思うと、美味さもひとしおなのであります^^


(妄想で)俺のめんまと見上げる秋の空。龍勢の煙が目に沁みて・・・じきに龍勢まつりなのだなあ。  

行きは、吉田町から黒海土、両神から贄川へ抜けて、三峰山へ。
 
道中、支度の始まった龍勢まつりの会場を眺めたり、路傍の山栗を眺めたり。
出来るだけ脚を止めずに三峰神社まで。エンデューロの良い練習になりました。


山のもみじや草花も、ところどころ秋の彩です。




 
夏に訪れた時は、緑色だった、自生のほおずきの実が赤く熟していた。
草叢でコオロギが奏でる音色に耳を傾け、色付き始めた植物を眺めれば、ああ秋だねぇって感じです^^


帰路も、ところどころで秋を感じながら走っていこう。



白久から荒川辺りの蕎麦畑。もう暫くは花を愉しめそうです。

寺坂棚田、今年は曼珠沙華が咲く風景を見ることが出来なかったな。



黄金色になった棚田に、刈り取られた稲がはざ掛けされた風景も、またよきものなり^^

新蕎麦に新米、はやく喰いたい!秋の風情を愉しむのも乙だけれど、やっぱり食欲の秋だよねえ。
雰囲気ぶちこわしの独り言を呟きつつ、丸山林道をゼェハァ上って定峰から落合に下って17時前に帰宅。
だいぶ陽が短くなってきました。遠出するなら気を付けなければ。


走行距離:178 km(総上昇量:2336 m)